さくちさんの映画レビュー・感想・評価

さくち

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バカ塗りの娘(2023年製作の映画)

3.6

かなり現代風テイスト。固定観念が蔓延る周囲と衝突しながら、自分の生き方を模索していく。
起承転結もわかりやすく、見やすい反面、やや話の展開が読めるとも感じた。
昔気質の父、卒なくこなす同性愛者の兄、抜
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.4

まじで心臓バクバク。サイコものだと思わなかった。かと思いきや、バリバリに戦争の描写に移る。
映像、音楽でハラハラが止まらない。そしてそれは全くと言っていいほどいい結果を生まない。最初は戦争をある種の美
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阿賀に生きる(1992年製作の映画)

2.9

水俣病の話ってより、田舎に住むおじいちゃんおばあちゃんの生活の方が印象深い。
ただ、自分にはあまり良さがわからず。まだ若いのかも。

カップルズ(1996年製作の映画)

3.0

なかなかベタベタなラブコメ。
性(犯罪?)の描写が真っ直ぐすぎる。ひたすら悪党なんだけど、人間らしさが強くて嫌いじゃない。
ただ、筋がよくわからない。

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.4

人を理解しようとする愛のロボットの話ではなく、人間を脅かす存在として描かれている。
死をどう扱うか。昨日見た映画とも繋がる。モノを作った人は責められない。
最後はいい感じに終わったけど、殺人を犯してい
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

開発者という立場でまっすぐに国の機関と対立する。汚職で潰される技術者がいるって思うと悲しい。よく考えるべき問題だと思う。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

正直に言うと、"長い"と感じてしまった。オッペンハイマーにまつわるストーリーが多く流れてくるが、ただ女好きで核爆弾を作ることへの葛藤くらいしか自分は読み取れなかった。物理の話が多くて、個人的にそこは面>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

アクションコメディーが一番最強なのかもしれない。アクションシーンが綺麗で、撮り方がすごくいい。なおかつしっかりと笑わせてくれて、感情が上下する感じが好き。ちゃんと主人公がカッコよくて、他のキャラも立っ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

不思議な作品。大筋はドイツ少年とナチスガールの恋愛話なんだけど、実は主人公が心優しいとことか、中尉が見逃してくれるとことか、人の優しさが垣間見えて温かい。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.1

戸田真琴からきた。ヒップホップとサムライっていう組み合わせが新しい。正直黒人と武士道は相入れないと思っていたため、この作品があることがシンプルに嬉しい。
劇的なことが起こるわけでもないが、この雰囲気が
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

人形型のロボットが人間に歯向かうようになるという作品。AIが脅威になるみたいな作品はいくらでもあるけど、この作品は伏線回収がしっかりしてて、筋が面白い。そして最後にも、おやっとさせられるところがいいね>>続きを読む

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.0

邦画っぽさが色濃く出ている作品。JKに受けそう。もはやこれは目黒蓮を楽しための映画。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.2

コナンの声優が真実はいつも一つ。ってところに遊び心があって面白い。

原作を読んだことがあったため、思い出しながら観ていた。原作のイメージからそこまでの乖離はなく、普通に楽しめた。ただ個人的には、原作
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

久しぶりに映画を観た。

10代特有の泥臭さと熱心さめっちゃいい。
ジャンルも関係ない。良いものはいい
何を言われても腐らずに取り組んでいるところは本当にかっこいい。見習いたい

絵の迫力がすごいし、
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.3

最近よく漫才を見るから、つかみを意識しちゃうけどワイスピはやっぱり最初が面白すぎる。こうなると最後まで釘付けになる
恐怖は最高の教師
本当に毎度震えるほどかっこいい。車のシーンっていろんな映画で見るけ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ゲームでしか知らない世界が映画化されて、すごい愛情が湧く。人間味あふれるキャラクターの描き方が素敵。かわいい。
ストーリーも90分でわかりやすくまとまっていて、まさにゲームの世界まんま。満足感がすごい
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.9

セックスだけで繋がる関係。そしてパーキンソン病。希望を持つことができず、刹那的に生きるしかないことを強いられた彼女との恋愛。チャラ男こそ意外と根の部分は真面目なのはあるあるな気がしてる。
バイアグラが
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.9

美味いものを作るには、自分も美味いものを食わなきゃ。舌を鍛えろ
良いものをずっと提供し続ける人のマインドが伝わってきた。

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.6

トムクルーズがカッコ良すぎる。絶望的な状況でもすべて覆しちゃうところがいい。
王道爽快ストーリーで元気が出た。

スピード(1994年製作の映画)

3.8

スピード違反で免停の女性が運転してるのウケる。いいキャラしてる
終わり方で、ならばセックスで結ばれようって流れがめっちゃアメリカで好き。話の筋は、バスジャックというとてもシンプルなものだが、爆弾解除の
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.3

山本の癌が見つかった時の病床のシーンがとても印象的。生きろ、それでも生きろ。気迫が凄まじかった。
俳優陣の演技のリアリティがめっちゃすごくてのめり込んだ、当たり前のものをただ消費している自分がどれだけ
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静かなる男(1952年製作の映画)

3.0

村上春樹の小説から飛んできた。ロミジュリ的な展開。やはり昔の映画だと少し退屈してしまう自分がいて、寂しい

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.9

もはやゾンビ映画になってしまい、少し興醒め。ただ、話のスケールが大きく没入感がすごい。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.9

オールドと同じ世界観。壁の中に囲われ、外には未知のモンスター。そしてなぜここにいるのかもわからない。この設定だけでハラハラ。そして裏設定が深そう、かつ続きも気になる展開。いいねえ

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

4.0

父の教えを貫いた子が助かる感動映画かと思ってたけど、資源を大事にして途上国の偉大さを教えてくれた。また、コロナを体験していると、こういう天災も近い未来に起こっても不思議じゃないように思えてかなり怖く感>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

これぞ映画。チョコをめぐる物語
大体こういうのに登場する子は親を探してたりするよね。チョコレートを食べたくなった

そこにいた男(2020年製作の映画)

4.3

ふくらはぎは第二の心臓
モザイクが入ると一気にチープになる  
終わり方が

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.3

時間は解決してくれない、傷口が固まるだけ。 
よくある主題ではあるけど、久しぶりにこういう映画を見たら面白かった。

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.3

人間、動物関係なく生き物全体の愛について。でもやっぱり人間って面白いなって感じさせられた
20秒の勇気を持つ。これだけで変わる出来事もあるのかな。最後の終わり方も、綺麗に伏線回収して最高でした。

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.8

関係がなさすぎる。あなたの美意識が好き。君の目で見られてみたい。
ミスコンという主題も、見る見られるの関係が顕著。山戸結希監督って感じ
兄妹で何してんねん。
好きすぎて相手になろうとする心理は少しわか
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

長い刑務所生活から、シャバに戻る話。グリーンな心を持つ人ほど、生きにくい世の中になっていると感じさせられた。ラストのシーンとタイトルのギャップにえっ、ってなった。感情移入してしまった。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.2

シンプルにホラーがすぎる。冴えない漫画家が成り上がる系かと思ったら、ゾンビ映画だった。もはやスプラッター、大泉洋を使うならもう少し違うやり方もあったのではと感じてしまった(血が苦手なのはある)。原作あ>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

ずっと怖い。圧倒的な恐怖の対象であるサメをさらに巨大化させて、絶望的な展開から仲間を助ける。トラウマを乗り越えて進んでいく様がかっこいい。とどめをしっかり刺すシーンは主人公。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

権力による揉み消し、裏の根回しなどの汚い部分が出ていてなかなか興味深かった。この問題は軽く捉えて良いものではなく、皆が個人のものとして考えるべきもの。原作を読んでいないため、映画としてしかわからないが>>続きを読む

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