鮮魚さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.2

大九監督の作品って、すごく独特なリズム感や空気感や演出のシーンがあるんだよなぁ。
そこをどう感じるかによって映画自体への評価というか、すきになるかどうかが個人個人違ってくる気がします。

わたしは今ま
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.5

人生は、楽しむことが大切。

そんな当たり前なことを思い出させてくれる、紳士でどこかキュートで、なんともいえない魅力のある主人公だった。


16回も脱獄できてしまうことや、生易しく見える捜査も、昔の
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.3

良い意味でもわるい意味でもないけれど、なにも残らない作品でした。

ただ印象的だったのは、「いつもの居場所」なのであろう食堂に仲間が集い、明るいうちからビールを飲んで駄弁ること。

チェンの作る美味し
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あしたのパスタはアルデンテ(2010年製作の映画)

3.0

最後なに?!


サンドウィッチ食べるシーン長くないでしょうか。。?
何を表現しているのだろう。。


同性愛、特にゲイは"オカマ"として昔からコミカルに表現されてきたのは、日本も海外も同じなんだなあ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

映画というより、一人の人生を垣間見た感覚。ドキュメンタリーのような作品。

「勇敢で正直」という言葉は、彼女をよく表していると思う。

そしてそれは、魂が気高いということなのだと、彼女を見て思った。
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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

エロ本を見つめる松田龍平
死にたいのにアグレッシブな九条ジョー(伴くん)


小さな町で何気ない日々を生きる、すこしへんてこな人々。

ナンセンスなストーリーと、それを彩るすばらしいキャストの面々が印
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

点数はさすがに付けるの難しすぎるな…

映像はめちゃくちゃ格好良くて、アスカもマリもかっけえええええ!と興奮しました。

一方で、自分が半分も理解できていない、受け取れていないと感じ、その状態でこの映
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

アメリカの歴史における深い闇。

監督は撮らなければいけない作品だったと仰っていたそうですが、このような現実があることを知るという意味で観なければいけない作品だったと感じます。


インディアン居留地
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

今のところ人生で一番のトラウマ映画です。


「タイトルが綺麗」という理由で何も知らずふらっと梅田の映画館に入ってしまった若かりし頃の自分に忠告してあげたい…


ちなみに初園子温でした。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.2

個人的に、他人のスマホを見るのは悪趣味だとおもいます。

ラストちょっと分かりづらかったなぁ。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とんでもない傑作映画、でした。

観終わってからの満ち足りた、胸が詰まる感情のなかに、まだ物語が続いている。

等身大の不条理。

三上は、「悪人」なのか。
悪人とは?
人を殺したのは、間違いなく悪い
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

たまんねぇぇぇーーーー!!!!!!

20年以上前の映画だとは思えない。

めちゃくちゃ格好いい。
めちゃくちゃ最高。

ネオ(キアヌ)は言うまでもないけど、トリニティも格好良すぎる。。

へそから虫
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

キアヌと異形のものとティルダスウィントンが出ている時点でもっと早く観てよかった。。

ストーリーも変に寒いところなどもなく、それぞれの人物の描き方も良かった。

アスファルト(2015年製作の映画)

3.8

思ったとおり、好きな映画でした。

不思議な出会い、不思議な関係。

このままずっと続くわけではない、でも、ずっと忘れない。

こういう距離感の関係を、出会いを、いつもどこかで待ち望んでいる気がします
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