moli

道のmoliのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
3.8
フェリーニ監督初鑑賞。
ラストのザンパノは、ジェエルソミーナを想っての涙か。孤独な自分を想っての涙か。
アンソニー・クイン演じる粗暴な男が、リアリティがあって憎々しい。たとえそこに愛があったと言われても、優しさの欠片も感じられなくて、彼の涙に共感はできなかったけれど。

ジェエルソミーナって素敵な名前。演じるジュリエッタ・マシーナは、とても印象的。
「アザミ顔」って、新感覚だな。

思い返すと、また観たくなってくる。

👇台題
moli

moli