Changさんの映画レビュー・感想・評価

Chang

Chang

THE3名様(2005年製作の映画)

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西の方向に出会いあり
わんこパフェおじさんと出会う

素顔の私を見つめて…(2004年製作の映画)

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死んだふりが上手な彼女
実家を追い出された訳あり妊婦の母親
そんな母と二人暮らしの主人公
誰もが誰かに執着せず、自分の暮らしを真っ直ぐに見つめようとしている

腰抜け二挺拳銃(1948年製作の映画)

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君がいつも着飾っていられる所に居よう
ボタンにリボンの君は僕のもの

夜の人々(1948年製作の映画)

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幻滅と希望が絶え間なく交互に入れ替わり続ける
登場人物誰一人として、この夜から逃れて昼の世界に住んでいる人は居ない
そしていつも決まって真夜中の時刻を示すキーチーの腕時計の盤面は見ることができない
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

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どこを切り取っても息を呑む程に美しい映像の連続
馬車に乗って各々の希望へ向かう
明かり灯る思い出を綺麗なものと信じて、必死にしがみついていたい

(2021年製作の映画)

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最初に書かれる注意書きや、フィルム発掘当時の映像など。つい油断すると心ごと持っていかれそうになる瞬間の切り取り。

オオカミの家(2018年製作の映画)

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恐怖の根源が見えないことはずっと恐ろしい
恐れるものが目には映らない
けど確かにずっと側にある

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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力いっぱい崩れることが出来るのに、同じエネルギーを使って自らをしっかり保っていることが出来ない
自分を守っていられないことの苦しみも、均衡を保つことの苦しみも、ベーグルの穴だって、長く憂鬱な一度きりの
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ワンダーウォール(1968年製作の映画)

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異形ゆえに決して収まることはなく、どこまでも理解を拒んでこちらに挑戦し続ける。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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言ってしまえばそれは単なる紙の月
まやかしの世界でも君が信じてくれたら作り物じゃなくなる

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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作品として世に産み落とすことは治療にもなるはず。
あなたを知るには、あまりにも幼すぎた
そしてあまりにも苦しい

モーヴァン(2002年製作の映画)

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続いていく人生を這ってでも途絶えないよう。
それらは何にも耐え難く美しい。
つまるところ死んだ人間より、生きようとした人間のほうが価値があるはず。

彼が残したカセットを聴いている時だけは幻想の中に生
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

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自分のルールが誰かのせいで大胆に塗りかえられるのは決して気持ちの良いことじゃない
円の内側と外側は違った速度で気持ちが回ってる

郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

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電磁波を子守唄に育った鳥たちは、電車のすれ違いや車の衝突のように互いに近づこうともがいている 
記憶という地盤は沈下し、ついには空洞になる

男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

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大丈夫じゃないのに、みんな大丈夫なふりして、気付いたら本当に大丈夫になっていくなんて嫌だな
哀しいくらいに人間の寅さんがだいすき

僕は天使ぢゃないよ(1977年製作の映画)

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私達そもそも恋に落ち合った仲だし、たまには二人でデートでも行こうよ

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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せつな、たせつな、ろうばく、むこりった
痛みの次には安堵と喜びがくると祈っていれば、長く憂鬱な日々も案外幸せに暮らしていけるかもしれない
だから自分を憐れむようなことはしたくないし、しちゃいけない

バーバー吉野(2003年製作の映画)

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冷蔵庫の坂上文庫には吉野ガリ達のエッチな夢が詰まってるん

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

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彼女のちいさな印や些細な行動の意味をもっと知りたくて毎朝が待ち遠しい
タコは部屋をおしゃれに飾ったり短い夢も見るみたい
繊細おじさんとマダコのお話

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

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胸が詰まってなかなか最後まで見れなかった
リリーの出る回は本当に苦しい

男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年製作の映画)

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食後の茶碗でお茶を飲み、汚れた湯呑で塩を肴に酒を飲む
どっちもいいもんよ

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年製作の映画)

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近くまで来たものだからって縁側で二人花火を見て、でも音がしてから見たんじゃあだめねって
目一杯背伸びして、高いビルの先で上がる花火を見ようとする歌子ちゃんの背中にしか伝えられない、寅さんの絡まった恋心
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