stay9oldさんの映画レビュー・感想・評価

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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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正直なところ、こんなに荒い映像の作品を映画館で観たのは初めて。


まさに「荒削り」な作品。
それでも、この地点でしっかりと「会話劇」として作品が確立されているのはやはり才能なんですかね…すごいな。
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ワイルドツアー(2018年製作の映画)

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まるでドキュメンタリーのような作品。

登場人物たちの間で交わされる会話の内容や距離感、間合い、出立ちがとてもリアルでぎこちない。

手持ちカメラの映像、リアルな風の音、(というかもはや吹雪レベル)荒
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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今作でも、ドライブ・マイ・カーのときにやったみたいに好きだった部分をあげてみる。


まず冒頭のタイトルバック
背景に流れる音楽とのベストマッチ
心を持ってかれる。


決して色味は多くないけれど
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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前に観たのは2021年。


映画館で観られるならと再度挑戦したけれど…うーん、やっぱりわたしは「アメリカン・ユートピア」の方が好き!(ごめんなさい)




それでも、
ラジカセを抱えたDavid
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Playback(2012年製作の映画)

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最後に映されるスケボーのシーン。
一瞬、違う映画かと思うくらいに雰囲気ががらっと変わる。





伏線の回収というよりも(たぶん、そもそもに、そういう概念で構想されたお話ではないと思うのだけど)
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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誰かの弱さに寄り添う。

歩み寄る。

人はどうしたって、
1人では生きていけないから。



気づく。

知る。

動く。

隣にただいるだけでも、
こんなにも暖かい。
心強い。

自分で自分の機嫌
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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「Here」と比べると、少し、難解さ、言葉ではうまく表現できない余韻が残る。


タイトルバック、素晴らしいです。
空の色と合わせてるんだなぁ…





本当に序盤のシーンなのだけど、
電車を待つハ
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Here(2023年製作の映画)

4.0

この監督の作品をもっと観てみたい。



とにかく構図が素晴らしく、
タイトルバックからわたしは、幸せなため息ばかりついていた…
なんて美しくて、なんて穏やかで優しい作品なのだろう。

自然の音が主張
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなにもすっきりしない、もやもやとした気持ちを抱えながらエンドロールを迎えることになるとは思わなかった。

果たしてこれはハッピーエンドか?




人には本当にたくさんの面があって、私たちが普段見
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

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とにかく画が綺麗なのは言うまでもない。


なんか、全然上手く言えないんだけど、自分の中で今まで知らなかった扉が開いた気がする…(どゆこと笑)




みんなで不幸になる

のが最善策。

という最後
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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他の方がどうかはわからないのだけど、もし映画を「監督」が好きで観る場合は、やっぱりファーストコンタクトした作品が、自分の中で1番衝撃的で、刺激的なのだと再認識。

作品自体に癖があったり、プロットが似
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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まるで、絵画のような映画。


登場人物たちの立ち位置、構図、光の入り方、影の差し方、間取り、配置…全てが洗練されている。
計算され尽くされた画。

涙する人間の美しさよ…

水の音って、自分にとって
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ZOO(1985年製作の映画)

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ぞわぞわしたい人は見るべき。



ZOOのでっかいネオンサインと、絶対に何かが起こる、予感しか感じない音楽の流れるOPは最高。

双子のそれぞれの家や、片われくんの荒廃するものたちを撮る部屋の雰囲
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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OPのカッコ良さよ…


若いころのスティーブ・ブシェミがイケメンすぎて(ゴーストワールドのシーモアのイメージが自分の中で強すぎるので)驚愕している🫨

エル・スール(1982年製作の映画)

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ストーリーとは関係ないのだけど、エストレリャの付けている星のリングがとても可愛らしくて好き💫

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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アナの姿や顔を照らす、光、炎、影…全てが美しい。

あの眼差しの向こうには、何があるのか。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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綺麗なもんしかあかんかったら
この街ごと全滅や



狂児のセリフも素晴らしいのだけど、このシーンの聡実くんの表情がとても良いです。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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エンドロールが心地良すぎて…



どう老いていくか
それが問題だ




戻りたいと思わなくてもいい場所



人間は記憶だけが全てではない
感情と共に生きている



水の落ちる音。
窓から差し込
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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うーん…やっぱりクールランニングに優る作品は生まれないよ…🇯🇲

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッペンハイマーの葛藤が痛いほど伝わってくる後半の演説シーンが、ほんとうに素晴らしい。

アインシュタインとの会話を最後に持ってくるあたりも、さすがノーラン監督…という感じ。



全編英語で見たので
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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一作目を観たときにも書いたかなぁ…
スターウォーズやロード・オブ・ザ・リング等々…超大作を観たときの感動の再来。

ほんっとうに素晴らしい世界観。
作り尽くされたシナリオとバックグラウンド。
衣装も凝
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ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア(1987年製作の映画)

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こんなにも…こんなにも壮大で激動、波瀾万丈な人生があるだろうか。


人ひとりの人生が、ここまで大きく、忙しなく、深く、広く、濃い。
あまりにも多くの感情があふれて、混ざり合っている。
自分が今生きて
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

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ほんとうに、題名のとおり(日本語のほう)のストーリー。
最後の最後まで、交わらない2人の世界。






母親と息子。

家族であっても他人は他人。
好きなものは違うし、相手は自分の良いようになんか
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

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まさにこの作品は、現代を生きる者たちに向けての応援歌。



セリフにもあるのだけど、
映画って、簡単じゃない。
つくることも、届けることも。



東出さん演じる木全さんがとても良かったな。
いつも
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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こういう「愛のかたち」というものがあるのだよな。



ハウンのお母さんがミソに話をするシーン。

どうしてみんな顔が違うかわかる?
違う生き方をするためだよ。


このセリフが刺さりすぎて…
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

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天音くんすごかった。

英語の表現で「obsessed with〜」っていう表現があるけれど、まさにこういうことなんだろうな。


お笑いが、まさに、ツチヤタカユキのすべて。
お笑いなしには生きられな
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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とにかく、シーンのひとつひとつが考え尽くされていて、美しくて、まぶしくて、キラキラと輝いていた。

本人たちを直接映さず
テレビ越しに、
机や鏡、カメラの画面越しに、
カメラワークというよりも、なんて
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます



なんでだろう?
1人の男性の日常を垣間見ているだけなのに、ずっと、ずっと観ていたくなる。
とても心地いい時間。


一生懸命に、丁寧に、ひたすらにトイレを綺麗にし続ける平山さん。

丁寧な生活、と
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RRR(2022年製作の映画)

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インド映画のダンスシーンは、カッコいいとかカワイイとか抜きにして、ただただクセになるな。


2人とも不死身すぎてやばい😅

STARS/ウィ・アー・ザ・ワールド(1985年製作の映画)

5.0

懐かしいな!!!
中学生の時に音楽の授業で観たやつ。

思い出すだけでもわくわくが止まらない。

そばかす(2022年製作の映画)

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いろんな人がいていい。

1人でもわかってくれる人がいたら、なおいい。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

控えめに言っても満点。
ごめんなさい、ハイキュー大好きなんで、もう点数云々より、ゴミ捨て場の決戦を、大画面で、映画館で観られたことに感謝感激👏

今ストーリーは
烏野・音駒の因縁の戦いでもあり、
日向
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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とにかくOPから音楽が良い。

全編を通して静かな作品だけど、妙にどっしりとしている。


クッキーを演じる“ジョン・マガロ”の声がとにかく優しい。
彼の人柄が出ているのか、それとも“クッキー”がそう
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