Hinataさんの映画レビュー・感想・評価

Hinata

Hinata

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

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子供みたいな表情で血まみれになっていく加瀬亮にドキドキした。

血のついたコンクリートブロックを食わされるような気分になる映画だった。

ハード キャンディ(2005年製作の映画)

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ハードキャンディは未成年の女の子と勃起した男性器を意味する反吐が出るほど気色の悪い言葉。

寒色の赤は美しいから好き。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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不思議な映画だった。ヨルゴスランティモスはいつだって不穏なことを堂々とやってのける。

カメラワークが本当に意味がわからなくて、全部嘘みたい。毎回なんでそこから?みたいなアングルとスムースなんだかガタ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

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あまり見たことのない色味と配色なのでそれだけで観る価値がありそうな映画。
ポスターを見かけてからずっと気になっていたほどなので、私は画面で映画を観ていることが多いのかもしれない。

色遣いが良い。なん
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(2023年製作の映画)

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トリッキーな映像カットはいらないと思った。本当にあの事件のことを描きたいならこのやり方でなくてもいいのでは。この映像表現をしたいのであれば、あんなに凄惨な事件を使わない方がいい。でもフィクションを通し>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

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何回見たか分からないくらい好きな映画。私は好きだな、エイミーのこと。美しくて天真爛漫で人懐っこくて残酷な女。

とっととくたばれ(2018年製作の映画)

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とっととくたばらない塩梅が面白かった。物理攻撃(暴力)はあまり好きじゃないけれど、苦じゃなく観れた。喧嘩にもバリエーションがあるのね。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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後半ボロボロ泣いて観た。
本当にどうしたらいいんだろうとやるせなかった。
キャプテンKとお母さんがすごく良かった。やっぱりダメなんだよ何があってもどんな大義があっても戦争って。

イノセンツ(2021年製作の映画)

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あれこれも同じ監督だったのね。こっちの系統の方がいいと思った。テルマとかの。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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12歳くらいの時に見て以来、なんか色んなところで商業化されてメンヘラ映画orサブカルハイセンスアート系映画みたいになってから距離を置いていたけれども。

毒親の話。だからこそ共感されるのかと思ってそれ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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良かった。パリへ行く電車の中で出会ったカメルーン人の親子のことを思い出したりもした。旅はきっと時が経って何かを思いもよらない形で与えてくれる。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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周りにいたら真っ先に距離取りたいタイプの女の人って感じだった。主体性のなさゆえいつも被害者っぽい感じから脱せない所に哀れみの感情を抱く。だからあなたはいつまでも脇役なのよと苦笑した。無理無理。

福田村事件(2023年製作の映画)

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前半と後半違う映画なんじゃないかと思った。どんなにいいコンディションで見ても突き落とされる。辛い辛い辛い。やっぱり人間は早くいなくなった方がいい。

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

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どういうことなんだろうかと思ってみていた。こういう状態になった場合どうしたらいいの。怖すぎ。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

5.0

かなり気に入った。なぜかめちゃくちゃ馬鹿映画だと思って話半分んで見ていたんだけど、とんでもなく好みの映画だった。
カラッとした女たちが後ろめたさもなしに性的倒錯に走る姿は見ていて気分が良い。ナイスフェ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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ラブホテルのVODに何故かありパートナーの用事が終わる間ずっと見ていた。意味のわからないシチュエーションで観たせいで余計のめり込んだ。内容を強烈に覚えている。めちゃくちゃ怖かった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たまたまやったドラッグでバッド入っちゃって、やばいやばいって他のやったけどそれも全部全然違うバッドにことごとく入っちゃいました!お疲れ様です!!!って感じ。

丁寧に編集されているのにrawデータばっ
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コスモス(2015年製作の映画)

5.0

良い、本当に良い。
何が?どこが?そういうことを考える前に無理やり見たことも聞いたこともないものを食わされる感じ。
途中からほぼトランス状態になって食い入るように見たはずなのに、何一つ思い出せない。
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ありがとう、ごめんね(2023年製作の映画)

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北欧映画は性格的な所なのかすごく見易くて良い。家族の話、誰かといることで強くなれることもあるんだろうなと思った。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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家族にあんたは人を喰う映画ばっかり観てるのかと心配された。そんなことはないですが。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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ご老人がずっと不憫な目にあっていて自分の祖父母がこんなことになったらと思うと恐ろしい。とはいえ、少子高齢化ですのねでね、、、どこで火が付くか分からない時代になったせいで嫌なリアルさを感じちゃう。啓蒙作>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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勝手にもっと精霊信仰的なやつかと思ってみたので普通にタガの外れた人間関係の話でびっくりした。
絶交するって小学生くらいで終わっていたコミュニケーションだったので、何を持って…?と終始混乱気味だった。と
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

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ヨーロッパのコンクリートとそこに落ちる影の色、少し陰鬱な色が移るコートの質感。
劇中歌が桑田佳祐みたいな歌い方だったとか、女優さんが封筒から鍵を出す仕草がチャーミングだったとかそういうことを覚えておき
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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すごく辛い話だし許されないことなんだけれどどうしても穏やかな感情になってしまった。何も観る映画がない時にも選んでしまうタイプの映画。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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カニバリズムってなんで中毒性ある描写多いんだろう。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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年末観た。
ホラー映画でちゃんとエキサイティングだったのいつぶりだろうと思うくらいずっと楽しい気分だった。

降霊系ペイガニズムのセオリーをスタイリッシュに踏襲する感じいい意味で今っぽくて、やってるこ
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X エックス(2022年製作の映画)

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何もかもに意味や文脈を持たすこと最悪だなとここ数ヶ月思っていたし、自己表現を他の人の作ったものでやるなと思っていたのでやめていた。とはいえ記録した方がいいかなと色々思ってまた鑑賞記録つけることにした。>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

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大変だ大変だ。
なんとなく分かる、分かってしまうから苦笑いしながら観ていた。
歳を重ねるに連れて、落ち着いていく周りとの向き合い方を考える必要性に迫られつつあるのでなんだかなぁという気持ち。
パートナ
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