キヘンニカミさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

思ったより黒くて無機質な巨大宇宙船。
背景がだだっ広い草原なので異質感が凄いし映像が美しい。
ただ遥かに小さく造形的にシンプルでCG無しのモノリスがあれだけの異様なオーラを出していたと思うとキューブリ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

とんでもねぇ怪物映画に遭遇しちまった。

ワケアリで濁った水しかない裸足王国まで逃げてきた四人のおじさん。
賃金があり得ねえほど低いから一生裸足の濁った水王国コースのはずだったが!?

大金が手に入る
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

オトコとオトコの約束だブルースウィリス。"秘密"はどんな手を使われようと口は割らねえ。

俺はゾンビものはそりゃあ怖くて仕方がねぇけどよ。心霊ものは三度の飯より好きなんだ

評価もイイしよぉどんなゾク
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

後半ひたすら涙袋押さえて観てました

地下掘りか体育会系マッチョしか選択肢が無いアメリカの田舎町。まさに陸の孤島。
そんななか主人公と仲間3人がロケット工学への切符を掴むまでの青春物語。

当時はロケ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ふふふやべぇぇ。。ってなった笑

こんなハッピーエンドってあるんだね。なんかバットエンドの方がマシなんですけど(褒めてるよ)

目先の悪への漠然的な怒りとか、女性と無縁の孤独の苦しみとか、社会的弱者の
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.7

ボクサー系とゆうかスポーツ系敬遠してたけど、ちゃんと見ようと反省しました。

物語(人生)に圧倒的な勝利も完全な敗北もいらないんだって思った。
自分の為家族の為期待してくれる人の為挑み続ける。負けは負
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複製された男(2013年製作の映画)

3.7

まず画面がセピア調で暗いしデスクトップぶっ壊れてんのかと思った。
終盤に近づいてモヤモヤはあるけどやっとストーリーの流れがつかめたわって所を急にビンタされ、もう何がなんだがわかんない状態でエンドロール
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.9

この作品はサスペンスをメインに置くのではなく、新田と山岸を楽しむ作品だと思います。
ホテルマンと刑事という真逆と言っていいほどの職業のふたり
互いのプロ意識の高さゆえに生まれるすれ違いや悪印象が数々の
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テルマ(2017年製作の映画)

3.6

自分が思ってたよりホラー要素がなく、静かに不安を掻き立てるような作品でした。
なるほどこれがスタイリッシュホラーか

ストーリーはとてもスローだと思います。それに重要なシーンまでもスローに感じられる。
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.9

あぁいいねえ青春だねえいつみてもいいわ〜
雫ほんと可愛いわー学校では天真爛漫なのに文学少女だし、冒険好きで猫を見かければ後を追い、話しかけちゃう。極めつけは猫をひとりって言うあたりよ。あー告白したい
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

3.1

はい私は原作ファンです。なのでそういった視点からのレビューです悪しからず。といってもシリーズを追うごとにレンガになっていくので最近はあまり読み進めれてないのですが、、

堤真一演じる京極堂なかなかハマ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.9

自分は生涯宗教というものを理解出来ないと思う。無宗教の環境で育ち無神論唯物論が少なからず浸透している日本の現代社会で育ったので宗教に触れる機会が少なかったというのもあると思うが。
もちろん宗教を悪く言
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.2

映画知識も乏しく現代っ子の御歳3歳の私には百年早かったのかも

雰囲気映画にしてはアメリカへの馴染みもないし憧れもなく、セリフはまぁおしゃれな言い回しとかあったと思うけど実際に目の前でぺらぺら喋られた
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

レビューどおりの難解で頭使う映画。
間接的な表現の意図を探るとかではなく、なんていうのかな
センター試験の現文を最初に問題を読み踏まえたうえで、本文を部分的に読み進めているような感じ。。違うか笑

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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.9

記憶を失った時間にしか過去に戻れないのがなんとも歯がゆい
子供の頃のトラウマってその後の人生を狂わせる十分な要素になりえるし、実際に映画では自殺少年院ストリッパー廃人殺人とかなり不幸な人生で描かれてい
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

サスペンスサスペンス。
自分が頭の中で整理する情報、展開の予測があっちらこっちらに振り回されるため、最後まで集中して見れた。
あー苦手なタイプ同士だなって分かるヒュージャックマンとジェイク・ギレンホー
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.4

他人を本気で応援して嬉しくて泣いたのは初めてかもしれない

本物の愛や友情や空を運よく知っている
自分は結構幸せ

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

ゴズゴズはこんな演技もできるのね
おもわず吹き出すようなコメディで愉快爽快に観れた!満足っ!

と言う訳でもなかったな笑
ストーリーが軽くて、オチがコメディ映画には微妙なオチでなんとも言えない。

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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

戦争ものはメッセージ性とか含まれやすいと思うけど、この映画は緊張感を楽しむアトラクション的な面白さがありました。
一つの出来事にそれぞれの逃げ惑う兵士達の物語があり、場面がばんばん変わる。その為感情移
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

最初のハンニバルレクターの情報や厳重な警備で、その後のレクターの行動が理解しやすい。
そこからクラリス視点のまた違ったレクターを見ていくうちに、レクター博士というカリスマ的人物像を作り上げていく流れが
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フューリー(2014年製作の映画)

3.7

本物の戦車を走らせてるらしいのでなかなか迫力もあり、狭い車内での各役割の戦いがかっこいい。
ラストアクションは絶望的でしたがSSのポンコツ補正でなかなかやり合ってて凄まじい戦いでしたね。

個人的には
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

まずこの邦題とポスターが好き
魔改造した車イスでセグウェイをごぼう抜きするシーンなんですが、映画を見た人ならこのポスター見るだけで微笑ましくなるんじゃないですか?
それほどこのポスター1枚でストーリー
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.9

大泉洋でてるんだ程度の軽い気持ちで見たけど、観終わった後一気に好きな映画になりました。ハマるというのかな

この映画はネタバレ無し前情報無しで見てほしいな。
木村さんほんといい人だよね。のほほんとして
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

なんやあのキラースマイルは!しかも若かりしトム・クルーズ!女も男もイチコロだ
景色だとか車バイクもすごく良かった。イケてる時代だね

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

伏線が一貫して気味が悪い。
おかげで気になりながらもスリラー的な雰囲気を前半は楽しめます。
最後の、怒涛の伏線回収とスペシャルボコボコタイムはクセになる気持ちよさ。
人種差別をテーマにしたストーリーや
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ファーゴ(1996年製作の映画)

2.6

真っ白な雪景色に地平線まで続く一本道。かき氷に果肉入りいちごシロップを垂らしたようなグロシーン。その他にも映像は凄く印象的。
ただ自分にはあってなかったのかも。物語がだんだんと良くない方向に進んでいく
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.9

楽しい青春映画が序盤のディカプリオ演じるリチャードのやらかしで段々とマズい状況になるのは予想はできた。
ただラストは、とびっきりの結末なんかなくあっけなく終わった。そこが良かった。本当にあった地上の楽
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.7

探り探りの映画。
ネットの解説だとかを見るとたくさんのヒントやメッセージが隠されているらしい。劇中では何かのメッセージなのは分かるが、ほとんどが謎から始まり謎で終わる要素でしかなかった。
けど、そんな
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

登場人物皆が心に足りないものを抱えて生きているなか、大切な人を想いやり足りない所を皆の愛で埋め合う。
家族愛というか愛の在り方を見せられたような。

宮沢りえ演じる双葉を中心にみんなが救い救われ合って
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

ハリウッド版の悪い怪獣を倒す怪獣という昭和のゴジラも好きだが、自分はやっぱり初期の謎の怪獣という恐怖のイメージを引き継いだシンゴジラの方が好きです。
それに現代に突然未確認巨大生物が現れたら政府をどの
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.9

次元がとにかく渋くてかっこよくて惚れます。決闘の後の台詞なんてかっこよすぎてオシッコ漏れました。
五ェ門のやつと比べてストーリーはひねりもありオシャレで楽しめました。
やっぱりルパンと次元のコンビがイ
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.0

とにかく素晴らしい作画!殺陣のシーンが圧巻です。激しく早いバッチバッチの刀のアクションもかっこよくて好きですが、この静かで滑らかな殺陣。躊躇のないグロがリアルさに拍車をかけます。
日本人でも堪らない日
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