せいちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

せいちゃん

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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.4

とてもいいSF
ただ、電車の乗客みんなを笑顔にした所で終わっておけばよかったと思う。あのラストもわるくはないけどテンポ的に冗長だし、あのシーンで終わるほうがやっぱりいちばん感動的な終幕だと思う。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.2

しむらー!うしろうしろー!!

ゆっくりと確実に訪れる絶対に逃げられない恐怖。
でもそれはだれかと分け合えるのかもしれない。
だれかに押し付けたりするのではなく。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.5

当然、僕たちはこの物語のエピローグを知っている。

こんなに手汗をかいた映画は初めて。すぐに終わるかと思ったクライマックスの地上400mの綱渡りシーンは予想を超えて異常に長く、Uターンするたびに「おい
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キャロル(2015年製作の映画)

2.5

それほどでもなかった。
と言いつつ目頭熱くなる箇所はいくつかあったんですが。

映画館を出るとき、主人公の人オードリーヘップバーンみたいだねといってる人がいて、ああなんとなく感じてた既視感はそれかあと
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

伊藤計劃の虐殺器官の元ネタのひとつと聞いていたり読んでた本でちらっと言及されてたり、前から気になってたんですが、冬休みの機会にDVD買って見ました。

面白かったです。ちゃんと怖いし。
間宮は臭すぎず
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

職場、自宅を含めてappleやtumblrを思わせるオサレITサービス的な空間で包まれてます。見た目だけでなく音も上品というか、都会の中にいるのにまるで美術館のような静けさが印象的。車のエンジン音とか>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

スペクターのための予習その2


007がだんだんわかってきた。かな。

酒に車にスーツに腕時計に女に、
ダンディズムを表す小道具たちは自分にはアナクロに見えてしまうけど、ひとつの様式美としてこんな世
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

4.0

登頂のシーンも泣けるし、助けが来ないで凍死してしまうのも泣けるんだけど、両方とも一つの行動から生まれた結果。
登山家の精神力と決断力のすごさに感心しつつも、それでも自然に命を奪われてしまう不条理感。
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蟲師 特別編 鈴の雫(2015年製作の映画)

4.6

人の営みの外側に自然があって、時に人の世に不条理を差し込んでくる。
かつては自然と人は同じ理の中にいた。
今は人と自然はコミュニケーションできるのか。
カヤの選択は自然全体と人との関わりを取り戻そうと
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

スペクターの予習。
それほど面白いとは思わなかった。
鬼畜眼鏡くんはとてもよかったです。

身内のいざこざで、スパイの敵としてどうなのかしら。
冷戦が終わった後のスパイ映画はたいへんと聞いたことがある
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

4.0

ノイタミナによるproject itohの第一作

伊藤計劃の残したプロローグを引き継ぎ円城塔が完成させた小説のアニメ映画化。


■美術が美麗
ロンドンの町並み、アフガニスタンの山中、日本は浮世絵風
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

常識あまり期待してなかったけど、みてみたらとても良かった。

期待が低かった分、冒頭のお城でがっちり掴まれた。岡田麿里全開だ!

自分が見てきた範囲では、一番岡田麿里成分濃かったです。

おおくの岡田
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アントマン(2015年製作の映画)

4.3

とても面白かった。

駄目なお父さん復活モノですが、ストレートにやられるとシラケそうなネタをコメディタッチなおかげで素直にのっかって楽しむことができました。

まず、とぎれることなく笑えるシーンがでて
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

思ってたより全然面白かった。

くすぶってるオッサンを慰撫するようなお話かと思ってたけど、(まあそういう面もあるけど)そこにとどまらない感じがする。

ひとつは役者が演じるということの迫力。漫画家漫画
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たまゆら 卒業写真 第2部 響 ひびき(2015年製作の映画)

4.5

聖地はこどもを育む繭になる
そして、大人になるまでもう少し

OVAのころから、このシリーズとも長い付き合いになりました。
この子たちが大人になるまでをしっかり描いてくれるということに、まずは感謝。

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.5

スピード感あふれる脚本
展開覚えるまで何度も見返した

第9地区(2009年製作の映画)

3.8

ニール・ブロンカンプ作品では一番好き

この人の映画は上流階級と下層階級がはっきり分かれていて、下層階級の人々の方がいきいきと描かれている。

エリジウムはおおがかりなSF設定のわりに描かれてる下層の
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ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

3.4

フィリップKディック原作ということで視聴

まあ面白かったけど、あまりディックっぽくはなかったかな

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.6

多くののシーンで複数の鮮やかな色があってきれい。
絵本のようなビジュアルは絵本のような雰囲気を作る。

マーガレットには娘と絵があった。
ウォルターは?

たいがいの人は虚栄心や自意識とうまく折り合い
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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

何度見てもラストは泣ける
平沢進師匠の音楽も最高

今監督はパプリカよりこちらが好き

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

サントラが最高
ケヴィン・シールズの曲聞けるだけでもお腹いっぱい

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

リアルな14才ではなく14才のリアルとは誰の感想だったか。
今はもう初めて観た時のような没入はできないけど、
この映画に心揺さぶられた頃が自分にもあったんだと思い出す。

映画で魂の一作を挙げるならお
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.9

ヒットガールちゃんが最高にキュート。
頭から結末までダレることなく面白い

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