Sho3さんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

Sho3

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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

悪貨が良貨を駆逐する世界において一旦は辛勝するも今後に暗い余韻を残す。2Faceの両面表面のコインが終盤焦げて裏面ができたのは美しいメタファー。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

愛に溢れる心がほっこりする作品。欠点を長所に変えれるように奮闘する家族の行動には心が打たれる。

アス(2019年製作の映画)

2.0

ホラーとコメディーの曖昧な境界線を引く映画だがややコメディーより。
設計した設定を徹底できておらずルール変更がたびたび行われるため視聴者はその世界観にアジャストできず置いていかれる。

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.5

原作であるコンラッドの闇の奥では舞台がアフリカの未開地だったが、本作ではベトナム戦争を舞台としている。今も昔も白人文化圏の人間による別文化圏に対する醜悪なまでの選民思想は変わらないなと感じさせる。アメ>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

人間はいつまで経っても原始的で野蛮な生き物だということを思い出させる作品。自分自身に強みがない人間が、自身が属する集団の優位性を持って他者を貶めるむなしさをうまく表現している。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

人間万事塞翁が馬、とかく人は人生をコントロールできていると思いがちだが本当は大きな流れに身を任せてるにすぎない。のんの演技は圧巻。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.4

言葉がメディアとして機能した最後の時代における極上の知能バトル。知性を使っての反知性主義、暴力を使っての反戦運動、これらはアイロニカルではあるが彼らの中では一切の矛盾がない。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.7

映画ってこんなにワクワクするものだったのか、先が全く読めないけど振り返ってみるとストーリーラインがしっかりしている。
1984的なディストピアではあるがより変質的。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

イギリスらしい陰湿な暗さ。イギリス版ジョーカー、イギリス版パラサイトといえる作品。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

話運びがうまくすごく引き込まれる。突っ込みどころは少なくないが強引なたたみ方も嫌いじゃない。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

4.0

設定の秀逸さとビジュアルの美しさであっという間に時間が過ぎる

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.0

清濁合わせ飲む昭和の人情劇、人の自由を国家が規制することに正義はあるのか

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

総合芸術の名にふさわしい音楽も含め体験する超エンターテインメント!

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

自分自身は映画を見る第三者だが、効果的な一人称視点のカメラワークで高い没入感が味わえる。
(私は酔った笑)
ストーリーは非常に単純だがこの高い没入感により映画を映画館で見る価値を感じられる作品。

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.4

圧倒的透明感のある蒼井優が見られる映画。
どれがポンジュノか知らずに見たが、三作品の中で群を抜いてるためすぐわかる。