narchさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

どんな形でも生活していくことがわたしたちの戦い。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

堂々として、記者の挑戦的な質問にはユーモアで返す、労働者階級の環境で育ったやんちゃな仲間たちのバンド。
サッカーよりも作曲が好きだったポールとジョン。後に作曲するようになるジョージ。最後に加入するリン
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プール(2009年製作の映画)

4.0

母との関係がすこしぎくしゃくしている女の子が、タイで自由きままに暮らす母に会いに来る。
とくにこれといって、大きな出来事はないけど、ただ時間を過ごしていくなかで女の子の行動が前向きになっていっていて、
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

人間どうしの信頼とか、最後まであきらめずに考えるところに希望はあるとおもった。スピードだけがすべてではない…

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

アイルランドの町、服装、車、かわいい。
お兄さん、とてもいいひと。
音楽、すごくいい。
いじめっ子を仲間に引き入れるのもいい。

知り合いもない、お金もない、でも出航した彼・彼女はなんかいい。
そして
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

音楽がとてもよかった。
ドリスとフィリップの関係も、たのしそうで、特にフィリップはドリスによって大きく変わったのだと思った。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

ニックのキャラクターいいなぁ。
アイスキャンディをぞろぞろ並んでボリボリ食べるハムスターが可愛すぎた。

多数が少数を支配すること、恐れで支配すること。いろいろ現実のことが思いついてしまう。

とにか
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

4.0

猫がかわいい。
仕事場に吹く風と、屋上の緑が美しい。

引退の記者会見前、窓の外の何気ない風景をみて宮崎駿さんが話すことばと、重なり合ったジブリ映画のシーンが、とても素敵でした。

浮雲(1955年製作の映画)

3.0

富岡は本当どうしようもない男だ、最悪だとおもって観ていた。
若い女をみればすぐ手をつける。それでいて、金がなくて弱ったときだけゆき子を頼る。

だけど、暴力や暴言のたぐいはなくて、憎まれ口をすこしたた
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

2.5

揺れている映像と、ところどころの街の人のセリフが、ドキュメンタリーチックだった。

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

4.0

面白かった。
サスペンスとしてドキドキしたし、雪の風景も、なんとなく懐かしさを感じたりした。

幻の光(1995年製作の映画)

3.0

残されたひとの喪の作業。

トンネルのシーンが美しかった。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.0

人生のなかでいちばん大切な記憶を選ぶ、という行為を自分がするなら…

もう少し以前はもっと鮮明に思い出せた記憶が、だんだんと曖昧になっているのに気づいて、すこし哀しかった。

望月が最後、選んだ記憶が
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繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.5

たくさんのファッション関連本を買っていた藤井さんに、市江がいったことば、
「そんなにたくさん読んだらなにが好きかわからなくなっちゃうじゃない」。

市江は自分がなにが好きかを理解していて、チーズケーキ
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僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.(2011年製作の映画)

4.5

世界を変えることはできない、でも、動かなければなにも変わらない。

カンボジアのこどもたち、赤い土、青空、緑、凄惨な歴史といま。
しょうもない自分をうけいれて、それでも動かなければなにも変わらない。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

侍が七人、百姓たちの村を野武士から守る。

菊千代のキャラクターが面白い。
野武士がきたことを、知らせる嘘をついたところ、「俺だ」には笑った。
それから、官兵衛の最後のセリフ、好きでした。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

紳士の秘密組織キングスマン。

ひとを凶暴化させる信号というのはなんだかバカバカしかったけれど、妙に政治的なブラックユーモアがあっていたたまれなかった。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

探偵の、引けと言われたら意地になるところ、ダメな親父のその死にも責任を感じたところ、いいなと思った。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.5

サリーとマイクのキャラクターがいくつかのシーンでよくわかって、特にマイクのちょっと楽天的なところがかわいい。
ラストのサリーの顔、好きでした。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.0

ヒットガールの内面が描かれていてよかった。前作を思い起こさせるシーンがちりばめられていたのもよかった。ココアとか。

アクション、コメディ、なだけでなくしっかり人間ドラマ。

夏休みのレモネード(2002年製作の映画)

4.5

主人公の男の子、ピートの素直さや正直さが心に迫った。
それから、ピートの「探求」する質問に大人たちがしっかりと自分のことばでこたえるのがなんだかうれしかった。
ピートとダニーの「テスト」は切実なのに爽
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.5

目が離せなかった!
主人公のヒーロー好き男の子の物語かとおもいきや途中からでてきたほんとヒーローの女の子の話でもあり。
クロエ・グレース・モレッツかわいかっこいい。

恋人たち(2015年製作の映画)

2.5

観ているのがつらい。
暗く苦しくつらいものを映画で観たくはない。
ただ、役所のひとがリアルにみえた。

アメリ(2001年製作の映画)

3.0

夢のなかで生きていた内気な女の子、アメリ。同じく夢のなかで生きている男の人に恋をして、夢のような作戦で恋を叶えようとする。
アメリの、周りのひとへのやさしさが恋を実らせたと思った。

すてきだとおもっ
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シーズンズ 2万年の地球旅行(2015年製作の映画)

3.0

動物たちの可愛い姿、凛々しい姿、息づかいが観れる。
人間と動物の関係をとりあげながら語るナレーションは、すこし、定型すぎるかな、と思った。
2万年前からこれまでの、地球における生き物たちの営みを感じる
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

はじめに出てくる世界観の説明文章を、よく読んで、やっと大体の内容を理解できた。
ツッコミどころはあったけれども、最後まで飽きずに観れた。

あん(2015年製作の映画)

4.5

あんこは美味しそうで、桜はきれいで、光があたたかくて、そんな映画だと思っていた。
実際にそうだった。
でも、途中から、それだけではない、ハンセン病のことを、差別のことを、ひとの背負ったもののことを、自
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.5

「嘘をつくと、その嘘がバレないようにまた嘘をつかなければならない。」

小学校教師の倫子がこどもたちに言った言葉が、明智家の行く末と重なって、みているのが辛い。
こういうのを映画でみるのは辛い。
でも
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

1日のあらゆる出来事を大切にしたいと思える素敵な映画でした。

タイムトラベルにかんして、すこし疑問に残るところがあったけれども、ユーモアと主人公の優しさとストーリーのあたたかさで十分たのしめました。
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ポネット(1996年製作の映画)

3.5

全編幼い子どもたちだけがほとんど登場する。意味のない動き、意味のないことばのつながり、それらが、子どもたちの自然そのまま。

主人公の女の子ポネットが、お母さんに会えることを信じたこと、そのおもいが
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

アメリカのコンプトンという街で、ヒップポップグループが生まれていった軌跡。

警察と、主人公たちとの対立は、どうしようもなく、鎮めるのが難しそうに感じた。
主人公たちが、CDが売れて享楽にふけっていく
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

3.5

映画を観て、たとえばそこに出てきたキーワードについて、インターネットで調べることによって、知ることのなかったものごとに関心を寄せることができる。

ドキュメンタリー映画を観たときに、そこで語られたもの
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

3.5

思春期をむかえた少女リリと、飼い犬ハーゲンの物語。ハーゲンを捨てることになってしまったリリ。ハーゲンは、野犬になり凶暴化する。
ハーゲンと犬たちが保護施設から脱走し、街を駆け抜け、人間を脅かす。
その
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