まず日本での公開が危ぶまれたというのが理解できないくらいにはバランスが取れている。
このご時世で、しかもオッペンハイマーというタイトルで、しかも超大作映画で何も配慮してないわけないだろうとは思うが、、>>続きを読む
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めちゃくちゃ引き込まれる!
同日にオッペンハイマーを鑑賞。
法廷劇が重要な映画という共通点があるが、
語り口の上手さにおいて、段違いのぶっちぎりで今作の方が上である。
まず、登場人物の人となりを示>>続きを読む
デューン本番開始!
パート1は今作を観るための下準備といったところだろうか。
今作に関してはストーリーどうこういうよりも、世界観に浸れるか浸れないかが重要なところだと思うが、
それはガジェット、兵器>>続きを読む
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主人公の兄弟の関係性が自分と重なるように感じ、個人的に胸に込み上げてくるような気持ちになった。
終盤の親子3人での釣りのシーン。
ポールが川に入って釣りをしているところで、快活なシーンだが川の流れる>>続きを読む
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満足できたかと言われれば微妙だが、ある程度納得はできたかな、という感じ。
以下良かった点、
・決して同窓会映画ではなく、しっかり20年後の人間関係を描いてる点はすごく良かった!
特に巧と真里の関係>>続きを読む
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個人的に喰らいすぎて、逆にあまり感想が書けない。
映画的に派手なシーンや出来事が無いのにこんなにも豊かな映画があろうか。
この映画のなにが一番好きかというと、それぞれの描写に答えが用意されていないと>>続きを読む
久しぶりに見返したが、何故こんなに評価が低いのかがわからない。
マジで最高すぎるんだけどな。
一番好きなのが、ショウ博士の腹を自ら医療ポッドで掻っ捌くシーン。
怖いやら、気持ち悪いやらで全身硬直しな>>続きを読む
ブラックなコントを延々見ているようで、笑えて面白い。
実際にあったことのようなので笑っていいものかはわからないですが、、
ただ、ひたすらテンポが良いし、何気にスパイ映画ばりの世界を股にかけた舞台にな>>続きを読む
評判が良いので遅ればせながら観てきたが、これは確かに評判通りだわ!
まず、犬神家的な舞台設定が最高。
映画やドラマでの個人的な好みの話だが、大家族の跡取り争い的なものが大好きだが、ミステリー要素には>>続きを読む
最近で一番楽しみにしていた映画。
基本的には大満足で長い上映時間も短く感じたが、むしろもう少しじっくり見たかったという印象。
特に前半のナポレオンイケイケ期の部分はダイジェスト感が否めない。
長尺バ>>続きを読む
もうジョン・カーニー好き!!
という唐突な告白から始めてしまったが、あの名作シングストリート以来の新作ということで期待値爆上げで鑑賞。
劇中の登場人物は素人なので確かに拙いが、心に響くものがある楽>>続きを読む
予告で想像してた殺伐とした感じとは違い、ブラックコメディ要素多めな印象。
時代劇であるので、劇中での命の軽さが当時のリアルであり、シュールで笑える要素になっているのが良かった。
特に織田信長の描き>>続きを読む
良いところ悪いところが混在していた。
扱うテーマとしては大変興味深いが、いかんせん掘り下げが中途半端という印象。
例えばスクラル人。
欧米視点でいくとユダヤ人等がモチーフであると思うが、今問題の真っ>>続きを読む
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個人的にはシン・ゴジラよりも好き。
まず、ゴジラのデザインが良い。
ガタイがよくかっこいいし、泳ぐシーンはとても可愛い。
特に可愛いと思ったのが、終盤海に追い込んだ場面のぐるぐる巻きにされるシーン。>>続きを読む
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予告でのイメージとは裏腹に、ゴリゴリのギャング映画。
どストレートスコセッシな映画でした。
長さは感じるが、実に飽きさせない。
まずディカプリオはクズ役をやらせたら右に出るものはいないのではなかろう>>続きを読む
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こういうのが観たかったフィンチャー映画。
殺し屋のモノローグを通してストーリーテリングしていく、ノワール調の映画。
まず、オープニングがカッコいい!
フィンチャーは毎回オープニングに気合い入ってる>>続きを読む
思ってたよりは、、という感じ。
集団戦+接近戦+ガンアクション
というジョンウィック的なものがやりたいんだろうというのが終盤で見えて、そこは目指しているポイントとしては好感が持てるあたり。
出来てる>>続きを読む
「出典 ウィキペディア」でいきなりグッと心を掴まれた。
群像劇的に話が進んでいき、犠牲者をどんどん出しながらコカインベアのいる森へと集結していく。
文句なしに面白く、ヤク中小熊もかわいい。
終盤の滝>>続きを読む
マッコールさんをいつ怒らせるかの話。
マッコールさんが劇中でボスの弟に向かって、お前はタイミングが悪かった、というが本当にその通りだと思う。
そもそもあのマフィア達はマッコールさんがあの地に降り立っ>>続きを読む
ビジュアルカッコいい。
スパイダーバース以後ならではの作品。
文句なしに面白いが、
スパイダーバース同様情報量が多く、脳が情報整理しきれず逆に眠くなる、という感じもある。
2回目以降の方がむしろ>>続きを読む
へ〜〜んな映画。
黒沢清のクセ強感がすごい。
へ〜〜んな幽霊。
役所広司につきまとって、めっちゃくちゃ話しかけてくる。
あまりにもしつこいので、我慢できなくなった役所は案の定持ち前のキレ芸を炸裂させ>>続きを読む
愛犬家連続殺人事件シリーズ第四弾。
このシリーズで一番好きなところは、
映画内独自の設定が、さも世間一般の常識のような顔して白々しく描写される点である。
例えば、防弾スーツを翻して頭を隠しながら敵に>>続きを読む
愛犬家連続殺人事件シリーズ第三弾。
今回のジョン・ウィックはなんと全世界の全殺し屋から狙われる。
逃げ切れる確率は五分五分らしい。
、、、五分五分??
見たところ人類の約8割は殺し屋。
そうなると>>続きを読む
役所広司のキレ芸が見どころの一つでもある黒沢清映画。
今回の役所は優しくてキレないなと思って観てたら、満を持してキレてました。
幽霊に。
元々何も悪いことをしてない主人公夫婦がどんどんドツボにはまっ>>続きを読む
今どき笑ってしまうくらい、王道スポ根映画!
ストレートに面白いし盛り上がる!
ストーリーをザックリ説明すると、
負け犬の主人公がチャンスを掴み、努力で才能を開花させ、可愛い彼女をゲットして、勝利を掴>>続きを読む
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すごく面白い!
、、が今敏では初期作品(パーフェクトブルー、千年女優)の方が好きかも。。
純度100%の「アニメ」という感じ。
個人的には実写的な部分とアニメ的な部分の融合が絶妙なバランスだった初期>>続きを読む
ひたすらドタバタ劇で、バカに振り切った作品。
それでも最後はいいもの観たなーとしっかり思わせてくれる。
究極のご都合主義でどんどん話が転がっていき、最後まで飽きさせない。
頭空っぽにしたい時に定期>>続きを読む
初めから終わりまで没入感がすごい!
主人公の精神が壊れていくにつれて、映画内の状況がどんどん信用できなくなってくる。
何が真実で何が幻想なのか、観ているこちらも混乱していき、主人公の精神状態を追体験>>続きを読む
中盤以降観るのが本当に辛くなってくる。
辛すぎて何度か途中で止めようかと思ったほど。
こんなことが本当にあったなんて思いたくないが、実際にあったことなので人間どこまで残酷になれるのか怖くなってくる。>>続きを読む
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白石晃士の集大成的映画。
「コワすぎfile4真相!トイレの花子さん」と「カルト」が個人的に好きなので、その要素が色濃く出ていたので、結構どストライクに好きな内容だった。
今回の映画で一番好きだな>>続きを読む
アドルフ・アイヒマンの死刑執行に関わる人々が群像劇的に描かれる。
最近、「ヒトラーのための虐殺会議」を観たばかりなので、あのヴァンゼー会議の下っ端がこうなってしまったか、、という印象。
めっちゃくちゃおもしろいなこれ!
白黒で古い映画だからと今まで観てなかった自分をぶん殴りたい気持ちでいっぱいである。
終始スリリングな展開で目が離せない。
前半はポツダム宣言の受諾をめぐり、内閣で>>続きを読む
協調性ゼロの天才が仲間を得てエニグマの解読に成功する、少年マンガのようなアツい展開。
そして、解読が成功した後に襲ってくる苦悩の展開。
物語の「1」と「2」が一緒になったような感じ。
大成功からの「落>>続きを読む
公開当時映画館で観て、今回配信で2回目鑑賞。
映像のルックはかっこよく、そこはさすがノーランだなという感じ。
陸、海、空それぞれで映画内の時間の尺を変え、パートによって描写が前後するなど、やろうとし>>続きを読む
ユダヤ人絶滅のための会議が、さも普通の職場の事務的な会議のように行われる。
極力費用を抑えて、一つの部署に負担が偏らないように、且つ効率的に行うにはどうすれば良いか。
その話し合いが終始淡々と、当然の>>続きを読む