HIROさんの映画レビュー・感想・評価

HIRO

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

何よりも映像が美しい。
主人公に感情移入してしまい、思わず見入ってしまった。非常に丁寧に一生が描かれており、幸せになれて本当に良かったなと。

雑貨屋の夫婦が本当に温かった。一方で、街の人々は、差別的
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

この辺の時代の歴史ものは面白い。
ゲイリー・オールドマンが完全に別人でやっぱすごい俳優だなと。チャーチルの人となりがよくわかり、とても勉強になった。

映像もリッチでリアリティがあったのも良かった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

主人公が無表情なのが何よりも怖かった。妙な緊張感もあり、ハラハラする展開も良かった。
が、あまりアカデミーを多数取る程、秀でた面白さやメッセージは感じられなかった。特にラストシーンのセリフはだいぶ意味
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

ラストの意味がさっぱりわからなかった。一体何が現実で、何が妄想だったのか、、

クリスチャン・ベールが美しい一方で、サイコ感溢れる演技が素晴らしかった。特にラストの電話をかけるシーンはぐちゃぐちゃにな
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

前作から引き続き、アクションが凄まじかった。やはりジョージ・ミラーはすごい。
観ていて不愉快になる描写もあるが、なぜか見入ってしまうストーリーと画作り。
前作を見直したくなった。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.6

ほっこりする映画の上位に組み込みそうな良作。

近所のメンバがみんな魅力的。特に向かいの家族を見ていると、自然と笑顔になってしまった。

オットーの奥さんとの過去、今の孤独にとても感情移入してしまって
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.7

今年トップレベルで良かった。

身震いする程の恐怖を感じてしまうくらい、各シーンリアリティがあった。戦闘シーンは凄まじ過ぎた。無意識に口が空いてしまう程に。

なぜ、同じ国の人同士がここまで徹底的に殺
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

画作り、ストーリー、演出どれを取っても良作。
ウェイン家との絡みも含めていたのも良かった。

ジョーカーの階段でのダンスシーンは映画史に残るカットだなと。

模倣犯が出てしまうのもなんとなく理解できて
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アニマトリックス(2003年製作の映画)

4.0

初めてマトリックスの起源を理解できた。
非常にリアリティがあり、将来全然起こりうる内容だなと。

何よりこの内容を2四半世紀前に考えていたことに感動する。(攻殻機動隊はもっと前だけど)

アニメーショ
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.0

終始笑えて幸せになれる作品。全く飽きずに見られた。
子どもと見たら、もっと楽しそう。
たまにこういう作品も良い。

ヒート(1995年製作の映画)

4.2

何より銃撃戦、メインキャストの俳優陣がかっこよすぎる。なんか全員銃の構え方が特にかっこよかった。
既視感のある展開ではあるが、ハラハラとした緊張感があり、見ごたえがあった。
最後にそのまま海外行けばい
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.6

全てのシーンを1本撮りしているように観え、自身が3人目として同行しているように感じられる程リアリティがあり、かつ緊張感もあり、映像の色合いや光の使い方、音楽、どれを撮っても、素晴らしい映画だった。
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アウトフィット/アウトフィット ある仕立屋の長い夜(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

仕立て屋の主人公が、見た目は穏やかな職人だが、実はかなりやり手で、うまい嘘をつくなぁと感心しながら観てしまった。少し登場人物が騙されやすい感があったが。
振り返ると、全てのシーンが店内で全てが展開され
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

実際に起こりかねないリアリティが感じられた。テスラの車が暴走していたりと、本当に身近の延長の出来事のように思えた。
全人類がこれを観て、危機感を持つべき。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像、ストーリー共に美しく、見入ってしまった。

老後も含めて、律儀なノアに、同じ男として感情移入してしまった。特に、最後の一時的に過去を忘れてしまうシーンは、なんとも痛々しかった。ただ、最後は一緒に
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.5

バトルものとしては、割とベタな展開ではあるが、最後の戦いのシーンは観ていてかなり熱くなった。親子愛が大きなテーマになっていた印象。やはり弱小メンバーで強敵を倒すのは痛快。

テンポがよく退屈せずに観れ
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

4.5

3時間の長尺だが、無駄なシーンがなく、全く退屈することなく観ることができた。
デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウの各々の正義の対比が良かった。特にデンゼル・ワシントンがかっこよかった。

各シーン
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.0

スマホの原型を作ったのは、Appleではなかったのだと、初めて知った。当時、革命を起こし、栄華を極めた企業が、今となっては、シェア0,セキュリティ会社になっているとは。非常に勉強になった。

映像、演
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

勇気あるメディアが、自らの全てを賭けて真実を伝えようとする実話。俳優がけっこう豪華。
ワシントン・ポストは、素晴らしいメディアであることがよく理解できた。

ドミノ(2023年製作の映画)

2.6

低予算を逆手に取ったような作品。張りぼての中を演技している描写はかなりシュール。映像と演出が全体的にチープすぎる。
2,3回どんでん返しがあるのは、良かった。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.2

既視感のある展開が続いたが、裏を返すと特にラストは過去作を意識した演出があり、古参ファンは熱い場面もあった。
スカイネットの開発を阻止しても、別のAIが支配をしている、という設定はリアリティがあり、良
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

今まであまり見たことないタイプのエイリアン。
異様に不気味な雰囲気を漂わせるが、エイリアン自体はそこまで怖くなかった。エイリアンよりも、サルのシーンが圧倒的に怖かった。あまりエイリアンとサルは関係ない
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.0

貧乏弱小チームが歴史的な記録を残す、という既視感のあるストーリーではある。同時の古臭い考えと、今では割りと知られている?分析を頼りに、数値が結果につながっていく様は気持ちよかった。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

90分というコンパクトなのが良かった。
よくあるループものという感じだが、主人公が実は植物状態であるというのは、新鮮だった。また、最後も別の世界線で幸せになる、というのも新しいなと。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.7

盲目の元軍人が持つ教養、苦悩から、アル・パチーノの役が非常に魅力に感じさせられた。さぞかし、優秀で良い上官だったのだろうなと。
本当にアル・パチーノの演技が素晴らし過ぎた。特に最後の学校での演説はすご
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.6

健康で何より自由に生きていけることのありがたさを改めて気づかせてくれる素晴らしい映画だった。

一時流行った脳炎が原因で、体が動かなくなってしまったとのことだが、現在はほとんど発生していないというのが
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リプリー(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

侮辱されて殺してしまったのは、しょうがない?として、
その後嘘をつき続けて、周りの人間を不幸にし、しかも逃げ切ってしまうという、なんとも後味の悪い映像だった。

声マネがうまいとはいえ、一度会ったこと
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何より作画が美しく、テーマ曲も良かった。
天災の多い日本を絡め、さらに震災に触れていたのもリアリティがあり、とても良かった。

イスに変わるところが何となく愛らしかった。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

2.0

相変わらずのご都合展開だが、五稜郭に因んだトリックがよく考えられていた。
キットと新一の関係性が少しわかった作品だった。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

お金がかかったアクションと、所々クスッと笑える描写が、相変わらずとても良かった。

次回はこれを超えるアクションは果たしてあるのだろうか、、?

峰不二子的なポジションの今回のヒロインの行動が所々意味
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.8

戦争を題材にした映画だが、残虐なシーンは少ない方だった。ただし、リアリティもしっかりとあり、当時のナチスの非道さを感じられた。

あまり大きな波はなく、宝探しをしている感覚で物語が進んでゆく感じ。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.2

かなり独特な作品。どうしたらこういった作品が思いつくのか、、笑
正直、最後まで半魚人のビジュが受け付けなかったが、変化球で斬新なラブストーリーは観ていて新鮮だった。
悪役も、わかりやすいくらいに悪党。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

IMAXのお陰もあり、観た後の満足感がすごかった。
他の作品との満足感が段違いだった。

展開が早く、時間軸も入り組んでいるため、所々理解できないところがあったが、徐々にオッペンハイマーvsストローズ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

総じて、可もなく不可もなくという印象。
なぜあのタイトルで分割されていたのか、意図までは理解できなかった。
時系列がシャッフルされているので、見進めるほど、ピースが埋まっておく感覚が面白かった。メメン
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

古本屋で本を買って、寝る前に読み、朝空を眺め、木漏れ日の下で昼食を食べ、銭湯に行き、飲みに行く。週末は洗濯、写真を現像して、行きつけの居酒屋でゆったり過ごす。

質素だけれども描かれている日常がどこか
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