このレビューはネタバレを含みます
法廷ミステリー…ではない。
結婚ってなに?と悩んでいる友人のカップルにこれだよ!と投げつけたい映画。哀れなるもの、バービー続く、崩れゆく男性性へのお焚き上げ3部作の一角。
録音されていた喧嘩を通じて>>続きを読む
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善良であること、愛されることは罪なのか。
"guilty"とセラピストが書きつけたノートにカメラが寄った瞬間にこれは罪悪感についての映画だと思った。
困ったときにどうすればいいですかと問いかけるボ>>続きを読む
役所広司とそれを取り巻く人々の人間愛の演技が好きすぎてなんとか無事に生きてくれ…!と祈りながら視聴。
長澤まさみはメディア側の責任みたいなものを入れ込みたかったのかもだけど、だそくだった。彼女がいな>>続きを読む
4kリマスター版で視聴。
香港の濡れた路地の街並み、レストランの匂いと空気感。
信仰とか祈り…資本主義を離れた中世的な世界観を感じた。
生活の一挙手一投足に対する職人的なこだわりと満足。
かといって負の感情を失ったロボットや僧侶というわけでもない。予定が狂えば怒るし、若者には優>>続きを読む
会社に残って誰か飲みに誘うか?と開演40分前まで悩んだあとに一人で滑り込み。結論から言うと一人で見たほうがよかった。
白人男性至上主義感あってくだらないところもあったけど、生きる上で隣に誰かいても避>>続きを読む
嫌になるほど生々しい。
成功しても上司と寝たからと認められなかったり、どぶに手をつっこむように男社会にはいりこまなければいけなかったり、恋人をデートレイプしたり、恋人が屑になったから最後は冷酷に捨てる>>続きを読む
AIキッドと最初は不慣れながらもじょじょに家族は心をひらいて本当の家族になっていくハートフル・ストーリー、、と思っていたら途中から全然違った。
スピルバーグ節?全開の超サイバーパンクロボットSFが繰り>>続きを読む
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3時間半、全然飽きなかった。
日比谷tohoのワイドスクリーンを意図せずチョイスしてこれはオープニングテーマからこれは凄い映画だとテンション上がりまくり、当時の時代背景の説明がなされて、こんなのディズ>>続きを読む
圧倒的効果音強すぎ問題。
今でも続く日本の社会集団の意思決定方法がよくわかる。
男の悩みの半分は下半身に起因すると言われるその半分の側の話。
医師であり成り上がりの小金持ちっていう設定も、妻の容姿なんて最初全然興味無いのにどんどん嫉妬して性欲と支配欲求でぐるぐるしていくという流れ>>続きを読む
コロニアディグニダのことをいっぱい予習して臨んだ…が、この作品としてのテーマにはあんまり関係ない。
ストップモーション演出は間違いなく素晴らしいけど、ストーリーからのメッセージはあぁ~そうですよねぇ>>続きを読む
ウェスアンダーソン作品はグランドブダペストホテルに続いて2作目。
「これが映画だ!劇作品だ!面白いだろ〜」というのをこれでもかと見せてくれた。
カラフルな舞台、独特のアングルと細部に宿らせるユーモ>>続きを読む
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この映画が大ヒットして社会現象化してるアメリカってスゲーな。
フェミニズムに関する考察は死ぬほどあふれていると思うので、脇に置いて。
男性と女性の権力闘争はまさに戦争で、正義などなく、どちらかを完全に>>続きを読む
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ドラマ版は既習ではじめて一人芝居を観たが、圧倒的な描写力の高さよ。物凄く訛の強いクイーンズなのにほぼ全てのネタで笑えて、下ネタと人間関係ジョークに共通知識は一つもいらないんだって変なところで感動。>>続きを読む
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考察見る前の見終わってすぐの感想
宮崎駿ワールドのごった煮。作画もストーリーもテーマもこれまでの宮崎駿の総集編。
周りに溶け込めない、プライドの高い、理想主義的な少年が冒険を通して、社会と理想の折>>続きを読む
現代老人冒険SFハートウォーミン活劇。
政策は90年代と介護保険施行前、老人問題真っ只中の世相を感じる。
厚生省役人ははどこまでも真面目で正しい。「やり方に多少強引なところがあったのは反省している>>続きを読む
モンスターペアレント、メディアによる炎上、性的マイノリティ。現代ではもはやあるあると化した社会問題を教育的に描く。それぞれがドラマチックで、終盤ですべての真実?が明かされるときのカタルシスはある。>>続きを読む
俳句のように行間で訴える映画。
娘の目線から見た父親が描写される。表面的にはいい父親だが、成長期にある娘はその違和感をしっかりと捉えている。その意味が分かるのは遠い未来だとしても。
壁の向こうで執>>続きを読む
杣売りの「わかんねぇ、さっぱりわかんねぇ」という繰り返しが身体に響く。
ヒトという生き物の残酷さ、意地穢さ、誰も彼も自分勝手で社会も滅茶苦茶であることへの心の底からの問い。
それでも、衝動的に誰かを>>続きを読む
権力とかキャンセルカルチャーを描いていると聞いていたけど、ハラスメントの直接の描写は少なかったので、プロ気質の人、芸能界のひとなら誰でもこれくらいのことはしてるんだろうなという印象。
主人公の人間性>>続きを読む
徹底的に届かない愛。華やかで光輝くものを愛してしまった。しかし主人公に出来ることはドレスを仕立てる事しかない。二人の愛情表現は全て肉体的だ。仕立て屋と高級娼婦という二人の関係は最後まで揺るがない。雰囲>>続きを読む
家族、マイノリティ、現代人の心の空虚さを現代風のSFというプラットフォームの上で出力した映画。本当に色々な切り取り方ができて、テーマが複雑に絡み合って一見では消化しきれなかったので、もう一度みないと、>>続きを読む
映画好きによる映画好きのための映画の映画。狂騒の20年代を背景に、アメリカ映画界がとことんエネルギッシュに描かれる。撮影のシーンも、パーティのシーンも、ギャングとの抗争も。熱れ、というか、酸素濃度が低>>続きを読む
疲れたときに見たくなる、明るいサクセスストーリー。
アメリカのコメディ映画の軽くてちょっと挫折して最後はハッピーエンド!っていう展開は好き。安心して見れるというか。
組織にはいろんな才能と役割が必要>>続きを読む
音を聴く映画。
アニメとしては、声優や作画を含めて、普通?ストーリーもジャンプ系の王道展開ではある。
ただライブシーンは圧巻。轟音でみたからというのもあり、音の圧が何層にも飛んでくる。持っていたポッ>>続きを読む
充実感があって良質な映画。なんでもありのフルコースを頂きました。
余りにも有名で、勿論次に何が起こるかなんとなく知ってはいるんだけど、それでも満足の行くものを高いクオリティで与えてくれた。ディズニー>>続きを読む
救いの物語。3つの救いがあった。物語は絶望の底からはじまる。主人公は家族を失い、恋人や友達との関係も危うい。どうにかそれを手放したくない、と、人を気にして振舞ってしまう。恋人のクリスチャンは、「優しい>>続きを読む
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一人の男にどこまでも執着する主人公。家などの身の回りのことは非常に几帳面、他人の家で洗濯と掃除をしてしまうような性格。一方で自分の将来には殆ど不安も関心もなく、仕事をすぐにやめてしまう。正直、自分が好>>続きを読む