主人公のレイラが遊園地に行き、途中で記憶が途切れたまま自宅のベットで目を覚ます。家には誰も居なく、変な違和感を抱きながら外に出ると、街中にも人はいない。
そんな気味の悪い世界で出会った不思議な友人たちと違和感の正体へと迫る映画。
いや、これ迫れたのか？というくらいなんと言うか物語が進まなかった印象。
この街で一体何が起こってるんだ！？というパートがかなり長い。正体のかけらみたいなのは小出しにされていくが、話が本格的に動き出したのは映画の後半に差し掛かってから…
話の要所要所にストーリーの正体の要素を盛り込んでいるのは良かったが、犬が鳴いていたり、御曹司のご都合設定などの気になる部分が少し目立ってしまった。
ラストも続編がありそうな雰囲気を出していたが、もう少し話の核心に進めてからでもそういう演出にした方がワクワク感は持たせられたと思う
