そーいちさんの映画レビュー・感想・評価

そーいち

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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分は至って正気で、普通に暮らしているはずなのに、記憶が噛み合わずに異常者扱いされ少しずつ何がなにかわからなくなっていく様子がすごく切なかったです。見てよかった。

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

4.0

猫目線の日常アニメかな、と思っていたら、とても切なくなる作品でした
人間と猫という、とても近く、しかし遠い関係だからこその仕方のないことではあるけれど、お互いを思い合って、それぞれを乗り越えて、それを
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天気の子(2019年製作の映画)

4.3

雨や風景描写がとても綺麗で、終始目を奪われる美しさでした…!
ただの家出少年と、親がいない姉弟が数奇な運命によって交わり、その影響が須賀さんはじめ周りの人にも伝播していく様子は、懸命さの凄まじさを感じ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

とにかく切ないな…という作品でした
最初はお互い遠くまで会いに行き、遅くまで待っている中だったのに、最後には『距離が1cmくらいしか縮まりませんでした』と言わしめすれ違って振り返ってももういない…
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.2

RADWIMPSの音楽と、ストーリーがとても合っていて良かった…!
『まだ会ったことのない君を、探している』というキャッチコピーに違うことなく、最後の最後まで本当に会うことなく、互いを探していて、そし
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

音楽や短歌の使い方がすごく素敵だな〜と思いながら、結ばれることのない二人が互いを大切に思っていて、でも特別拗れることもなく、雨上がりのようにすっきりとした後味の作品だと感じました。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.5

すごく切ない物語でした…
立場の違いから生まれる禁断の恋、という設定もそうだけれど、終わってから全てがわかる、という様子がとても心に残りました
シンプルな作品としても、ミュージカルとしても楽しめる良作
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

ラストが想像と違って新鮮だった…!
自分の子供を殺された親と、それに対抗する形の警察、その周りの人間関係を巡って少しずつ心境が変わったり、影響を与えたり与えられたりして凄く見ごたえのある映画でした…!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

凄く良かった…!
最初はハンディキャップだった『ろう者の家族』という要素が、ベルナルド先生との出会いから少しずつ武器に変わっていって最後には音大合格を勝ち取ったところや、コンサートで一瞬無音にすること
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.0

ひたすらに圧倒されるクオリティとシナリオでした…!
リリコの美貌の圧倒的な輝きから始まって、少しずつ崩れていく樣や、女子高生から伝わる時代感、整形だけじゃなく後輩にも脅かされて、精神的にも余裕がどんど
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.5

やっぱりソーはいいな…!って思える映画でした
クスっとくるところも、切ないところも熱くなれるところも余すことなく魅力を発揮していて、それでいてしっかりとした物語の主軸がある、というのが流石だなぁ、と思
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

トム・クルーズがひたすらに最高でした👏
何十年経っても変わらないマーヴェリックの突拍子の無さや強さ、グースの死を無駄にしない価値観、そして何よりどうすればいいか悩む人間らしさがどうしょうもなく愛おしく
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トップガン(1986年製作の映画)

3.9

トップガンマーヴェリックに向けて〜!
マーヴェリックの成長と挫折、友情と恋のお話で、ドッグファイトシーンは時代柄少し誰がどれか分かりづらい演出だったけど、ストーリーがわかりやすくてスッと入ってくる映画
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.5

歌、脚本、演出、全部よかった…
エルヴィスプレスリーという極彩色で彩られた人生の中に潜む苦悩や社会情勢が凄く綺麗に描かれていて、見ててすこし切なくなった
何より劇中ライブが『これオースティンバトラーが
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

とにかく演出の鬼気迫る様子がすごい映画でした
あるときははっきりと、あるときはぼんやりとした音が状況の気まずさや主人公の気持ちと連動していて、ストーリー自体は定番のわかりやすいものだけれど、メタファー
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

これがすべての始まりだったのか…と
最後の辺でカタルシスが止まらなかったです
スクラルという何にも化けられる存在と、姿かたちは変わらなくても中身を偽ることができるクリー人で、対比がすごくうまくて、19
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

前回のアントマンだけじゃなく、シビル・ウォーやインフィニティウォーの影響が各所に見られてすごく見ごたえがあった…
量子世界、実際にあったらどんな感じなんだろう…

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.5

文字やモチーフなどデザインもすごくいいし、音楽も民族っぽいものになっていて臨場感があって良かったです
民族問題や資源問題などを見て見ぬふりをするといったことに対する一つの問いかけであり、エンターテイン
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.5

ただひたすらにソーがかっこよかったッ……!
ソーにロキ、ヘイムダル、ハルクとしっかり知ってる面々が出ながらもそれぞれ成長していて
最初から最後までいい意味で裏切ってくれたおかげで、あっという間に2時間
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

最初から最後まで中身たっぷりでやっぱり見てよかった〜!!!
混沌で破天荒なガーディアンズと、家族の大切さに改めて気付くクイルが同仕様も無く愛おしくて、人間じゃないのに人間らしいところがすごく良かった…
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.5

空港での戦闘シーンは見たことあったけど、ようやく全部見れた〜!
誰もが自分にとっての正義を持っていて、それが分かれてしまった故の衝突や、それぞれのもつ事情がすごく切なくて、ただのアクションではなく胸が
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アントマン(2015年製作の映画)

4.5

MARVELフェーズ2までようやく見終わった〜!
ただの盗人だった主人公が、紆余曲折を経て"ヒーロー"へと変わる様子は見ててとても気持ちが良かったし、当初関係が悪かった関係が徐々に打ち解けていったのも
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで内容が盛り沢山で2回目見ないとわからないことも多い気がする…!
けど、ヒドラ(ハイドラ)の流れを汲むウルトロンと、マインドストーンとジャーヴィスをルーツに持つヴィジョンでこうも変わるの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

もともとSF好きで最近マーベルにハマった自分にどストライクな作品でした!
ウォークマンとヘッドフォンが、最初の泣いていた少年と、廃材を集める武骨でアウトローな青年を繋いでいたのがすごくお洒落〜!!
M
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.5

当時のアニメ版チップとデールを見てなかったからあまりわからないかな〜と思ったけど、誰もが知ってる有名な作品が出ていたり、現実世界をベースにCGやアニメーションを織り交ぜるやり方がすごく親近感を湧かせて>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主役がキャプテン・アメリカだけあって生身のアクションがすごく良かった〜!バッキーが最後キャプテンを砂浜に引き揚げてるのも、何か心に響くものがあったんだろうな…ってすごく印象に残りました
そして最後…ツ
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

4.5

モチーフが北欧神話なこともあって、ソーらしさがすごくあってよかった〜!
途中ロキ!?って思ったけど兄弟の絆が見られたり、クライマックスでもクスッとさせるシーンがあったり、緩急がすごくて最後まで一瞬に感
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

mcu版を踏まえて復習鑑賞〜!ノーウェイホーム見てからだと、そういえばこうだった…!みたいなカタルシスがすごくて、大きな力には大きな責任が伴う、親愛なる隣人、といった名台詞とともに、好きなMJに行為を>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これまでと違ってスーツ無しのアクションが多くて、弱くも優しく、強いトニー・スタークの姿がありありと描かれていて、より没入して見られる作品でした〜!
ポッツにスーツいじりで怒られてから、向き合うときは顔
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

スカーレットウィッチことワンダが思った以上にマッドネスしてて、途中主人公どっちだっけ??ってなったけど、随所にストレンジらしさが垣間見える演出があったり、魔法を使ったバトルの迫力があって見たあとも余韻>>続きを読む

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