わざわざゾンビ映画撮っただけはあるなぁ、という見事なカメラワーク。綺麗。
ゾンビがある夜、フツーに現れてフツーに人間食べはじめるみたいな独特のゆるさがあり、とても面白かった。
メアリー・ピックフォード綺麗!
シェークスピアの原作は、現代の基準からすると女性蔑視の問題作あつかいされがちだけど、この映画は、そのまさに問題とされるシーンばかりを抜き出して1時間にまとめるという手法>>続きを読む
パラサイトというタイトルからすると、ああきっとこんな展開になるんだろうなぁ、と思いながら観ていたが、その斜め上をいく痛快なストーリーだった。映像がやたらスタイリッシュで、それが場面によっては内容とかけ>>続きを読む
観る前は、昭和の時代性を色濃く反映させている原作をなぜ今ごろ映画化??と思っていたけど、見終わってみると意外にこれはこれでアリなんだと納得した。暴走族の物語でありながら、なぜか全体を通して透明で淡い感>>続きを読む
1946年の映画だったんですね。当時の日本だけでなく、第二次大戦に勝ったアメリカでも、こういうストーリーが国民の精神浄化作用として求められていたということに、希望のようなものを感じます。名作ですね!
いままでのタランティーノとは雰囲気の違う今作だけど、間違いなくタランティーノにしか撮れない作品ですね。映画愛に溢れてます。
ディカプリオ最高!物語の中盤以降、彼がなにをしゃべっても笑える。しかも笑える>>続きを読む
昔、新宿にあったシネマアルゴという映画館に、大竹しのぶと永瀬正敏主演の「死んでもいい」という映画を観るつもりで入って、いざ映画がはじまったらこの「12の優しい日本人」が上演されて本当にビックリした。自>>続きを読む
これはもともとサンシャインボーイズの舞台作品だったものを映画にしたわけですね。三谷幸喜得意のいわゆるバックステージもののコメディで、初監督作品なのに不思議な安定感があります。
状況設定が絶妙。「どんな話か?」と聞かれたら「夫婦が新居をたてる話」というシンプルな説明しかできず、そんなドラマ面白いわけないだろーって思われても仕方ないわけだけど、すごい面白い。
すごく面白い!全く同じ設定使って、色んな男女俳優コンビでやって、シリーズ化してくれたらいいのに。
群衆劇という意味では、恐ろしいほどクオリティが高い。脚本技術が炸裂してる。登場人物がことごとくキャラがたっていて大晦日という設定のせいかテンションも高く、まさに有頂天という感じ。唐沢寿明とオダギリジョ>>続きを読む
シチュエーションにリアリティがなくても、登場人物の感情にリアリティがあればドラマは成り立つ。むしろシチュエーションはどんなにファンタスティックでもかまわない、という三谷幸喜の信念に貫かれたような作品。>>続きを読む
原作の小説がとても面白かった。歴史好きの三谷幸喜らしいマニアックなこだわりが随所にあって映像でも十分楽しめた。役所広司と小日向文世のコンビがすごく良い。
主演の中井貴一は今年58歳・・・まじか。
これだけ多数の観客から「可愛い」という評価を得て、それがなんの違和感もないというベテラン俳優はそうはいないのではないか。そして個人的な感想としても、この総理大>>続きを読む
スタイリッシュになりすぎないよう、どこかコミカルな空気も漂わせているところが素晴らしい!
観るまでは、3まで完璧な流れで終結していたのになぜ4をやるのか?と思っていたけど、観終わったらメチャメチャ感動した!これはオモチャのための物語なんだなぁと。トイ・ストーリーなんだから当たり前なんだけど>>続きを読む
ルビーモレノがキュートだった。タクシーを走らせながら映る街の景色に憂歌団の歌が見事にハマってる。監督の映像センスが光ってますね!
はじめて完全版を観た。長いんだけど、それでも完全版を見なければこの映画の本当の良さは見えてこないんだということが痛いほどわかった。物語が長いぶん、あそこにもどってくるラストがすごく気持ちよい!
こんな見事なプロットが1934年の段階で作られていたなんて!その後色々なジャンルの映画に影響を与えてる王道ラブコメですね。名作!!
シンプルでストレートなストーリーを見事に表現しきってみせる役者陣の素晴らしさ!桃井かおりと武田鉄矢コンビのキレッキレの演技と、それを余裕で受け返す高倉健のカッコ良さ。さらにその高倉健を受け止める賠償千>>続きを読む
よく考えたらシリーズの中でも珍しいパターンのストーリーなんだけど、寅次郎メチャメチャカッコいい!!観客が言いたくてウズウズしてる気持ちをズバッと言ってくれる爽快さ!!シリーズ屈指の人気作品というのも納>>続きを読む
渥美清と浅丘ルリ子と船越英二の3人がつるんでの啖呵売のシーン、名場面ですね。もちろん有名なメロン事件のシーンやプロポーズのシーンも。舞台で歌うリリーを想像して語る寅さんの長台詞も。ついでに渥美清がアカ>>続きを読む
なんかが足りない。その足りない部分がこの映画の尺の短さなんじゃないだろうか?
尺が長けれゃいいってもんじゃないけど、あと10分あったらこの2人の関係もっとオトせたんじゃないかと。
男闘呼組っていうネーミングにふさわしい男闘呼あふれる映画。キライじゃない。シブがき隊の映画よりよかったもん。
ホラー仕立ての部分はあるものの、ホラー映画ではなく、完全にファンタジー映画ですね。アジアンテイストなファンタジーというか。舞台が台湾でもベトナムでも香港でも成り立つ感じ。それだけこの映画のプロットが素>>続きを読む