らうらさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

らうら

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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

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私も犯行予備軍。

初めは退屈で眠くなってしまったけど、最後に畳み掛けるように展開して行くストーリーに、没入してしまった。
私は主人公側の人間だから、とても気持ちがわかるところがあって涙が止まらず
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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始まった途端からワクワクしてウェスワールドに連れて行かれた。
徹底的に構築された世界観はやはり圧倒的。

何回か寝てしまったし、正直よくわからなくて2回観て話の内容は掴めたけど難解だったな〜という印象
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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女優さんたちが魅力的だった。
好きとか恋にもいろんな形があるし、幸せもそれぞれ。
ハニートラップにまんまと引っかかりに行く、それで幸せな人もいるし
寂しさを埋めたいがための恋もある。
友愛もある。
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あしたの少女(2022年製作の映画)

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好きなことを、全力でやっている姿はとても生き生きとしていて
余計に涙が溢れて止まらなかった。

理不尽な世の中だよほんとうに。

福田村事件(2023年製作の映画)

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苦しかった。人間の愚かさよ。
みんなちゃんと名前があってそれぞれの人生がある。

正しい情報を伝えることは、全てを明らかにすることは、もしかしたら誰かを・誰かの生活を脅かすのかもしれない。けれどやはり
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ほつれる(2023年製作の映画)

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旦那さんの、笑顔や理論で平静を装ってる粘着質で神経質な感じが怖すぎて震えた。(田村さんすごすぎ)
結婚っていう業務をこなそうとしてる感というか。
奥さんに同情してしまうけど、生活力を考えると好きな人よ
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.8

(到着が15分ほど遅れてしまった涙)
最後の最後に一気に惹きつけられた感。
美しい映像に反する不穏さ(映像を美しくみせることで際立出せている?)が思春期の儚さや憤りみたいなものを感じさせた。
中弛みも
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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映画の初っ端から、家に着いても涙が止まらなかった。
また書く。

身近にも美しい世界があるはずなのに、それをいとも簡単に人間の私利私欲は壊してしまう。
現実がどこか生き辛い私は、ただ逃げているだけなの
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

美しいドレスは夢を見せてくれて自信を与えてくれて心を癒す。
ああ、だから私もファッションが好きなんだと思ったら、なぜか泣いていた。
ミセスハリスの行動力と内なる美しさは、お金も階級も関係ない。
自分の
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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美しい映像
美しい少年たち

社会的な目線を気にして素直になれなかったり、後悔や悲しみや恐怖様々な葛藤が、静かに淡々と描かれていてずしりと心が重くなった。
悲しみは消えないけれど笑っている時もあって、
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.1

少女性は狂気になる。
大人になるにつれて現実世界の醜さを享受しきれないと。

ファッションもインテリアも最高に可愛いくて、ミアゴスが本当に愛らしくてそこだけ見ると好きな少女な世界観でしか無いんだけど、
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

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100分間泣いた。
寂しかったり、後悔だったり、愛おしかったり、色んな涙。
人間は弱い生き物だし、孤独だし、それなのに強がったり素直になれなかったり。
犬視点で見ると面白いくらいに弱い生き物。
そんな
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最強のふたり(2011年製作の映画)

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優しくて、面白くて何度でも観たくなる映画だった。
生い立ちも状況も全然違う真逆なふたり、
自分と違う何かと対峙した時に、素直な気持ちを見せ
ぶつけられた相手もそれを受け入れようとする
全く偽善じゃない
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怪物(2023年製作の映画)

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人は自分の見方でしか世界を見れないのだろうね。

お芝居は大変勉強になったし、坂元節がやはり好きだなと思ったんだけど

正直映画自体は好きとはならなかった。

FRIED DRAGON FISH(1996年製作の映画)

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最後で盛大に笑いました。
私は岩井さんの90年代のドラマがやっぱり好きだなぁ。映像美!な作品も大好きなんだけど、遊んでる感じの好きだな。
浅野忠信かっこえええ。

ファンタジーはファンタジーなんだけど
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.9

この映画を作ってくださった全ての人に感謝したい。
どんな痛い思いをしてきたのだろうかと心配になる程、苦しみやもどかしさ孤独……色んな痛みがこちらまで響いてぼろぼろ涙止まらなかった。
どこか怪しげなファ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

この映画を観るきっかけになった大好きなQueenとDavid BowieのUnder Pressureがトドメを指すかのように、映画を観ながら膨れ上がっていた自分の中の寂しさや切なさ、孤独感や不安感に>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

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潔癖なまでの完璧さがゆえに、素晴らしい音楽を生み出す美しく高尚な才能は、社会の中でみたらこんなにも狂気的に映るものなのだろうか…
言葉にできないこの何ともいえない、やりきれず寂しく鬱屈としたこの気持ち
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

世の中には自分とは違う人が沢山いて、沢山の価値観や思考・思想で溢れている。
だからこそ、全てを受け入れるなんて自分も相手も難しい。
だからと言って
(100%受け入れられなくても、擦り合わせていく、知
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.8

ここ最近で1番良かった映画。
彼のひとつのアートをみたかのようであった。
非常に哲学的で、常に変化し続けるというかタブーや世間の価値観を疑い続けてチャレンジし続けてる姿が格好良く美しく、内なる孤独を埋
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

まず視界に入ってくるもの全部が超可愛い。
愛をすぐ口にするし、それを求める貪欲さが生き生きとして見えるし羨ましくなった。
歌を歌ったり踊り出したり、
辛いことがあってもあえて明るく居る、ある種の皮肉さ
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

お芝居は素晴らしかったんだけど(すごい生っぽい、のにちゃんと面白い惹かれる)、ストーリー的に飽きちゃって集中してみられなかった多分好みの問題

せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0

楽しみにしてた、おきくさん!
笑った笑った。
切なくて泣いちゃう系だと思ったんだけど、
良い意味で裏切られた。
すごく好きな作品!

人生の大半、つまらん社会の中で生きてるからクソみたいなものなんだろ
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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(観終わったのが夜の遅い時間で、30〜40分歩いて帰ろうと思っていたけど怖くなって電車を使った。
だけど日本の都心は夜でも明るくて整備されていて治安が良いことに改めて気付かされた。当たり前じゃない。)
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.9

ラジオで聴いた見ず知らずの誰かの身の上話を、垣間見たような
そんな映画だった。
ここで終わっちゃうの?と思って、どうか幸せであってほしいと願った。

子供が第一優先で
いつも気にかけてくれたり、本気で
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転がるビー玉(2019年製作の映画)

3.3

お洒落で観てて楽しいし、なんか痛いとこつかれて泣いた。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.7

切なくて、寂しくて、だけどどこか清々しさを感じながら涙を止めることができなかった。

色んな人の視点から主人公を見つめ、ふと本人にも戻る瞬間、、ひゃあ、、すごい。

変わり映えのしない、上手くいかない
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