Gioievitaさんの映画レビュー・感想・評価

Gioievita

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.6

多くを語らないフェリオサの潔さと、カッコ良さ。
ハードボイルドです!
とにかく目力がすごい。

マッドマックスの登場人物の関係性が適度に分かりやすく、入門編のような物語。

こうゆう伏線を持った上で前
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.7

物語の構成が好きでした。
人生とは、まさしく終わりなき旅。
展開が読めた部分もあったけど、予定通りではないから旅は面白い。

印象的なシーンがたくさんありました。

見終わった後、岩井俊二監督のLov
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.3

ゴーストバスターズが、いつの間にか家族経営になっていた。。。
初期メンバーが揃って立ち向かう感じは良かったです。
マシュマロマンがグレムリン化してるのにも笑えました。
それぞれの世代にウケる演出になっ
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ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

3.5

ムーミンパパとママの出逢いが衝撃的。
展開も奇想天外。
なにを受け取るかは、観る人それぞれに委ねられている感じ。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

素敵な歌声と映像美で、冒頭からウォンカの魔法にすっかり引き込まれた。
映像はなんとなくビッグフィッシュを思い出させました。

その上ヒューグラントのウンパルンパにローワンアトキンソンの神父。
それだけ
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

ベテランコンビのハートフルコメディ。
ふたりの意地の張り合いが小気味良い。
仲がいいやら、悪いやら。

とにかく景色が良すぎて、バカンス気分で楽しく観られる。

先延ばしにせずに観て良かった。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.5

毎回たくましい女性に鼓舞される漢たちだが、わかりやすくグッときます。

おじ様俳優の豪華競演でも、実際に戦うのは名もなき兵士ばかり。
戦争って、なんなんだろうね。

そんな中でも飛信隊の突撃にはとても
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

なんか、重たい積み木を持たされて劇場を出たような気がします。
亡くなったばあちゃんを思い出した。
ジブリ全部盛りで、監督の集大成と言えばそうかもしれない。

こうゆう摩訶不思議展開は好きな方です。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

アリエルって、こんなにたくましいプリンセスだった?
これもディズニーとマーベルの調和の形なんだろうか。
とてもスペクタクルな仕上がりですが、わたしは好きです。

この作品の実写化で描きたかったのは、リ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ青く燃えて、エモーショナルな作品に仕上がっていた!
後半は感情が高ぶり涙が溢れて仕方がなかった。

まるでso blueのライブハウスの客席で、彼らを見守る人々の一員になったような気分。
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

これが元々のお話なのではないかと思うほど、ファンタジーとリアリティのバランスが素晴らしい。

ピノキオのお話ありきかも知れないが、物語の膨らませ方がとても腑に落ちた。

ラストのくだりもとても好き。
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.8

うまい邦題をつけたものだ。
描かれていたものは少し違う気もするが、とても琴線にふれる物語だった。

そこに何を見るかは人それぞれ。
セリフがとても詩的で美しかった。

彼の描くユーモラスな猫とは対照的
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RRR(2022年製作の映画)

4.1

人にはそれぞれ守りたいものがある。
それがあるから人は強くなれる。

放った銃弾は、やがて自分に飛んでくる。

話は二転三転、演出もド派手。
結局最後どうなるのか予想もつかないが、
終わってみれば、め
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

因果応報。
災いが災いを呼ぶはちゃめちゃムービー。

小気味よい会話のテンポと、かなりディフォルメされた日本で繰り広げるバトルは、昔観たキルビルを彷彿とさせます。

伊坂幸太郎の描く巧妙なプロットを、
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

自分にも、こんな時間があったような。
いや、無い。

無いのだけれど、どことなく感じる原体験。

きっと草彅剛のぼくとつとした語り口が、ドキュメンタリーな雰囲気を醸し出すのだろう。
周りにいる大人たち
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.7

日本映画とは思えないくらいの、圧倒的なスケール感。
本場中国の映画レッドクリフにも引けを取らない合戦シーンは、大きなスクリーンで見て良かった。

冒頭からの信の殺陣はスピード感もありめちゃくちゃカッコ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

デンジャー•ゾーンのイントロが流れた瞬間に、あっと言う間にトップガンの世界に引き込まれてゆく。

なんといっても映画音楽が俊逸だ。

戦闘機のバトルシーンは目が回りそうなほどだか、なぜかミッションの達
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

能楽をフェスに昇華した世界観はとても好き。

Qweenなどのライブを彷彿とさせる和楽器ロックは聞き応えがある。

しかし劇中けっこう煽りを入れてくるのだが、今ひとつ乗り切れない自分がいた。

私の魂
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.0

スパイダーマンシリーズのアベンジャーズと言った感じ。
ファンにはたまらないシーンが満載。
一方でヒーロー感は少なめ。

変わらず好きのですが、自分の中ではもはやノスタルジーを求めているのかも知れない。

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.1

この映画は「るろうに剣心」ではない。

「るろうに剣心」は、どれもアクションの見応えがあるけれど、それを期待している分ドラマ部分がどうにも退屈に思えた。

しかし今回はまったく違う。

緋村抜刀斎とい
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.8

フリーダム!フリーダム!フリーダム!

何かに捉われていたり、束縛されても、歌う事を止めない。
なにを歌いたいのか、誰に届けたいのか。
苦しみながら生まれた魂の叫び。

アレサ・フランクリンへのリスペ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

個人的にはジャズが好き。
そんな自分でも聴き馴染みのあるオペラでばかりで、シンプルに歌声がきれいで聴き惚れる。

辛い出来事が続くけれど、彼を愛する人たちに導かれて表舞台にあがる。

そんなオペラのよ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.6

私の父は最近ビデオ通話を覚え、用もないのにかけてくるようになった。

ウザいなぁと思いつつも、もしかしてこの電話が最後かもと思うとスルーできずに電話に出る。
けれども特に会話というほどの話もなく、父の
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.9

導入部はつまんねぇドタバタだなぁなんて思ったけど、多部未華子の可愛さに惹かれて観てたら、不意に涙が溢れてきた。
小林武史の選曲がエモい。

志賀廣太郎さんもいい役者だったなー。
今のタイミングで観てよ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

2001年、iPodの誕生はまさに衝撃だった。

ポケットの中に何千もの音楽を持ち歩き、延々と流すことができるようになった。
日常に、ずっとBGMがかけられる環境。

そんなシームレスな音楽体験ととも
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