snowbirdさんの映画レビュー・感想・評価

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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

劇場で観たが超難解な内容。

斬新な設定ですごく好みだったのは覚えている。もう一度見よう。

RRR(2022年製作の映画)

3.0

振り切ったエンターテイメントだった。高過ぎる熱量、リアリティって何?と言わんばかりの大袈裟な演出、迫力ある漫画のようなアクション、単純明快なストーリー。先進国の映画では避けられる要素がふんだんに盛り込>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

出生時の遺伝子操作がおこなわれるようになった近未来を舞台に、「知的能力が劣るが身体能力が勝る者」と「身体能力が劣るが知的能力が勝る者」が手を組むストーリー。
SFでありながら、落ち着いた文芸作品のよう
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メメント(2000年製作の映画)

4.5

クリストファー・ノーラン作品のファンだが、中でもこの映画は地味でありながら傑作。
巻き戻し再生のサスペンス展開が斬新で引き付けられるとともに、結末が衝撃的。人間の記憶は、事実を自分の解釈で歪めるもの、
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『進撃の巨人』の作者が結末の参考にした、というだけあって衝撃的で示唆に富む内容。後味は悪いけど、自分の生き方を見つめる上で観るべき作品。

正しいと信じて選んだ選択肢が本当に望む結果をもたらすかは後に
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

タイムリープ系の中でも、群を抜いた傑作だと思う。ストーリー展開の面白さ、メッセージ性、演出、配役、すべてが素晴らしい。オアシスの曲がかかる「世界で最も切ないハッピーエンド」は、別エンディングの映像とと>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.3

B級でホラー調の演出×ファンタジー×ヒューマン×ロマンスとティムバートン節全開で風変わりな作品。
おかしな設定だけど、エドワードが見せる表情に引き込まれ、ラストは涙。以来、ジョニデのファンとなった。繊
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貴公子(2023年製作の映画)

4.0

原題は귀공자キコンジャ/The Child (=貴公子)、したがって邦題は直訳。
ノワールというには薄味で、コミカル要素もあり、爽快に見られるエンタメ作品となっている。映像・演出はスタイリッシュである
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

TV放送アニメと「序」は大分前に視聴し、旧劇場版と「破」「Q」はすっ飛ばして本作を視聴。
案の定、横文字・専門用語だらけの意味不明な展開が続いたが、終盤30分のゲンドウとシンジのやり取りで何となく感じ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.2

同じ是枝監督作品の『海街diary』は綺麗事に感じて今ひとつだったが、こちらの『万引き家族』はなかなか良かった。思うに、人間社会における「痛み」だとか「やるせなさ」を描いた部分に共感できたからだろう。>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

テンポよく意外性のある展開で収まりのよい結末、華のあるキャストで誰でも楽しめる作品。
三浦春馬の演技がとても良いだけに悲しくもなる。竹内結子も。
東出は適役との評判だが「演技が下手な設定を演じるのが上
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

2.5

同じ武内監督の「翔んで埼玉」と「今夜、ロマンス劇場で」がとても良かったので、遅ればせながら観てみた。
彫りの深い日本人がローマ人を演じるところとか、オペラの使い方とか演出は全体的に好印象。
原作に忠実
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

振り切ったギャグ映画で大いに笑い、ストレス解消になった!

宝塚と時代劇を掛け合わせたような独特の演出で魔夜峰央の世界観を巧く表現している。キャスティングも、はなわのエンディング曲も最高。
茶番劇と謳
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.3

序盤は美雪姫が暴力的で嫌だったけど、秘密が分かってからは切なくて泣けた。
世界観、衣装、音楽のどれも素敵だった。綾瀬はるかが他のどの作品よりも美しく、坂口健太郎の純朴さがよかった。