おしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おしん

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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.5

一生分のgenerationを聞いた気すらする。

昔でいうケータイ小説のような趣きのある作品ではあるが、どうにも2人を突き放した冷めた目線を感じる作りになっている。

最後の最後まで妙に主観的な感情
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

使い古されたタイムトラベルものではあるが、ここまで現代にリサイズすれば国民的作品になるのである。
新海誠過去作品と比べると、言い方はあれだが、オタク臭くなく、売れるのも納得である。

劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ダブルオーの完結編としてこれ以上ない作品。

来たるべき対話とは何なのか。
コミュニケーションが到達する未来とは。

信仰により全てを失い、武力介入により戦争根絶を目指す歪な少年がたどり着く 簡単な事
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

5.0

聖剣無双に何を求めるのか。
高尚なストーリーか?哲学的なメッセージか?

違う。聖剣が無双してればええねん。

そういう点ではこれでもないぐらい無双してるし、アーサー王伝説の原典ガン無視してるけど、そ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

5.0

ガイリッチー初期作にして大傑作。

コメディと群像劇、そしてスリリングなストーリー。

オチも含めて全てが愛おしい。そんな作品。

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

5.0

テレビシリーズから五十嵐監督、榎戸洋司による原作からのブラッシュアップが素晴らしく、アニメ化という意味合いでは最上級のモノだった。
そしてオリジナルシナリオによる劇場版。

中島敦の原点にもなる感情を
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今石監督、中島かずきの2人の作品の集大成だと思う。
CGもキルラキルから更にリミテッドされた動きに磨きがかかり、より作画に近いものになっている。
作画は色トレスを多用することで、実線が少ないCGのよう
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

次世代のアニメ。
表現の幅が明らかに他のそれを超えている。
CGでありながらリミテッドアニメのためつめによる芝居でキャラクターをコントロールしている。

日本が得意としてしたアニメーションを莫大な予算
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ユニコーンの祈りを真っ向から否定した作品。
宇宙世紀において、戦いは無くならない。人間は宇宙に出てもなお真の意味で分かり合うことはない。
100年やそこらで人間が進化するはずがないのだ。
それでもと抗
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中村豊こそ私たちのヒーローであり、それを証明する映画である。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

岡田麿里作品は最後消化不良に感じてしまう傾向にあったが、この作品はむしろここまでやるのかというぐらいには、1人の母の物語を描いていた。
デザインの良さ、随所に渡る井上俊之によるキメの細かい芝居、写真で
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

私と世界の作品において、世界というものはいつも主観により破壊されてきたが、天気の子は新しい私と世界の関係性を提示しているように思った。
エロゲーのトゥルーエンドと言えば、そうだが、最後の大人達のセリフ
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ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)

5.0

ストーリーはシンプルだが、それを支えるアクション作画があまりに素晴らしい。
中村豊…ありがとう…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

複数の世代の役者の演じることへのスタンスを描くことで、役者という生き物の生涯を描いたのかな、と何となく思った。
つまり最後は、歴史のイフを見せたのではなく天国に招かれたということなのかな、とも思ったり
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