moliさんの映画レビュー・感想・評価

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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.3

優しいパパと、かわいい息子。
2人が醸し出す静かであたたかい空気。おとなしいマイケルくんの行動の端々に、パパが大好きなことが感じられる。
90分ずっと涙止まらないんですが…😭

原題は『Nowhere
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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

3.7

王道ラブストーリーながら、台湾と日本それぞれ素敵に撮られていて雰囲気を楽しめる🖤かわいいショットも多いし、リンちゃんがキュート~☺️
ただ映えを狙いすぎて、バイクに乗って傘さすのはちょっと✋(一瞬で裏
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

観たかったのは、この先のお話…!ガールズ3人の何がどうなって、あの未来にたどり着くの🙃??
キャシーの能力はおもしろいので、それを活かしたアクションがもっとほしかったよ。

細かいところにスパイダーマ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

ヒーリングファンタジームービー🌲🌲
思っていたよりふわっとしていて現実感のなさの方が気になってしまい、いまいち入り込めなかったものの、ビジュアルは楽しめました。

食堂のデザインが素敵。
マサコさんが
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

はぁぁ美しい…🥺
少年のひと夏の成長記。
片っ端からモノにしてしまう、ダヴィドの色気の説得力よ。彼の涙は、アレックスの一途な愛に応えられない悔し涙に思えました。

原作小説のタイトル『俺の墓で踊れ』🕺
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キャビン(2011年製作の映画)

3.7

なんと、なかなかコミカルなホラー!怖さは控えめだけれど、おもしろかった。

ホラーで終盤、地獄絵図になる展開好き🖤
クリヘムはホラーでもヒーロー風情。
ヘルレイザーのピンヘッドさん(風)いたなぁ😆
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

くだらないなぁ😄
エアコンのリモコン1つで、こんなに話がふくらむとは。外出する気がおきない真夏日に、ゴロゴロしながら観るのにちょうど良い感じ🌞
伏線回収は見事だから、そういう作品に慣れる前に観てたらも
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.3

今さらながら、パク・チャヌク監督初鑑賞。韓国映画らしい、バイオレンスとイヤーな気分を味わいたくて。

期待通りのエグさと、さらに謎解き要素もあり、とてもおもしろかった。(もっとひたすら金づち振り回すだ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.6

絶妙に不快感をあおってくる、子どもみたいな生き物。
あんなに気味悪くても、子どもみたいな外見だと、母性が湧いてしまうのか🤔

マイホームを買って、仕事に子育てに追われ、必死に我が子を育て上げたと思った
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君への誓い(2012年製作の映画)

3.8

華やかフェミニンとアーティスト、タイプの違うファッションを着こなすレイチェル・マクアダムスが楽しめる💕
ぜんぶキュート!これでもう満足🤤

ペイジは、あの理由なら家族みんなと絶縁することなかったんじゃ
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.5

ミラジョヴォ版は観たことがなく、ゲームもやっていない。そのせいかな、ときどきよく分からなかった🙄
お化け屋敷感覚で楽しみました!
色気たっぷり、ちょいへたれでキュートなアヴァン・ジョーギアが観られたの
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

海に民宿、花火にセミの声、前田吟に風吹ジュン。染みるなぁ…🎐
サマーウォーズやとなりのトトロみたいに、ニッポンの夏を感じられる。田舎の夏ってなんでこうノスタルジーを誘うんだろう。

前作もそうだったけ
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.9

赤ハチマキ姿のポールダノ~☺️モエ
テンポがよくて、脇を固めるキャストもよくて(とくに弟ピート・デイビッドソン)、庶民の逆襲は痛快で楽しかった!

ゲームストップ株騒動のこと、知らなかったなぁ。勉強に
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.1

しばらくは妻の気持ちに共感し、だんだん夫の気持ちにも同情し、でも最終的には何ともいえない空気のラストで、突き放された気分になる。
監督ひねくれてるなぁ。『ローマ』のジャケみたいなシーンでは、少し涙した
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

硬派なサメムービー🦈
恐怖演出がうまいなぁと思ったら、ジャウム・コレット=セラはエスターの監督だ。
荷物盗られないか心配するような、本筋とは関係ない細かいところがリアルなのもいい。

ブレイク・ライブ
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(1954年製作の映画)

3.8

フェリーニ監督初鑑賞。
ラストのザンパノは、ジェエルソミーナを想っての涙か。孤独な自分を想っての涙か。
アンソニー・クイン演じる粗暴な男が、リアリティがあって憎々しい。たとえそこに愛があったと言われて
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.1

2時間ちょいに、いろんなドラマが詰まってる。
テンポがいいぶん余韻にひたる間もなく進んでいった感じはあるものの、このくらい軽快だと観やすくていいな!

レースの緊迫感がすごかったし、レースの楽しさを擬
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.7

お久しぶりに投稿😊
インシディアスシリーズ3作め。エリーズたちの前日譚!

今作は前半が怖かったな。
最後まで緊迫感が続くほどではなかったけれど、このシリーズは愛嬌があるというか、なんか好き。
ただジ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

1作めは自宅で観て、映画館で観るべきだったと思い、今回は映画館へ。
スクリーンのほうが没入できて楽しめたけれど、やっぱりあまり気分があがらないなぁ🥺(ドゥニ監督の丁寧な描写が、この世界だと長く感じてし
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

ずっと気になっていて、やっと観ました。
まずは、知らなかったこの事件のことを知れてよかった。たった100年前のこと。
鑑賞中(観賞後も)ずーっとずーっと気分が悪くて、それだけ没入していたと思う。

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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.5

インシディアスシリーズ5作め、ランバート家のお話としては3作め。
1・2は観たけれどほぼ忘れていて、今作を観ながら思い出しました。

ダルトン、成長してこんな感じになったんだぁ😀2から10年経っても、
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

リアリティのある言語の使い方が、信頼できる。
フランスに住み、ふだんのコミュニケーションには英語を使う、ドイツ人のサンドラ。作家として言語を生業にしているのに、ときにままならない言語でコミュニケーショ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.9

前衛的なアートのよう。音響も印象的で、あの音に包まれるために劇場で観てよかったと思う。
ただちょっと、ちょくちょく出てくる趣向を凝らした演出の意図が、さっぱりわからなかったよ!それでも作品としておもし
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.3

レオとレミの感情の揺れに心がヒリヒリして、前半は泣きっぱなし🥺
視線で物語る演出が、2人の大きい目もあって冴えていた。
少年2人の演技がとてもよかった。

大多数のなかに溶け込んでおかなければ、と思う
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

サムロックウェルがたくさんウインクしてくれるっ😍
豪華なキャストにアクション満載のエンタメ作品で、シンプルに楽しかった!(カラフルなラブラブアクションに、スケートアクションも👍)

ブライス・ダラス・
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.9

ひどい世の中、異星人のせいにもしたくなる😏
なるほど愛すべき作品。味わい深いチープさ!監督の自虐もよいし、ジャケもよき🖤
サングラスを作っていた人々は、とても苦労しながら反逆の機会を伺っているようだっ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.3

東西統一前、ベルリンの壁がある時代のベルリンが舞台。
人間にやさしく寄り添ってくれる天使たち。ありふれた日常に愛しさを見いだす。
生きることは、煩わしいことさえも素晴らしいんだと思わせてくれる。
天使
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

これまでわりと狭い範囲でストーリーが進んでいたヨルゴス監督の作品が、世界に飛び出すとこんな感じになるんだ。
絵画のような世界。独創的な衣装。世界の果てのような空の色。
映画美術で1番好きかもしれない🐐
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

はじめあんなにキュートだったマウリツィオには、ずっとそのままでいてほしかったよ🥺
夫婦はどっちもどっちだが、娘が可哀想。

レディー・ガガ、ど迫力だったなぁ!
白いレースのドレスがかわいかった💕(ゲレ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.1

おじいちゃんのロードムービー、けれど決して穏やかでない展開。びっくりしたよ…
複数のルディ・コランダーを通して、当時ドイツに生きた人のいろんな立場、考え方が見えてくるのがおもしろい。

原題は「Rem
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.1

ファミリー総出…!
各々主演でアクション8本は撮れる🙄
ストーリーそのものはさすがに新鮮味はないけれど、サプライズで楽しませてくれて、ファンサービスたっぷりの仕上がりでした!(ラスト残してここまでやる
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対峙(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

小さな部屋での、2組の夫婦の会話劇。
各夫婦がどちらの立場なのか途中まではっきり分からなかったり、何か伝えたい言葉があるらしいということだけ冒頭で分かったり、動きのない画でも最後まで飽きないように仕立
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.2

恐竜を描きたかったんだろうか。
描きたいものに設定を合わせにいった感じで、チグハグ🦕
アダム・ドライバーをもってしても感情に訴えかけてくるものもなく、退屈だったなぁ…

👇台題

ブルービートル(2023年製作の映画)

3.9

ヴェノム、スパイダーマン、あとなんだかアイアンマンぽさも混じった、ハイブリッドヒーロー!
陽気でパワフルなラテン系ファミリーにほっこり😊なんでみんなあんなに肝が座ってるんだ。
ちょいちょいホロッときま
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

実在のチーフエクソシスト、アモルト神父のお話。
悪魔払いって、ひと昔前のことだと思ってた。現代でも行われているんだ、という驚き。(悪魔払いは怖すぎると、若い神父の後継者不足らしい)

エクソシストもの
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

この2週間、ひたすら呪術廻戦観てました。アニメはあまり観ないものの、台湾テレビでもやっているので、ちょっと観たら止まらなくなって。
含みのあるセリフの意味が、アニメ2期まで観てやっと理解できたりするか
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