しゅーさんの映画レビュー・感想・評価

しゅー

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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

絶対に前情報入れてはいけない
物語もコンパクトにまとまっており、最高に面白かった

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

白鯨=支配的な価値観(ここではキリスト保守的な考え方や、形式ばったライティングのことを指す)
アラン→クィークェグ
イシュメール→チャーリー
白鯨に襲われてチャーリーだけ生き残った
トーマスは福音主義
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

外からの未知なる恐怖に対して、人々がどう反応するかの社会実験的映画
聖書により人々を先導しようとした宗教家。実際宗教が未知への答えを提示するものとして機能・成立したことを考えると、実際の世界をある種暗
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

単なるソシオパス映画かと思いきや…
ライアンとの出会いにより過去を清算し前を向こうとしながらも、結局復讐に縛られながら生きるこのジェットコースター的な感じ
オチの部分もとても良かった

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.3

映像の魅せ方は良かったと思うが、良くも悪くもそれだけだと感じた
脚本は風呂敷広げる割には特に伏線回収等はなく、ストーリーを楽しむ映画ではない

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

犬を猛烈に恐れるところ、ドイツ語を嫌うところ
ナチス親衛隊だった過去を無意識にトラウマ化しているんだろうな
設定の節々にメメントみを感じた

ファーザー(2020年製作の映画)

3.4

子供が遊ぶところを見て笑顔になるところとか、アンソニー自身はユーモアのある良い人だったのかなと
老いの怖さを本人目線で追体験できる

オールド(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

演出がハイテクって感じ
医療倫理の消滅だね

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

常に緊張感があって飽きる場面が一個もない
「Mom would be too」
最初は言いかけて止めたが、最後はしっかりといえた
ピアノスクール出願中ということは、娘の本当の気持ちを知ってお父さんしっ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウジンによるオ・デスへの復讐劇
単なる快楽と思いきや、その後自殺したことからも復讐をすることが彼のアイデンティティと化していたことがわかる
結局オデスはウジンがした過ちと同じ状況にさせられた
ウジンは
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

フレーミング(言語)が異なれば世界に対する認識も異なるよねと
単なるSFではなくかなり哲学よりの話だなと思った。前提知識をもっと備えた上で見ていれば、もっと面白かったなと

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.7

石油=血を追い求める一周回って清々しいまでの狡猾さ、ラストシーンの快演は見事としか言いようがない

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.6

認知的不協和でどんどんヒトラーにのめり込んでいったんだろうなこの人達は
単なるエンタメとして消費しきってはいけない映画だと思う

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

政府対報道の激突物語とも取れるし、キャサリンの成長物語ともとれる
色々な見方ができて作りが上手いな〜と

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

なんてことない日々。小さな起伏がありながらも、大きく変わることなくまた日常がスタートする。決して同じ1日はない。そしてその1日1日がperfect days。
映画は大抵大きな起伏の様子を描くものだか
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怪物(2023年製作の映画)

3.6

それぞれの視点によって誰が怪物かは異なる、ということか

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

I thought I was blind! が心に残った
負傷兵の心に火を灯したデズモンズの功績を象徴するような言葉
敵味方関係なく助けるその信心深さ。対局とも言われる戦争の荒涼さにも負けずに貫いた
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.5

なぜ「それでも夜は明ける」という邦題にしたのか
言ってしまえばノーサップが脱出できたのはたまたまで、しかも自由黒人という一定の身分があったからだ。
その他大勢の生まれながらの奴隷は、夜が明けることなく
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

国家中枢に倫理的規範が皆無の一種のディストピア映画
死ぬことを自由にすると、死なない人が経済的損失をもたらす存在として異端化される
高齢者自身も生きたいという思いと社会的圧力の狭間で認知的不協和を起こ
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陪審員2番(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

彼女を大切にすることが正義という人もいれば、事件より今ある家族のことを大切にすることが正義、という人もいる
検事も権力を握り有罪を突きつけることが正義という価値観を持っている
しかし、普遍的な正義とは
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

個人の内面にフォーカスする割に過去の話が全部回想シーン
踏み出すことが重要っていう結論が先で後付けでストーリー無理やり作ってる気がした
戦場のスリリングさを見たい人からしたら期待外れだろう

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

レオンの不器用な優男感がいいな
最後までキスしなかったのは、レオンがマチルダに対して最後まで彼氏彼女的な愛情ではなく父子的な愛情を注いでいたことの表れだろう。

型破りな教室(2023年製作の映画)

4.0

ただのハッピーエンドではなく、メキシコのリアルな現状もまざまざと見せつけてくる
そこのバランスが素晴らしい

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.4

「良い悪い」の価値観がまだわからない純粋無垢✖️超能力はあかん

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.5

普段ディズニーはあまり見ないですが、付き添いで見てみました。圧倒的映像クオリティ
に驚きました…。やっぱりディズニーはすごいですね

福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

人間は「未知」な事柄を恐れる。当時の彼らはその「未知」を「国敵」とすることで秩序を保っていた。おくにのために、と涙を流すシーンがあるが、彼らは教育で未知なものを敵とみなすように教育されてきたのである。>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

よくもこのクオリティをワンカットで…
航空機墜落時
早く楽にしてやろう、も水をやって助けよう、も優しさが動機づけの根底があるんだよな。もどかしい…

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マクリヌスもルシアスも共通の憤怒の感情を持っていた。だからこそマクリヌスはルシアスを購入し、道具として使おうとした。
ただ、そのエネルギーの使い道は両極端だ。
前者はそれを復讐に燃やしていくのに対し、
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

途中から冤罪を舞台にした裁判映画になるのかとおもったけど、これでよかった
レッドは有罪、アンディは無罪だけどそこの差はあまり関係なく、ポジティブな希望を失わないことが大事だということ
最後のレッドの希
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初のキートンが正体知ってお前だったのかってなるシーンが何気好き
コバヤシって名前はコーヒーカップから適当に捏造したわけか
トルコの話は俺は捏造だと思うな
キートンが妻殺しをしたことを正当化させるため
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狂った一頁(1926年製作の映画)

3.2

守鍬さんの解説を聞きながら視聴
歪んだ鉄格子など幻想と示唆するトリックが多彩で感心
これが100年前に出来た作品とは、すごいな