ヒガシオオヤマトネコさんの映画レビュー・感想・評価

ヒガシオオヤマトネコ

ヒガシオオヤマトネコ

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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.8

名作映画の遊星からの物体Xの前日譚となるノルウェー基地の壊滅とアメリカ基地へつながる話

前作の恐ろしさを崩すことなく、かつ、ラストが分かっているからこその絶望感、そして、どのように前作へと繋がってい
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.4

遺伝子で格付けされた世界で自分と社会を欺くヴィンセントが宇宙を目指すSF映画

近未来感がありながらも、どこかにインダストリアルを感じる情景を主体としていて、それだけで画面がとにかくおしゃれ。色温度高
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メメント(2000年製作の映画)

4.7

短期記憶が妻の死以後覚えられなくなった主人公のレナードは妻の復讐のために犯人を探す。しかし、残されたのは刺青と自身のメモ、そして、そこに電話や数々の知らない人たち…。

とりあえず革命的な構成に拍手!
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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

3.3

前作で一躍時の豚となったベイブが、取材を受けるために都会へと向かったが、そこでドタバタに巻き込まれてしまう続編映画

前作の出演動物に加え、新たな動物たちが数多く出てきて、見ていて楽しかった

また、
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

全身付随状態の大富豪と失業手当をもらうために面接を受けたハンコが欲しいだけの黒人青年が、互いに友情を築き上げていく感動の実話を元にした映画

ストーリーはもちろん綺麗であることながら、2人の関係性が介
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ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

3.5

ナースの夫グレックと元CIAのジャックのデコボコ義父&夫コメディ映画の3段。
今回はグレック夫婦の双子の子供とグレックの不倫が物語の渦中に。

内容としては、パンチが弱いコメディ映画といったところで終
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

極寒の南極大陸に潜む謎の宇宙生物からの襲撃がトラウマになる極限ホラー映画

今作のヴィランは冬眠していた地球外生物で、その見た目のグロスティックさが面白さであり、寄生する触手の生物というのがなんともキ
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ミート・ザ・ペアレンツ2(2004年製作の映画)

3.8

元CIAの義父となんとかやっていけるようになったグレックだったが、一難去ってまた一難、今度は厄介すぎるグレックの両親が登場!
これがまた義父のジャックと正反対すぎて、反りが全く合わずに…

コメディの
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

4.3

結婚間近のグレックは恋人の実家に行き、彼女の両親とはじめて対面する。彼女の父親は何癖もある性格で、彼女の妹の結婚式直前で、さらにハプニングが…。

この年代のコメディ映画が良いよねシリーズ。
義父と婿
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アメリカン・サイコ2(2002年製作の映画)

3.2

前作のサイコキラーのパトリックから唯一生き残った少女が主人公というだけの、首の皮1枚だけ前作と繋がっているような続編映画
内容としては、別にめちゃくちゃ悪いわけでも、面白くないわけでもないんだけど、前
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

一流エリートのパトリックは己に磨きをかけることを好き、殺人衝動というクセのありすぎる性格を持つ男
そんな彼の奥深くに潜むアメリカン・サイコが込み上がる映画

完璧主義とも言えるパトリックの性格と自分の
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サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.3

娘が誘拐された精神科医の父親。犯人たちは娘を返す代わりに、1人の患者が記憶している6桁の数字を聞き出すことだった。意図しないことから、事件へと巻き込まれていくクライムサスペンス映画

題材はめちゃくち
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.1

猟奇殺人鬼のハンニバル・レクターが如何にカニバリズムという境地に陥ったかを記した前日譚映画

今シリーズでもあるレッド・ドラゴンの犯人と同じ狂人であり、噛みつき魔の方がよくあるタイプのシリアルキラーの
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.4

失踪した娘を探すために、一度は釈放された疑わしき男へタブーを犯すクライムサスペンス映画

父親の愛による行き過ぎた行動がクセになってしまうような、人の恐ろしさが淡々と描かれている非常に面白い作品だった
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.4

レクターシリーズの第3作目
第1作目でクラリスと出会う前のハンニバル・レクターが、彼を捕まえた元FBIの主人公ウィルが手伝う捜査に助言をするクライムサスペンス映画

内容としては文句なく面白かったが、
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リグレッション(2015年製作の映画)

2.5

過去鑑賞
あらすじを見た感じだと、少女暴行事件と悪魔崇拝とミステリーが交錯する実話ベースの話である。

かなり前に見た作品ではあるが、とにかく画面映えしていない印象しか残っていない。
ストーリーの性質
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

4.3

父親殺しの罪を問われた少年の無罪を主張する弁護士と事件を描いた裁判映画

自分は裁判映画がやはり好きだ。法律と神の前にて、頭脳と証拠と可能性と真実とで、各々の主張を知的にぶつけ合う映画はそうそう無い。
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.6

レクターシリーズの2作目。大ヒットした羊たちの沈黙の続編
凶悪なハンニバルの逃亡から10年、渦中に居たクラリスとハンニバルの因縁の幕開け。

序盤は前作と似たような会話主体の流れで、また口に合わないの
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.4

ジム・キャリー主演のハートフルコメディ映画
何事にもネガティブな主人公のカールが友人に半ば強制的に参加させられた胡散臭いセミナーによって人生が180度変わってしまう

100分近い本編で無駄なシーンが
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.4

毎日記憶を無くしてしまうルーシーとプレイボーイで水族館で働くヘンリーが出会い、恋に落ちる日々を描いたハートフルラブストーリー

前半のおてんばなルーシーや気前の良い父親、アホな弟など、出てくるキャラク
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

死霊館シリーズはもう8作目になるのかな。見放題で見れるのは今のところここまでなので、自分の中では一旦はこれにて閉幕
にしても、サブ邦題が…。なんですか、「悪魔のせいなら、無罪。」って!と思ったけど、ス
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.6

不倫と殺人事件に隠された衝撃のラストを銘打ったミステリー映画

総評としては、そこまでだったなという感想。
本格ミステリー映画だったので、謎解きの脚本はとても作り込まれていて良かったが、映画の見せ方的
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.7

アナベルシリーズでちらほら出てきたウォーレン夫妻が本格的に除霊に挑むオカルトホラー映画

前半は全然霊が出てこないし、出てきてもお馴染みのシュールなドッキリシーンばかりで、あぁ、今回は微妙な感じなのか
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

4.4

車が高速で故障した!?しかも160キロ出して、ブレーキも止まらない!フランス発のノンストップハラハラコメディ映画!

新車の自動速度制御装置が故障して高速をぶっ飛ばすというめっちゃ単純でなかなか話が発
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デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

3.7

出産立会いを控えた主人公と自分勝手な男の2人でひょんなことから一緒に旅をするコメディ映画

遺灰やアホみたいなやりとりが多く、コメディとしては名作だったが、一緒に旅したイーサンの性格が自分勝手すぎてイ
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.3

死霊館シリーズの番外編的ポジションの今作
アナベルもウォーレン夫妻も出ないが、いつだったかの作品で出てきた神父が登場しているので、一応世界線は繋がってるっぽい

今回も恐ろしい!と思わせるホラーよりも
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レインマン(1988年製作の映画)

4.6

ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの豪華俳優陣が贈る映画史に残るべき一作

全てのシーンが不可欠で、たった1週間で兄弟の絆が築き上げられていく様が惜しみなく描かれている
やはり、ダスティン・ホフマン
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.7

恐ろしき呪いの人形のアナベルがウォーレン夫妻の死霊博物館で大暴れする怨念パワーMAXのホラー

めちゃくちゃ悩まされてる依頼人の話といったわけではなく、娘のジュディとその友達とが悪霊を解き放ってしまう
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

アナベルシリーズの最初に作られた作品である今作

アナベル死霊人形の誕生と少しつながるところもあり、死霊館シリーズのウォーレン夫妻も最終的にアナベルを保管することから、絶妙に色々な要素に繋がっていた
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

2.1

アナベルを観て、このクソ映画を思い出したのでレビュー

謎の人形、不気味な館、そして、守らなければいけない変なルールという面白そうな設定がてんこ盛りだったのに、よくも変な舵を切ってくれたな!となるくら
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.6

死霊館シリーズのアナベル系統のはじまりの物語
シスターはカメオ出演くらいの立ち位置でチラッと出てきただけで、ストーリーの本質には全くと言っていいほど関わってはいない(悪魔が人間界に来るという原理的な部
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.3

この度、死霊館シリーズを全て見るために視聴
死霊館シリーズはアナベルも含まれるため、見る順番が単純じゃない。数本既に観ているが、改めて時系列順に鑑賞することに

制作年月的には続編、で、物語のスタート
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.4

セントバーナード犬がめちゃくちゃするドタバタコメディ映画。
こういうコメディ映画が1番面白いシリーズ

賢いのかおバカなのかよく分からないセントバーナード犬のベートーベンが、家族愛を深めながら、ペット
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吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)

3.6

最初期の吸血鬼ドラキュラの映画
50年代の作品ではあるが、カラーになっていて、古き良き映画の質感と当時の新しさが混在しているようで、見ていて面白かった

今の吸血鬼像のパイオニア的な作品であるため、吸
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デス・レター 呪いの手紙(2017年製作の映画)

3.4

正体不明の封筒が手違いで紛れていたので、主人公がパシられて届けるはめになるというロシアのホラー映画

酷評されてる割には結構面白かったのでは?
中を見てはいけない手紙、不思議な力で手紙を届けないといけ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

17世紀を舞台にした映画
キリスト教の教えは神聖なるもの、そして、魔女の存在が当たり前とされていた時代に、悪徳教会に背き、村八分となった家族を冷たい森のような暗い恐怖が襲う

ジャパニーズホラーのよう
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