古典を下敷きにした映画のそのリメイクにこんなことを言っても仕方ないのかもしれないが、素晴らしい出来栄えの、何も驚きのない映画。個人的に、一目惚れっぽい感じが苦手かも。仲良くなる過程の楽しみがないので。>>続きを読む
素晴らしい。ストーリー展開は、タイトルや序盤の流れから推測しうるが、ゆっくり移動する際の映像の美しさが、ストーリー面とは別の意外性をもたらす。
素晴らしかった。メキシコに知人の息子を連れ戻しに行くっていう話で、老いたイーストウッドが頑張る話だが、老人なのでそれほど頑張っていない。昼寝したりしている。追われる身だが余裕があるから、ではなく、老人>>続きを読む
ほどよくユーモアが利いた映画。乗れるか乗れないかではなく、乗らないことがたのしい。ニヤッとしつつヒヤッとしつつ。
さっきまで3.7付けていたのだが、映画館補正かかりすぎた気がして、少し削った。3.6>>続きを読む
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映画「アイの歌声を聴かせて」は、抑制の利いたSF映画の佳品である。
AIが活用されつつあるが、準備段階の近未来都市。主人公・サトミの高校に、転校生をよそおって、人間を装って過ごすことが任務の実験ロボ>>続きを読む
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涙腺がゆるいので、役者の演技と音楽で泣いたが、映画全体は面白くなくて、鑑賞し直すことはないだろう。
演技のいい俳優をそろえている。だが、演技は人物の造型を浮かび上がらせるためではなく、筋立ての中で人>>続きを読む
この映画を見てから数ヶ月、3.3の点数を付けていましたが、数カ月後の現在心に残っているため3.7に点数を上げました。
原作マンガが好きで観に行きました。
どの要素を選択して映画化するか、さらにどの部分をあえて広げるかという勘所をおさえた映画だと思いました。
映像が美しい映画でもありました。
この劇場版のみを鑑賞しました。
アニメってすごいことができるんだなと思いました。
人物の心模様が、映画で非現実的な出来事として表現されるのは王道ですが、この映画では、さらにそれが舞台であるということで>>続きを読む
苦労して立ち直ってを音楽に載せられるとグッと来てしまう。本当にはよくわかってないかもしれないが、グッと来たから4点だ。なんて雑な感想なんだ。すみません。
・外国人実習生問題があり、難民認定も厳しい日>>続きを読む
まず最初に書くと、このレビューは絶賛評です。
このレビューを書いている私は、趣味で詩や短歌を書いています。
俳句についても、実作者ではありませんが、まったく無縁の人よりは親しんでいます。
その観点か>>続きを読む
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「竜とそばかすの姫」は、「美女と野獣」を想像させる。しかし、野獣の本来の姿が王子であったのとは異なる。元々は見た目には平凡で、人前で歌えない主人公・すずが、ネットワーク世界の歌姫・ベルとなる。美醜のう>>続きを読む
細部の映像や仕草、戦い方のバリエーションまで見事で、かといって迫力も犠牲にしていない満点の怪獣映画だ。
暴れまわる怪獣の戦いを期待して観たら、期待以上のものを見せてくれた。
しかし、こういう言い方、>>続きを読む
あからさまに受けを狙った低予算映画という感じで、ヘンテコ映画の期待には応えてくれる。ちょっとずつ受けつつ、あきらめつつ、妙に切れのあるアクションを楽しむのが良いと思う。点数は低くつけるしかないが、人と>>続きを読む
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大変良い映画だった。
わずかに加えられた酸味がこの映画の楽しみを引き立てていると感じた。
映画の中で撮影されている映画「マイスター」。
「マイスター」の編集過程で、主人公の新人監督・ジーンは、映画>>続きを読む
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あらすじ:カメラマン志望の青年は、読者モデルおよび女優志望のユカと出会い、徐々に距離を縮めて交際に至るが、ユカにはいろいろな「嘘」があった。
この「嘘」が、映画のストーリーを込み入らせるためではなく>>続きを読む
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監視されているはずの翻訳作業のページが流出! 謎はいかに? という内容。映画自体は綺麗に撮られていると感じたが、終盤で明かされる真実が想定通りすぎてがっかりしてしまった。
監視されて出られないしネッ>>続きを読む
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かなり面白かった。
リアル脱出ゲームが実際に閉じ込められて危険という内容だが、そういう風に舞台自体が用意された映画は、いくらでも趣向を凝らせる。だから謎そのものよりも、謎の演出のほうが重要だと自分は思>>続きを読む
実際に起きた悲劇なので、扇情的に語るのではないところが好きだった。
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貞子と伽椰子が両方出てくる映画ですが、若干バランスが悪く感じると言うか、伽椰子がギミックっぽいので、貞子が断然勝ちそうじゃない?ってなってしまう。あと、お互いの特性があまり生かされてないので、名勝負じ>>続きを読む
人間の、思いのすれ違いが素晴らしい映画。すれ違いという言い方は、たとえば片思いの連鎖を想像させると思うが、少し違う。ひとりひとりの人間が、異なる思い入れや思い込みを抱いていて、すれ違うはずのものがすれ>>続きを読む
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タイムラインを困らせている映画
「花束みたいな恋をした」という映画を観たのですが、短歌の関係者が多い私のツイッタータイムラインでは、この映画については皆くちごもっている感じで、引っ掛かりがあるようです>>続きを読む