しだたくみさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

しだたくみ

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劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!(2018年製作の映画)

2.7

ニュージェネ版のブループラネットという感じでしょうか。つまらなくはないけど、セリフがクサすぎるのと、光線と変身が多すぎて戦闘シーンの味が濃すぎる。最後の闘いも微妙じゃない?

キャストのアクションと演
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

黒木ひかり目当てで見に行ったら思わぬ良作に遭遇! 「桐島部活やめるってよ」の新たな形といいますかね! 75分の短さで、スタンドの端の方だった人生が、じわじわとホームランスタンドになるまでを上手く描いて>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

リアルタイムでちゃんと観てたら2017年ベストムービーだったかも。

黒人の身体を通して世界を見たい...。白人から見たある種の憧れが、異常な行動へとエスカレートしていく恐ろしさ。家族ぐるみで伝統芸能
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

かなり最高にサイコ。怖い。ずっと震えながら観てましたが、結末やら透明人間の仕組みやらなかなか面白かったです。敵が見えない分なおさら演技力が試されるところ、エリザベス・モスすごく良かった👏

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

定期的に観たくなる映画。正義と復讐を履き違えないのが良い。何故そういう思考になったかまで丁寧にブルースの内面を描いているし、己にとっての恐怖を自ら纏い、それを乗り越えることで人々を救おうとする過程にバ>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.1

ビギンズとしっかり地続きになってるところが3作目っぽくて好きなところ。ノーランファミリーって感じでキャストも豪華になっていて良い。バットマンは遂にヒーローになったのだ!

P.S.
個人的には平成ガメ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.3

たしかに傷ついた若者を描いたプレイリストムービーなんだけど、それだけじゃない。家族と生きる人も離れ離れになってしまった人も、全ての人に深く突き刺さる作品だと思う。過去を超えて今をどう生きるか。その葛藤>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

「IMAXで見れた」という体験も含めてだけど、何度観ても凄まじい作品。光の騎士であるデントとレイチェルをゴッサムシティから奪い取り、辺り一面を闇一色に塗り替えてしまうジョーカーは真の悪役だ。公平な裁判>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.3

素晴らしい作品に出会えた。14歳のウニの目線を通して、ささやかな人間関係の中にひそむ抑圧や不安や孤独を淡々と描写していく。あえてパラサイトと比較するなら、家族というテーマを共有していながらも、徹底的に>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.4

さすがノーラン! 映像も脚本もハイクオリティな作品だった。何階層にも構築された夢に深く潜っていき、デカいミッションと夫婦間の問題を同時進行で解き明かしていく過程が超スリリング!

夢の奥深くで作り上げ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

良かったです! 3月に観たドランの映画もそうだけど、これくらい清々しく愛の物語を描いてくれる作品にグッとくる。音楽を通してブルースと主人公が繋がっていくのがすげえ良くて...ポップミュージックはいつだ>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.9

かなり満足度アリ! 2と並べたいくらい好きかも。
ハーフのエイリアン、気持ち悪くてぶっ飛んでてかなり最高! ウィノナ・ライダーの演技がかなりいい。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

キャストも衣装も音楽も脚本もすごく良かったけど、編集がかなり慌ただしくて中身に入り込めず...。詰め込みすぎて映画全体が忙しなく、結果的に素晴らしい台詞がちょっと浮いてしまったように感じた。ラストも唐>>続きを読む

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.4

「ガメラが私たちを守ってる」
「ガメラの敵にはなりたくないよね」

素晴らしいスケールアップと、新たに浮かび上がるガメラが闘う意味。仙台での死闘は言わずもがな、映画史に残る名シーンです。情報社会に巧妙
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.5

初代ゴジラに匹敵するするくらい「特撮を作る意味」を落とし込んだ素晴らしい作品。ゴジラが「本能」の怪獣であるとすれば、ガメラは「意志」の怪獣。その本質的な角度の違いを作品化できたことで、平成ガメラシリー>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.7

ジョーカーと別れたところから始まり、同じような境遇の女性たちで結託してクソ男たちを倒していくなど、ハーレイのパンキッシュなファッションも相まって、ミソジニーに対する明確なファックを突きつけている映画だ>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.0

雰囲気変わってデヴィッド・フィンチャー流の囚人映画に。エイリアンシリーズとしては物足りなさが否めないが、ラストシーンとか犬から出てくるところは良かった。

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.2

前作とは打って変わって一気にジェームズキャメロンの雰囲気に! ターミネーターを彷彿とさせる戦争のディストピア描写が素晴らしいし、音楽が特撮っぽいのもツボ。ラスト20分は映画史に残る最高の映像、最高のバ>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.1

若気の至り→愛を知る→無情→無感情

人間らしさとその真逆で揺れているようだが、面白いというより興味深い作品。続きは気になる。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

ビジュアルと設定が素晴らしすぎる。映像のクオリティの高さよ...!

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.2

後半はとてもよくできていたが、世界観つかむまでやっぱり長い、、、

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.0

運命の人に出会い、初めて素直に人を信じることを知る。

メランコリア(2011年製作の映画)

3.8

面白い! バッドエンドとハッピーエンドの境界線を曖昧にするラースの世界観、好きだなあ。

鬱映画というより、眼前に迫ってくる死をどう受け入れるかということ。人間の良さというのは一面的には図れず、状況次
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結末を知ってから見ることで、逆算的に楽しめる作りになってると思う。あまりにも「もぐら」を暴く瞬間のカタルシスが少ないから、結末の「おー!」という満足感は期待できない。でも各人物の立場など含めて、豪華な>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.4

「これは最後から2番目の歌」

辛い境遇は分かるけど、途中までどうしても作品に入り込めなかった。しかしラスト40分、セルマの感情が一気に流れ込んできた。なぜ彼女にはミュージカルが必要なのか、なぜ彼女は
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.8

ヨルゴス作品のなかではあまり響かなかった。オマージュを知ればもっと楽しめる気がする

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

人間の執念を、ひたすら過酷なサバイバルと自然の映像美で描き切る。生肉を食い、皮を剥ぎ、馬の中で寝る。ヒューグラスの史実に基づくフィクションか...ディカプリオの演技凄すぎた。

キリスト教的な信仰が描
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.5

美しい映画! 触れたら儚く壊れてしまいそうだった「キャロル」に対して、こちらはもっと肉体的で生々しい。だからこそ辛さがますます浮き彫りになるように思う。食事のシーンすら非常に動物的な撮り方だ。

とに
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半後半で異なるコミュニティに属することで、共生主義から個人主義へと価値観も変化する。だが、どちらの考え方もあまりにも極端で自由がない。ラスト、きっと主人公はロブスターになったんだろうけど、互いの違い>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.1

今見ると「ルーム」と「ミッドサマー」を合わせて、より生々しくした感じがする。ヨルゴス・ランティモスすげえな

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

1917にも通ずる長回しカットのアクションシーンが超絶カッコいい。これは映画館で観たかったやつ!

「Do you trust him?」「I Do」のやり取り、アベンジャーズファンを泣かせにきてるよ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

ヒューマンドラマとしてしっかり楽しめました。役者陣の素晴らしい演技力!

自分も含めて1人でも多くの人を救えるように行動したい。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.2

実は見れていなかったのでこのタイミングで。境遇を理解できない人への歩み寄りがないから共感は少なかったけど、1人の男の成長・純愛物語として十分楽しめました。切なさ倍増なカメラワークとジャネールモネイがい>>続きを読む

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.4

真新しさはないけどいい映画。エルファニングが素晴らしい。欲を言えば後半フィンチの感情にもっと浸りたかったのと、音楽と映像のマッチをもっと見たかった。

邦題、なんか違う。普通にオール・ザ・ブライト・プ
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