maiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ホーム・スイム・ホーム(2016年製作の映画)

3.5

ほっこりする映画。良くも悪くもそこに尽きるかなぁ…。

離婚とか云々で疲弊している感じの女性が、水泳をプール無しで教える…無謀だし泳げるのか?と思いつつも、みんな一生懸命に泳ごうと陸地でやってるのが可
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夜明け(2018年製作の映画)

3.7

青春→遭難→密室。
事態が着実に変化していく様がスリリングでした。

青春の1ページを刻んでたはずなのに、カップルと彼氏の親友の3人とがボートで沖に流されて遭難してしまいます。
暑い日差しに寒い夜…食
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木の中の静けさ(2010年製作の映画)

3.4

なにかクセになる。
それひとつで最後まで観させる映画でした。

彼らが何者で〜とかではなくって、映像の質感?とか表情だとかを楽しむアニメだと思いました。子供向けではないですけど。

胸を通っていくとき
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ビニール袋の夜(2018年製作の映画)

3.3

環境問題への風刺…という解釈でいいのかな?
どうしても子どもが産みたい女性と、人を襲うビニール袋の関係性がいまいちわからなかったです…何か大事な因果関係でもあるのかなとか思ってみてたけど理解できなかっ
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雷の子供たち(2019年製作の映画)

3.4

良くも悪くも…な感じでした。
子どもたちにとって、相手がどんな環境で育ってて、どんな家庭なのか、性別はどっちなのか…そういったことってどうでもいいんだろうなあと思いました。
気軽に「うちの養子になった
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愛は痛みをともなうもの(2014年製作の映画)

3.6

これ、双子あるあるだったりするのかな。笑

姉の結婚式に乗り気じゃない妹の復讐劇。
まあ…どっちもどっちじゃない?という気がしないでもないですが笑、ラストがとにかく痛快!
姉の「欲しかったら感情を表に
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靄の向こうに(2012年製作の映画)

3.5

観てる側も登場人物達も、何かわからないけど観てる・サウナにいる…というゆるーい雰囲気の映画で、ぼーっと観るにはもってこいでした!笑

オンラインで知り合った相手との初対面の場所がサウナ!笑
本当に来る
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壊れた車(2009年製作の映画)

3.6

割とストーリーがしっかりとあって、オチの付け方までよかったです!

最初は裕福な家庭の兄弟と貧しい家庭の姉弟の交流なのかな…と思ってたら、恋に家庭の事情にと5人の子供たちを取り巻く環境が浮き彫りにされ
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サマーフィルム(2016年製作の映画)

3.7

雰囲気を愛せるかどうかが勝負の映画です。

父親とその友人が息子をマルセイユの母親の元へと送り届ける…というロードムービー。
帽子の頭の部分が抜けてたり、子供そっちのけで父親は遊んでたり…とあまり大切
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バレンティナ(2014年製作の映画)

3.6

いい意味で、ぼーっと見れて最後にんまりできる映画です。

別れてしまったけれど、お互いに未練ありつつ喧嘩しちゃって…なカップルの話。
展開は早々に読めてしまうけれど、だんだんと後に引けなくなって、必死
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キム・ベイシンガーはいずこ(2009年製作の映画)

3.6

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」をなんとなく思い出してしまう作品でした。

モノクロで雰囲気はバッチリだし、何よりなんてことはない(結婚式に出席するけど、弟は彼女と別れたばかりで傷心中)旅行の道中
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ジュリエットの仲間(2016年製作の映画)

3.6

マグリヌみたいな人って絶対いる。
自分がアウェーの中にいてもなお、話題の中心で仕切っていたくて、話を中断させたり(ガラスをカンカンと鳴らす仕草なんか、まさに不快の塊過ぎて嫌いなんだけど、巧いなあと思い
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7

「ずっと好きでいられるのは片想いだから」って言葉にいろいろと詰まってて、そこまでは正直うーんな気持ちだったんですけど、いきなり最高潮まで気持ちが高まった気がしました。

恋人も友達もいるけど、ふと1人
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.8

隠れた人気作・名作…になるにはちょっとだけドタバタしすぎかなぁと思いました。

ダコタ・ファニング初めとするキャストの方々の演技はめちゃくちゃ良かったです!
主人公の女の子ウェンディのロードムービーな
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思いやり(2015年製作の映画)

3.7

朝から心が洗われました…!

人のためにと働くウィル。
そしてそこを好きになるチャリティ。

ゴミでも誰かのためになる…最後の方はちょっと蛇足(そこまで言葉にしなくってもちゃんと伝わってます!)かなと
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レモンとタンジェリン(2015年製作の映画)

3.1

これは…メッセージはすごく良いのに、もっとユーモラスにラストを爽やかに終わらせることは出来なかったのでしょうか?…じゃないと、もう終始イライラしっぱなしで疲れる映画になってました。

ユーモアがないし
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1992年(2016年製作の映画)

3.5

これ自伝なんだ…と気づくラストシーンが良かったです。

ただ情緒的な部分をすっ飛ばしてしまったからか、父親との関係性への絶妙なまでの緊迫感が薄かったな…というのが感想です。
状況を説明する文だけ並べれ
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それは神様に言って(2011年製作の映画)

3.5

ヒリヒリする映画でした。

救いのあるシーンが本当に少ない。
子供と母親が無邪気に戯れるシーンくらいかな…その幸せそうなシーンもすぐに終わってしまうんですけど。

あははうふふなフランスのイメージって
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男 女を求む(2015年製作の映画)

3.5

話は好きでも嫌いでも…って感じでしたが、なによりも絵が可愛いのと、いろんな名画へのリスペクトというかオマージュがあって面白ったです。笑
オチは容易に想像がついちゃうので、ストーリーにはあまり期待せずに
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メッカに向かって(2017年製作の映画)

3.8

寄り添うって一言で言えても、実際にやろうとすると自分の時間や時にはお金を犠牲にしなくてはいけなくって、凄く難しいなぁと思いました。
おまけに、今回は異文化圏の相手で、宗教も違えば故郷も違うし、生活水準
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Oktapodi(原題)(2007年製作の映画)

3.4

すごく分かりやすいアニメーション映画!

恋人のタコが食べられてしまう危機…それを回避するために2匹は協力するけれど、タコを出荷したい運転手と格闘しなくては!という。笑
追いかけっこしてるだけなので、
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La Migration bigoudenn(原題)(2004年製作の映画)

3.4

よく分からないけど…な展開なので、何とも言えない。笑

絵は可愛いし、まぁやってることは分かるんだけど、何のためにやってるのかが分からないから「映像かわいいー!」と思ってるうちに終わっちゃいました。笑
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エアポート(2014年製作の映画)

3.7

ずっとハラハラドキドキが続く感じで面白かったです!

初めは主人公が女性スタッフで、バスに乗車して出社、しかし遅刻…空港スタッフの1日〜みたいな緩い感じの映画なのかな?とか思ってたら全然違いました。笑
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.9

この映画に関しては、ストーリーが好き!というよりかは、ゾンビというモチーフに連なった映像がすごく好きでした。

「ウィーアーリトルゾンビーズ」が凄く好きで…その影響でこの映画も見よう!と思ってたのです
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少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

少女邂逅(しょうじょかいこう)
邂逅って「思いがけなく出会うこと・めぐりあい」という意味らしいのですが、まさに!なタイトルになってます。

枝優花監督が実際に声が出なくなった経験をもとに作った作品とい
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プールサイドの初恋(2014年製作の映画)

3.5

かなり好きでした!ギレルモが恋にかなり悩んでる感じと、プールの中っていうふわっとした浮遊感が好みどストライク。

死ぬ間際って走馬灯を見るというけれど、この映画の走馬灯は少し違ってて、彼は未来の走馬灯
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アハメッドの歌(2018年製作の映画)

3.8

こんなに温まる心の交流があるかどうかは置いておいて、海外からの出稼ぎや移民の話こそがフランスのリアルなんだろうなぁとまず第一に感じました。
ジャック・ドゥミ的な…あのふわふわ舞い踊れそうなイメージと、
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シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

3.5

長編映画をギュッとうまく短くしたかのような映画…みんな演技力ありすぎてびっくりしました。

わたし的なフランス映画あるあるなんですけど、思春期の子たち気性荒すぎじゃないですか?笑
でもそういうとこまで
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.6

悪くはない…けど嫌でも「レオン」と比べてしまう勿体無い作品です。「ニキータ」の方が先だから、ある意味この感想は間違ってるし、自分の過去作を超えてきたという意味でリュック・ベッソンの凄さを感じるわけでは>>続きを読む

オットーの毎日(2014年製作の映画)

3.6

めちゃキュート?な映画でした!笑

左右対称・毎日同じことの繰り返しをこよなく愛する主人公・オットーが、ある日新人店員さんに恋をするという話。
彼女の顔、さして左右対称…という気はしなかったのですが笑
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永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.6

メルヘン×ファンタジーのごりごりな世界観かと思ってたら、いつの間にかサイコパス×ホラーも加わってきて、すごく独創的な映画になってました。
そして、最後の胸元に「lili」と…そこまでこだわられるともう
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一人の男、私の息子(2017年製作の映画)

4.0

これは…傑作…!!

昔子供たちにとってはどうしようもない(暴力なのか、怒りやすいのか)父親だったけれど、お互いに歳を取れば距離感も程よく保てて、お互いに許し合えたり歩み寄れたりする部分が増えてくる。
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愛を伝えるって…(2014年製作の映画)

3.4

面白いかと言われると微妙なところだけど、後半のみんなで彼の恋を応援する感じは好きでした。可愛い。

でも早く「愛してる」って言いなよ!とツッコミたくなります。笑

日曜の昼食(2015年製作の映画)

3.6

昔を語ったり、自分の引け目を感じる部分を他人になすりつけるおばさんだったり、若者に無駄な嫉妬をしちゃったり。
そうやって若者を輪の真ん中において斜に構えて話したり、若者にかこつけて自分語りしたり…そう
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ぼくたちのジュネーヴ条約(2016年製作の映画)

3.8

好きでした!

貸した側の友達も、借りた側の友達も根はいい人達なんですよね。出来れば大事にしたくないし、暴力を振るいたいわけでもない。けど、貸した側は返さない相手へのケジメだとしてるし、借りた側は暴力
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ぬいぐるみ猫の冒険(2019年製作の映画)

3.3

かわいいけど、絵本の世界観を楽しめるっていう感じでストーリー性とかメッセージ性は弱いかな?という感じでした。
初めに暴発した猫のお腹辺りのところが疼き出すところは若干ホラーかな。

ぬいぐるみの質感が
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