aoiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

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本当にアルゼンチンか?と思えるくらいアジア人観光客が多いブエノスアイレス。
やり直すために来た世界で一番遠い場所だけど、もはや空気が台湾にしか見えない。

どこにいても同じだという感覚。
不器用なふた
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CASTLE(2019年製作の映画)

4.5

戦う者、設計する者、住む者、暮らす者、作る者。猫が新たな時代への移り変わりを伝える役目をする。
目まぐるしく動く視点が世に生きる様々人々の存在を自然に伝える。

なめらかな動きのアニメーションばかり見
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滲み(2023年製作の映画)

1.0

要素を集めていい感じに組み合わせた感じがして、すごい腹立ってしまう。けど、授業で同級生がこれ発表してたら、そう思いながらすごいなと思っちゃうんだろうな。この人のものとして完成してるから。自分のものとし>>続きを読む

来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい(2023年製作の映画)

3.0

アニメーションて自由だよな。
エレベーターの中っていうのが、社会の中でも孤立していて、精神に潜ってる感じがしてぴったりだなと思った。
最近「推す」行為の根源みたいなことに興味あってみた。てか、たぶんそ
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

現代のイケてるパリっぽい音楽と映像。
ミレニアル世代の、と言っているけどパリにいる人々はずっとパリって感じ!
流れに任せる神経が発達しているって感じかも。それでいて、自己をそのまま主張する。
それって
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

本を読んだあとのような感覚になる映画。

例の如く、すごく良かったので感想を放棄気味。
また書くと思う

天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

モラトリアム期間に観た。
今になったら、そのタイミングで見れたの最高やん。

オープニングのテーマと映像が一番大好き。
ビジュアルと音、とか要素の組み合わせが新鮮で大好きなものは感想書けるみたい。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

愛があってつらいけど温かかったです

子どもたちの感情描くのなぜこんなに上手なんだ??
答えを見つけようという発想さえない、感じたままに、けれども周りの空気を敏感に感じ取って動く生きもの…
自分には幼
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

5.0


ティルダ・スウィントンの音に驚く演技が素晴らしい

時間の使い方が無条件に好きだな

最高に好きな映画について語ることを放棄する傾向にある

やっぱり寝ました。


20240207
詩の話をする中
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

むちゃくちゃ疲れた…
お守りみたい、
正直なところ、ジブリにも宮崎駿にも、そこまで思い入れはなかったのだけど、今回初めて真正面から食らった。

観終わったあとに感想を書きたくないと思ったのは久しぶりだ
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.0

課題やりながら見たら、うわ、、才能があると自覚している人と心の持ちようが違いすぎる!!とカウンターパンチ食らった。
今になれば必要なパンチであった。

パンクについて、救世主的なイメージも強く持ってい
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

スコットランドに戻る?
とソフィが聞く。
撫でられているソフィから目が話せない自分に子供を感じる

いつの間にか30歳になっている。

愛おしい娘。ずれ。

体中が沸き立つ感じ。気持ちと身体が一緒にな
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犬王(2021年製作の映画)

4.5

次の舞台これなんだ!とか色々あるけど、自分の持つものをお互いに楽しみ合って、生き生きいられる関係がダイナミックに描かれているだけで泣くのよ。アツい。
能に興味湧いてて、猿楽知ったばかりだったから余計、
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

東欧旧社会主義国の空気感を知りたくて鑑賞⚙

東に住む主人公たちには、レーニン(ソ連)の支配下の中でもドイツ人であるという意識が常にあって、その上で社会主義教育者となった母の気持ちには推し量るとかを超
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

写真だけでも人が動いているように見えてくる…!フォトロマンていうんだ~映画が全盛期ぽい名だ。

短いけれど、2回未来に行く手前で寝てしまい、それが映画に入り込んだようでわくわくな微睡みだった…映像にな
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くじらの湯(2019年製作の映画)

5.0

(心のなかにはなにもことばはないのだけど)

うわーんどこいっちゃったの

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

エンディングソングの全てがぴったりすぎて、あて書きしたのかと思うほど…

時々、あ〜今観てるものは劇なんだ、ち気付かされるシーンがある
発作の感情がわかりすぎる…劇だけど繊細な映画や…

「大切なのは
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老人Z(1991年製作の映画)

3.5

陽気な近未来漫画的メカあったか物語。
全員エネルギーあふれる、楽しい映画!

元気いっぱいで笑いながら観た!
ハッカーじいさん達大好き、看護学校のパソコン室がカッコイイ、看護学生たちが掃除をしている神
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

タイマン最高!
まひろの蛇のような構え‥🐍それはもうさおりさんでした

内輪なムードに入り込むのが不得手な人は、花束のおしゃべりゾーンは途中から楽しめないかもしれない‥私です‥

今作はウザさが増して
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.5

乾いた空気 におい 食べたい 肌のぬくもり わかり合う感じ

感覚が生のほとんどを占めているのに、愛されることを知らない。
理解しようとしてくれる感じ、決して切らないと感じられる繋がり、
人を食べずに
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

愛おしいふたり~~~

まひるがソファでうんうん言ってるシーン、あんなに現実を描写できる人がいるなんて‥泣き‥

アクションもこの二人のもので、

チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ‥

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

大好きッ!とりあえず踊る、体よく振る舞っていても世界は私たちの周りを回るッ!
そんなこと、今は見えないけど!

怖いから努力してそれぞれなりに鎧で固めてうまくやろうとするけど、自然体で世界にぶつかって
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ノベンバー(2017年製作の映画)

4.0

人生が凝縮されすぎて、美しくて、泥臭くて、夢のようで、気づいたら現実すぎた。

狼って、愛の象徴なんだ


感覚を中心として生きる感じ、全然判らない感じが結構あって、自分の生はなにを中心としているのだ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.5

'たかが'世界の終わり、たかがでしかないけれども、しっかりと世界は終わってしまった。

あの感覚、わかりすぎてつらいので、今作品も感情表現が素晴らしいグザヴィエ・ドラン監督、星4.5以上つけたい、つら
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