YLxxさんの映画レビュー・感想・評価

YLxx

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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.0

赤眼

先にダメだったところを書いておくと。流石に台詞がウザすぎる、そして主題歌?が何曲もあって日本語ボーカルがウザい。
だがこれら以外は良い、かなり良い。フライヤーの時点でグリッドマンユニバースに似
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ナインハーフ(1985年製作の映画)

3.4

官能映画結構好きなんですがすまないがこれはマジのマジで何がしたいのかわからなかった。映像は良い。だが物語として客に見せるべきところを端折りすぎでは、完全なる服従関係でもなくアラフォーの痛い恋愛を見せら>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.8

ナインハーフ見たかったんだがなんとなくこっちを先に見た。見始めた印象はエンゼルハートですやんといった感じでこの後にナインハーフも見たせいで3作品記憶がブレンドされそう。天国への道(梯子)が垣間見える中>>続きを読む

マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.8

前半後半で温度感違いすぎて怖い。
i like moviesから観たのだが過去に対するアプローチは類似している。

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.5

アニメーションとしてかなり上質である。ロボットと動物で描かれた理由まで見れのであれば面白いのかもしれないがこの映画でそこまでの温度はもてなかった。

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

4.5

高校生の時いや20歳くらいまでは私はローレンスだった。シャウトがない音楽は全てダサいと思っていたしバカにしていた、でも作中でもある通り大学生になるとそんなローレンスが大量にいるので20歳までは気付けな>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.1

人と触れ合った記憶が孤独を生み出す。クリスマスシーズンはその孤独をより一層際立たせ、新たな温かな居場所を作り出す。新たなクリスマス映画の傑作。

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

3.7

そこまでなんかこれ?
面白くないとは言わないが全体的にパンチに欠けるというか個人的には特に印象に残らない。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

映画館で見てたらもっとやばかったわこれは
これが90歳の作る映画かと度肝を抜かれる。エンタメ作品としての完成度は非常に高く映画館で観ていたら印象が変わったことだろう。様々な登場人物の正義に対する考えた
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薔薇の貴婦人(1984年製作の映画)

3.2

マウロボロニーニ結構好きなんだが流石にこれは…街を走るシーンと侍女二人が面白いくらいしか見どころがない

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

4.0

the女性の映画
男からの離脱・脱却これがバブル時代の女性リーマンに受けたのだろうか、ガールズフッドぽさもありつつそれを否定する一匹狼な女性もいる。様々な人がいるのだけど一貫して彼女たちは強くて優しい
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.1

実験的な映像から生み出させる絶妙な空気感。フワフワとしたアンビエントな雰囲気が常に流れる。いつまでも子供でいたいんだよ大人も。だから幼少からの短所は無くさない方が良い、クソは最高に変わるから。映画史屈>>続きを読む

ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.5

しょんべんちびったクソ最高
nowhereを昔から見たくてそのついでに見たがこっちがヤバすぎてぶち上がり
男2女1のロードムービーは最高って決まってる

ノーウェア デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

3.9

90sティーンエイジムービーの教科書的作品
本作以前から何故か観たいリストに入っており遂にスクリーンで見ることに成功したのだが立て続けにみたドゥームジェネレーションと比べるとどこか優等生な作風で全体的
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.5

所詮どんな物事も偶然で出来上がっていると言うのだろうか。ロメールの作家性からいうとそもそも物事に固執するのが間違いなのではなかろうか。また10年後くらいにみようかな

オールド・フォックス 11歳の選択(2023年製作の映画)

3.3

3カップルが交差するシーンで終わった
何がしたいのかが一向に伝わってこない。登場人物4人くらいでよかったやろこれ。時代設定もこのバブル時代である必要あるのか?キャラクターの設定は面白いが構成も映像も物
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

Dフィンチャーのような建物の撮り方にシャマランのような不気味な空気にジュリアロバーツとイーサン・ホーク。家族レベルの話に恐怖を落とし込めているのかと言われると微妙で作劇的に物足りなさを感じなくもないの>>続きを読む

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.3

考え方によってはリアルでこれが現実なのかもしれないが映画に求める要素が無さすぎる。表情が見えない心が見えない。映像はイケてる

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.2

opから引き込まれる映像と内容で最後まで飽きないが前作にあったような強烈な怒りや悲しみは伝わってこない。結局はマキシマスの生き様とキャラクターにすがった時点で負けだったのかもしれない。だが一本の映画と>>続きを読む

まわり道(1974年製作の映画)

3.9

ダージリン急行の元ネタなのでは?そもそも下敷きにゲーテがあるらしいのでどちらも引用元が一緒なだけかもしれないがなんせギャグや鬱の雰囲気が類似している。タイトルを読んだ通りの映画だが、原題を訳すと「誤っ>>続きを読む

太陽の少年 4Kレストア完全版(1994年製作の映画)

4.6

凄いものを朝から見た。この時代の中華圏で作られた青春時代劇の名作の多さには驚かされる。シャオチェンの語りから紡がれる言葉と映像は彼自身の記憶というよりも青年の妄想と中年の淡い記憶が混ざり合って描かれた>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

3.8

アキ・カウリスマキデビューしました。
なんだこのシュールギャグまだ一本では空気感についていけねえ。このフランスとはまた違った乾いた空気が心地良くなるのだろうか。強い女は眩し過ぎる。

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.5

物語や作画を楽しむ以前にキャラクターと細かい設定と世界観が気になる。無能すぎる高橋。なぜか所々タメ口で話す登場人物。たった8000万の借入で復活した蒸留所と買収話を一ミリも聞こうとしない社長。ウィスキ>>続きを読む

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

3.6

映像から伝わってくる胸糞感が異常。マイクニコルズとアーロン・ソーキンさらには豪華俳優でこれが出来上がったの逆に奇跡やろ。テーマが異なっていれば会話も受け入れられただろうがコレはちょっと…

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

見ていてなぜ賛否両論なのかがわからなかった、エンディングも階段からオチまでしっかり足を踏み外さずに登り切った納得の終演。opアニメーションから語られる通り、シンプルに前作への解答を出したように思えた。>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

要所要所にアルフォンソ・キュアロンのChildren of Menを連想させる。鬼才と呼ばれるアレックスガーランドだが彼が他の監督と一線を画すのはストリーテラーとしての圧倒的な土台である。映画の尺自体>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.1

裏窓正直びっくりした。途中単調でつまらない会話劇に何度も寝落ちしたが、現代のSNS全盛期のなんでも切り取ってしまう社会へのアンチテーゼ的作品なのでは?と感じた。一人称で進むストーリーやカメラワークには>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.1

見てから少し経ってしまい印象を忘れてしまった。他の人のコメントを見ていると、パリテキサスはこれを参照したのかもってコメントがあり、完全同意。二人の言葉にできない感情と表情が混ざり合う。若者なら誰しもが>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

3.7

期待しすぎたか?遂に最近の邦画への盛り上げ方いろいろ間違っているのではと感じてきた。SNSや各メディアから絶賛の嵐であった今作。世界に入り込んだようなカメラは、見る者の感情を大きく揺さぶる。しかし登場>>続きを読む