柴芋さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.4

アランドロンのエセっぷりが似合う。エセにしか見えない。リプリーを20年近く前に観たけど、結末が違うような気がしたらそうだった。原作に忠実なのはリプリーの方。1960年の映画だから色々規制があったのかな>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.5

2は、本当に続きなんだ。前にジェームズキャメロンはタンクトップの筋肉質な女性が大好きで必ず出てくると聞いてたから、ホントだったな。タンクトップにさせたがち。でもバスケスのかっこよさ観るだけでも価値ある>>続きを読む

私のプリンス・エドワード(2019年製作の映画)

3.5

もう初っ端から亀が物語っていて、水槽から新たな水槽に移るだけってエドワードに言わせてる。どの場所でも私たちは同じ時代を生きてるよね。結婚はひとりを嫌がる人の契約の面が強いな。個人とするならまだいいけど>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

3.5

イジョンジェが全然危ない目に遭わないのが意外。寧ろ後半は主人公でも無かったからか。冒頭の祈祷シーンはあっても無くてもよかったから好きなんだろうな。うん、もちろん私も好き。チンソンギュ出てるじゃないです>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

なんだ、コメディじゃないか。しかも好きなタイプのコメディ。あんだけ自信満々に語ってるし、最初は主人公がどんなに凄腕か見せるのが当たり前なのにクールなのにルーティン大切にしてるのに 笑。笑いのセンス良く>>続きを読む

犬人間(2022年製作の映画)

3.9

何なんだこれは 、、自分に置き換えて考えるのが楽しい。自分ならどうするか、どんな反応をするか、なぜ聞かないのか、色々気になるわ 笑。妙に怖くて全く眠くならない。スーツとジャージの時点で笑っちゃうし相性>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

エイリアンって密室映画だったんだ。てっきり惑星に不時着ものだと思いこんでいたからスペースシップが舞台とは驚き。そしてシガニーウィーバーがクリスティンスチュワートに見えて仕方なかった。命かかってんだから>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.5

トーマスは才能があるかのように見せかける技だけど、シグネは同情を誘う技。チヤホヤされる意味合いは変わってくると思うんだけど、性別も関わってくるのかなぁ。聞いていないけど、病気を説明してくる人はいる。話>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.8

自分のことを考えてしまう。幼い頃からずっとつるんでた友達は中学校入学を期に疎遠になった。保育園の時の友達も小学生の私がドタキャンしてから連絡しなくなった。小学校の友達はグループ分けでそこに所属してたけ>>続きを読む

我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.7

なかなか個性がある面白い物語。冒頭の葬式始まりは、日本のヤクザ映画っぽくって味がある。そこからのアクションは惹き込まれたな。でも途中からどこに向かってるのか分からなくなって、歌のシーンはもう笑っちゃっ>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.3

早く地獄に落ちろよというじいさんの話を長く観るのは辛い。侵食者も現地人も結局はお金で目を瞑っているから同じなのかな。実話の映画化に最近イマイチ乗れないのはなんでだろ。

WILL(2024年製作の映画)

-

シーンはなかなかグロテスク。本物だからね。死骸の瞳を執拗に映す。よくサイコパスが言う、死んでいくその瞳の瞬間が見たくて、その快感が忘れられなくてと言う供述を思い出した。東出くんの人に対しても動物に対し>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.7

マソクトは出世して今までのメンバーはいなくなっちゃったのちょっと寂しい。前回の班長の活躍があっただけに。でも今回もマブリーちゃんの登場はもう後ろ姿からかわいい。拳の強さはもちろんだけど、めっちゃ俊敏に>>続きを読む

悪女(2023年製作の映画)

3.6

台湾映画の展開が早すぎるテンポに妙にハマる。主人公が怖いよ。婚約者との戯れにNOを突きつける時、あんな怖い対応初めて見たよ 笑。みんなすごく顔で演技してて面白い。そしてその職務としての倫理観無さ過ぎ。>>続きを読む

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

3.8

これはパクソダムちゃんの映画じゃないか。全ての魅力が詰まってる。怖いよ~、でも笑える。そんでもってアクションって、韓国エンタメどんだけ詰め込んでるんだ。2015年にはもう神スタイル確立してたんだね。悪>>続きを読む

毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)

3.7

決して完璧ではない作りだけど、すごく応援したくなる魅力がある。プロデューサーが述べていた映画作りのきっかけが現代社会の問題点なのが、映画の意味を強く持っている。やめろよと言う父親は何もしない。反抗的な>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.6

二人がずっと同じ方向を向いていくことがあるんだろうか。共に居ることはどちらかの歩み寄りと犠牲の上で成り立っていると考えてしまう自分は明らかに向いてないけど。それがよく見える時も確かにあって、でもチャー>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

フランスの法廷が舞台なので、その知識があると会話劇が長い戦いになることを身構えておけるので、劇場で周りから聞こえてきた眠りの音に対処できると思う。ザンドラヒュラーのどちらともとれない演技の上手さよ。一>>続きを読む

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.0

何ていうか、気になるから見てたけど、犯人の狂気もあれど、この男性も罪は無いけど何とも言い難い。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

闇のシーンがこんなに活きてくる作品だとは。主人公のリュジョンヨルが、えっ、そっち思考?と頼っていいのかダメなのか分からない所もよかった。現代にも繋がる深いセリフを言わせるな~。いやぁどっちもどっちな場>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

アリアスターの頭は相当きている。バスルームからの全裸疾走シーンは笑ってましたよ。ボウはマジで何にも決めないな~と思ってると必ず導いてくれる女性に出会う。sweetheartって出会った瞬間から言ってく>>続きを読む

ジェントルマン(2021年製作の映画)

3.8

我が推しのチュジフンは主役が似合います!いや、もちろん脇を固めるキャストでも主役を立てて控えめに輝きますが、このスーツと合わせたらもう一流。もう色眼鏡で観てるんで文句は何もありません。ペンが何を見たい>>続きを読む

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.7

最後に字幕出るまで実話に基づいた話なこと忘れてたよ。1970年代で同性愛の話とすれば、絶対辛い映画だと思ってたけど、あれ、なんかこれメロドラマみたいじゃないか。セルゲイの長髪が全然似合ってなくて、最後>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

お節介と優しさの境界線がいつも分からない。藤沢さんの行動はお節介ともとれるし、でもそれが結局はよかった。他人にどこまで踏み込むべきかどんなにたくさん事例を見ても未だに分からない。そのくせ他者の優しさに>>続きを読む

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

3.7

男二人のやりとりとか行く末とかホントどうでもいい。知らんがな状態。パクソダムとイハニのキャスティングならば見たいものをちゃんと見せてくれる嬉しさ。Netflixドラマの剣の詩と同じ時代かな。日本人がし>>続きを読む

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.6

こんなふうに生きていけたなら。アーティストならこんな環境で制作したい。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.4

思った以上にとんでも映画だった 笑。おばあちゃんの俳優さんの演技にすごく違和感あって、おじいちゃんと比較してしまって気になってしょうがなかった。あと、横向きに寝ているお父さんがイビキをかいていたけど、>>続きを読む

熱のあとに(2023年製作の映画)

3.6

愛ってみんながみんな勝手に定義してるから好きなようにしたらいいのでは。一方的なのも愛っちゃ愛だし、ただ一緒に居る存在も愛。前に友達と話してて、私はなぜこんな男を好きになるのか分からないと思うけど、彼女>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.7

序盤のビジネスパーソンで家族も持って一般的に成功した人生を歩んでいる人って、何事もなく人生を歩んでこれたラッキーな人なんだと思った。実力があると言えども恵まれた環境ありきだし、本当のアメリカンドリーム>>続きを読む

ジャヌスとサムの酔っ払い道中(2023年製作の映画)

3.7

日本に入ってくるフランス映画はある程度国際的に評価されたものばかりで、こういうくだらなくて安心して面白いものはなかなか見れないけど、フランスではこういうのがたくさん見られてるって前に聞いた気がする。め>>続きを読む

ジャンヌと七面鳥(2023年製作の映画)

3.6

ちょっとジュリアデュクルノーみたいな、七面鳥は鳥の中でもなかなかのビジュアルで、かわいいとはならない所がキャスティング上手い。七面鳥がなんなのかは自分に問いかけないといけない。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

ヨルゴスランティモスはもっとどんよりとした作風だったけど、これは違う。陰気さも皮肉も感じられない。めちゃくちゃ素直な作品になってる。そして真理の作品。ベラという女性の人生が、自分の辿ってきた人生と重な>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.7

身体を優しく丁寧に洗ってくれるとか、大人でも安心できる環境下では愛着が湧く行為だから子どもなら尚更感じるものも大きい。自分が大切にされる存在って認識できるのは、幼少期の経験によると思う。その時があった>>続きを読む

緑の夜(2023年製作の映画)

3.3

自分を今居る現実から放ってくれる存在って、ある時すごく望んでたけど、結局は自分でやらなきゃ意味がないと分かる。これはどちらを言いたかったのか悩む。くたびれたファンビンビンの方が355より好き。Netf>>続きを読む

ガール・コップス(2019年製作の映画)

4.0

冒頭からラミランに心掴まれて、コメディ味も好みで、少女時代のスヨン出てくるし、えっ、こんな豪華キャストが、も多々でセリフが身に沁みるよ。すごく意味のある映画でありつつも、女性だけがキャリアや望む道を進>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.1

えー、そんなんなら最初からそうしたら良かったじゃん。リナサワヤマ見たさについ手を出してしまったけど、長い。延々とブラック企業を見せられる辛さ。アクションシーン無ければ30分ぐらいで終わるのでは。生き甲>>続きを読む