このレビューはネタバレを含みます
SF無茶ぶられ監督ことドゥニ・ヴィルヌーヴの真骨頂を発揮した壮大なスペクタクル。
スターウォーズ、風の谷のナウシカ、マッドマックスetc…数多のSF作品の原風景たる小説の再映画化というバチクソに高いハ>>続きを読む
「あなたは大丈夫、悲しみは使い古した喜びなのよ」
こんなに心に染み入る台詞は久しぶりに聞いたよ。
相変わらず古臭い価値観にベタな脚本をふりきったパワー演出で乗り切っている感じがインド映画。特にアクションの演出は実物。過去編になってから面白い。
運命的な生い立ちに超人的な活躍、英雄譚、不屈の精神と>>続きを読む
かっけぇばあちゃんとかっけぇばあちゃんの激アツスポ根バディもの。
これ以上ないくらいに説得力のある「夢を追うのに年齢は関係ない」のセリフ。
20代半ばの良い大人が高校生と精神年齢同レベルになって一喜一憂するのは冷静になって観るとなかなかに痛い。
スマートな風刺コメディの良作。
エッジの効いたネタだが軽やかで見やすい絶妙なバランス感覚。
ポリコレへの鮮やかなカウンターパンチ。
評判通り、主演の圧倒的な演技で魅せる。
日本でここまでハリウッドばりの徹底した役作りは珍しい気がする。そりゃ圧勝だわ。
ひとりで観るにはちょうどいいかなと思っていたら…
マジでどうしてくれるんだこの感情。
ALWAYS永遠の-1丁目の夕日ゴジラ
(ユアストーリーはしていない)
ワンカットだけものすごく雑なところあるけどそれ以外はVFXの表現のスケールがハリウッド並みにダイナミック。そこはさすがの山崎貴>>続きを読む
呪いの性質上、基本的にターゲットが主人公1人にほぼ絞られているので、ホラーとしての見せ場はかなり狭められていたのは結構致命的だけど、監督の意図を先に聞いていたので結末は割と腑に落ちた。
パリでのロケシーンの予算だけ映画っぽいけど内容は特別ドラマを薄く引き延ばした感否めない。案の定パリでちゃんと撮ってるシーンも数分っぽいし。
美波、フランス語訛りっぽい日本語うま過ぎない?と思ったらお>>続きを読む
劇中劇のスタンスを取ることでより作家側の心情が吐露されるような形になってちょっと生々しい。ウェス・アンダーソンの精神状態が少し心配になった。
バービーは女の子の価値観や主体性をアップデートし続ける先導者なのだという自負を初っ端からへし折りにいくアンチテーゼ的な作品。
色んなところで言われているけど、よくこれを公式に通せたな…
製作陣の手腕>>続きを読む
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「君たちはどう生きるか」という如何にも説教くさい、こちら側へのメッセージ性の強いタイトルを引用しているが、内容は監督個人の内省的な話に感じた。
故に「あの宮崎駿監督の作品」という前提でしか成り立たない>>続きを読む
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母、教師、子どものそれぞれの視点で描かれる羅生門アプローチ。
印象的な火事の夜からクライマックスの嵐の朝までを繰り返す。
母の視点と教師の視点から持った大人のそれぞれの疑惑は子どもの視点になった時に覆>>続きを読む
映画としては30点くらいの出来だけど、マリオの映画としては85点くらいはあった。