SHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

船の上で彼女が目を覚ますラストシーンに全てが凝縮されていた。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

家族がレースの様子をラジオの実況を聴きながら、見守るシーンが昔っぽくて好き。

社長に文書が届くまで何人ものチェックが入る様子を見て、フォードのような巨大企業のことをマット・デイモンが贅肉のついた組織
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.6

ドイツの「ラインの守り」とフランスの「ラ・マルセイエーズ」を酒場で歌い合うシーンが印象深い。
その他にもプロパガンダのシーンが散見されるが、戦禍でのラブロマンスとしても純粋に楽しめた。


"Here
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

「六根清浄」という仏教用語が一つのキーワード。

盲目の人の物の見方の表現方法が独特。

最後の一騎打ちのシーンで、犯人が靴を脱ぐシーンがクライマックス。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

ブルース・リーの名言"Don't think, feel."がいつ出てくるのか楽しみにしていたら、映画のほぼ冒頭で出てきてびっくりした。

個人的にはその後に続くセリフとセットで捉えると、含蓄を楽しめ
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.9

天賦の才能を見抜くのにも、それなりに才能が必要で、あの時代ではサリエリだけがモーツァルトの真の価値に気づいていたのかもしれない。

天才も嫉妬の対策をとらないと、周りから足を引っ張られる。傲慢な性格の
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

美辞麗句を並べることが決してできない。

人生は不公平。人は生まれながらにして平等ではない。それを映画を通して「臭い」が隠喩している。

ジョーカーと双璧を成す、貧富の格差を観客にまざまざと見せつける
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.9

007 スカイフォールの時もそうだったが、特殊メイクを施したハビエルバルデムの怪演が光っていた。

父が残した日記をもとに、星空を辿って幻の宝物を探すという設定は何ともロマンチック。

小学生の頃に初
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ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.6

鬱憤を晴らすように、創作活動に打ち込んだゲーテの実話。天才も普通の人と同じように恋の苦悩を抱く。

「ウェルテルは天才よ。」

スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

3.8

スーパーマン役を務めるのはブランドン・ラウス。3代目のクリストファー・リーヴに似てるという理由で、X-MENシリーズのブライアン・シンガー監督が起用したらしい。確かに顔立ちが正統派のイケメンで、キャラ>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.6

ニーチェに影響されて無言の誓いを貫くポールダノ演じる長男坊が、あることがきっかけで発狂するシーンが印象深い。そして何と言ってもラストのダンスシーン。カタルシスが半端ない。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

前作のシャイニングを事前に予習してから鑑賞。そのため、劇場で「あ〜〜、はいはい。このシーンね」という感じで、一人悦に入っていた。

簡単にあらすじを言うと、ユアン・マクレガー演じる薬物中毒のレントンが
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.7

女から、腕ではなく知性を鍛えたらどうなのと皮肉を言われたホブスが一言。

"There is more wisdom in your body than in your deepest philoso
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

ジェイク・ギレンホール主演作にハズレなし!

8分あれば人間は沢山のことができるんだなぁと実感。時間を大切にしたい。

個人的にはラストの展開が好き。ただ、理論的にはまだよく分かっていないので、もう一
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.2

使命感を感じて働くことに強い意義を見出せた人は強い。彼女からはそうした働く姿勢を学んだ。

アルバート・フィニー演じる弁護士とのやり取りも面白い。特に賃金交渉のシーンとかアメリカっぽくて好き。

それ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

コリン・ファースの話す英語はこれぞイギリス英語って感じで聴いていて心地良い。イギリスの階級社会の一端も垣間見える映画。

最後に作中の心に響いたセリフを2つ。

「紳士の名が新聞に載るのは3回だけ。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

タクシードライバーに通ずる、80年代アメリカ社会の退廃的な空気感を醸し出す社会派映画。あの司会者役がデニーロなのは不思議な縁を感じる。 
階段でのダンスシーンを観るためにもう一度映画館に足を運びたい。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

「子を想う親の気持ちが物語を突き動かす。」

親が子どものことを全て理解するのは難しい。例え愛していても。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

「事実は小説よりも奇なり。」

やはり頭の良い人の物語はいつ観ても面白い。一流の詐欺師は地頭の良さがズバ抜けている。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

C-53かぁ、地球が他の惑星の生物から何て呼ばれてるのか興味深い。

エンドゲーム後に鑑賞。そのため、弱さを持った、人間味溢れるマーベルが見れたのが新鮮でよかった。

本作でもサミュエル・L・ジャクソ
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オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.6

「嫌いか、そこからスタートしよう。」

淡水で育った打たれ弱い息子にアームレスリングを通して、男のあるべき姿を示す父の話。

「人生は向こうから来ない。自分に最上の道を探して勝ち取るんだ。」

ゴール
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

ジーン役のソフィー・ターナーの演技は素晴らしかったです。特にマグニートーとのヘリコプターのシーンは鳥肌ものでした。ただ、個々の戦いは楽しめたものの、全体のストーリーでみるとまとまりの無さが目立ちました>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.1

カメラワークや音楽の使い方が独特で淡々としている。それがゴズリングの寡黙さ、ハードボイルドさを際立たせている。血が苦手な人にはオススメできないかな。

アラジン(2019年製作の映画)

4.1

ミュージカルが物語の要所要所で入ってくるスタイルの映画は正直今まで苦手だったが、アラジンのそれはストーリーを遮るものではなく、むしろアクセントをつけるものだったので観ていて新鮮な感じだった。何よりヒロ>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

3.4

インドネシア出身のイコ・ウワイスのアクションが迫力満点。特に医療室での格闘シーンは、カンフー映画を観ているのかと錯覚する程、アクロバティックだった。

全体的にストーリー展開がテレ東の午後のロードショ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

「見たかアームストロング!」と言わんばかりの注目度。

火星で独りぼっちになったマット・デイモン演じる宇宙飛行士のマーク・ワトニー。火星を植民地化した人類最初の男になります。(植物学の知識を活かして、
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モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

3.8

『今日は「依存」について話そう。
私は人にすべてを依存して生きている。世間はそれを恥だというが、依存は恥でも何でもないんだ。』

名優ジャック・レモンの遺作です。
死が迫る元大学教授とかつての教え子と
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ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

3.5

昇進の道を断たれ、自分のキャリアに失望したリポーターのジム・キャリーが、ある日モーガン・フリーマンから神様の力を譲り受け、全能になります。

フレンズのレイチェル役で有名なジェニファー・アニストンがジ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

「人間万事塞翁が馬」ですね。

もし、スペンサーが奥行知覚に問題がなく第一志望のパラレスキュー部隊に入っていたら。もし、生存のテストで落第せずに、緊急医療をまともに学んでいなかったら。撃たれた男性は助
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

クリス・プラットが宇宙船で一年も一人で苦悩するところがしっかりと描けていたので、その後の行動にも説得力があった。自分だったら、どうするだろう。倫理的に問題があったとしても、眠れる美女を起こしてしまうだ>>続きを読む

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.7

タクシーのナンバーを見てラマヌジャンは言いました。「1729。それは二つの三乗和で二通りに表すことのできる最小の数です。」
そうです。彼はインドの魔術師です。

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

3.5

メル・ギブソン演じる広告業界のクリエイティブディレクターが、ある日風呂場で感電して、女性の心の声が聞こえるようになります。
普段から女性の気持ちを理解して、共感できたらどんなに楽でしょうか。この映画を
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.8

ジャック・ニコルソンが潔癖症で偏屈な恋愛下手の小説家を演じています。
シングルマザーのウェイトレス役のヘレン・ハントとの会話で出てくるセリフがとてもオシャレです。

"You make me wann
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

クリスマスにアンドリュー・リンカーンが家の前でフリップを使って、キーラ・ナイトレイにサイレント告白するシーンが一番好きです。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

マダムが英語を勉強するお話です。彼女のように、拙い英語であっても堂々と自分の考えを述べる積極性は日本人が特に学ぶべき姿勢であると感じました。ラストの披露宴での英語のスピーチは感動です。

「人は自分の
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.0

「時間」「死」「愛」を擬人化するアイデアは良かったと思います。

"Collateral Beauty"これを日本語訳にするのは至難の技ですね。
映画では「幸せのオマケ」と訳されていましたが、、、自分
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