Nさんの映画レビュー・感想・評価

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アーティスト(2011年製作の映画)

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サイレントからトーキーへの時代の移り変わりが、ジョージとペピーの姿で哀しくも描かれる。
基本人物たちの感情を乗せた音楽が流れているけれど、突然の完全無音シーンにハッとさせられた。サイレントだからこその
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親密さ(2012年製作の映画)

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昼から夜にかけての上映。映画館を出たらすっかり秋の夜で、月が煌々と光っていた。
まさに夜が明けてゆくのを眺めた。「言葉のダイヤグラム」。映画の中で演劇を観た。並走した電車で手を振りキスを投げ別れた。
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メイ(2006年製作の映画)

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台湾に行きたい...以外の感情が消え失せた。夜の色彩が本当にたまらないな。

福島は語る(2018年製作の映画)

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ここまで「その人」によって真正面から語られた福島を聞いたことは、未だかつてなかったかもしれない。「誰にも言ったことないんだけど」に続く言葉を、聞けて良かった。誰にも生まれ育った故郷があって住み慣れた町>>続きを読む

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

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これは...なんて可愛らしくて切なすぎる恋の、否、愛の物語なんだろうか。
すぐそばにいて毎日毎日励ましあって分かりあって、愛しあって、なのに触れることができないなんて。でもお互いを見つめる視線がもう確
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この夏の先には(2021年製作の映画)

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可愛すぎる〜何だこれは!!でもそれぞれ心に抱いて隠しているものは全然可愛くなくて、恐らく普通だったら繋がらなかった2人が繋がって、秘密を共有して、自分の気持ちを伝えよう勇敢であろうと成長してゆく様がも>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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小学校の頃から水俣病について授業で習ってきたから、ある程度は分かっているだろうと思っていたけれど。本当に上辺だけしか知らなくて、教科書でたった数行にまとめられた背後には沢山の人の苦しみと悲しみと底知れ>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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「何故もっと早く観なかったんだこの映画を」ランキング堂々の第1位の予感がひしひしと...。
時代は変わっていって選べる娯楽も増えていって、それでも私は、映画館で、その空間に偶然か居合わせた見知らぬ人と
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

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人生で最も多感な青春時代に、あんなにも鮮烈に誰かを「愛している」と思うほど想うことがあるのだろうか...と、そんな経験は勿論無い私は考えてしまう。
どのシーンも画面越しに全力感が伝わってきて眩しかった
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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口数は少なく何か劇的な大きい出来事があるでもなく、ただ外側から「見る」という行為を通して心の内側で理解し、その内で愛を生む2人。彼女たちを分かつ最後の日が来ることが明らかだからこそなのか、2人を取り巻>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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生きづらすぎる。少なからず聞いたことのある「女だから」「男だから」から始まる文句も、日常会話の中に恐らく何の悪気もなく紛れ込む冗談(では済まされないのにそのように発せられるもの)に気づいたとしてもなん>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

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終始息を詰めて観入っていた。
点と点が結びついて線になってゆく過程で気付かされる、その点一つひとつの背景には感情があり想いがある。
線とする作業に躍起になって、その点一つひとつの背景に思い至ることを怠
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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情報解禁から楽しみにしていたものの映画館には観に行けなくて、ようやく私にもタイミングが回ってきた〜!
いつか本の中で出会った4姉妹がそのまま飛び出してきたかのように、映画でもその世界観が丁寧に美しく可
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野球少女(2019年製作の映画)

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分かってはいるつもりだったけれど、やっぱり信じることって大切なのだと思わされた。歳を取ればとるほど、どうせ無理だって諦めたり勝手に限界を決めたりしてしまいがちだけど、そうやって何も信じなくなって挑戦す>>続きを読む

君が最後の初恋(2021年製作の映画)

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血と金と野郎共が舞う物騒な見た目をしているのに、こんなにも愛おしく可愛い、哀しく切ない愛の映画であることだなぁ...。ロケット色鉛筆で手作りカードは流石に可愛すぎるでしょう、にやにやしてしまった!!>>続きを読む

君の誕生日(2018年製作の映画)

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何も言葉が浮かばず...ただ...、ただ、そこにいる彼らと今はもういない彼らを想いながら観た。
人感センサー機能付きの玄関の灯りにこんなにも心を揺さぶられたのは初めてだった。ずっと壊れてたらいいよ、そ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

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ファンタジーと現実が混ざり合う不思議な世界にいた時間。個人的にはこれまであまり経験したことの無いような時間だったけど、ああ...楽しかった...とにこにこしてしまう〜!!

何が真実なのか?どれが本当
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his(2020年製作の映画)

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同性が好きだからという理由で自分や好きな人の話が気軽に出来なかったりどこかで偽ったり言い訳をしたりしなければならない社会の方こそが「普通」ではないのでは?と思うんだよな。そうは言っても現実世界では、作>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

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ヒステリックな母親にも思春期ど真ん中の少年にも何やら怪しげな男にも、三者三様ではあるものの、心の底には同一人物に対する愛が一見分かりにくくも確かにあるということ。その同一人物の死によって「普通」だった>>続きを読む

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

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夢の中のように移り変わるシーンやあまりにも美しすぎる景色、囁くように連なる心情の独白、見目麗し過ぎる役者陣の絡みや横顔、眼差しにクラクラして、常にあった不穏な空気感に心がザワザワした。こんなにセリフも>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

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何歳でも好きなものを追いかけて仲間と馬鹿やって、そんな青春って最高だな〜〜!!!
いつか全てが「あの頃」になって懐かしく思い出されるのだろうけど、その時に今が一番楽しいって思えるように、とりあえず今は
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

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上映最終日、何とか観に行くことができて本当に良かった。昨年NHKで放送されたドラマは録画して今も残っているけど観れていない。
若者の純粋な夢が、大人たちによって、それも戦争のために、利用されたり奪われ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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池松壮亮と菅田将暉という信頼と実績の役者により繰り広げられる日常、何にもないけど一緒に居れば何かある面白可笑しい日常の愛おしさをこれでもかと伝えてくるから凄い。生まれ変わったらこんな男子高校生を生きた>>続きを読む

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

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小学生の頃から数え切れない程観て、私の恋愛観や結婚観の基礎を作り上げ、夢見がちガールに成長させた映画と言っても過言ではない一作...。こんな風に一途に誰かを好きになって、その人と一緒にいられたらいいな>>続きを読む

ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

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個人的に、久しぶりにこんなに可愛い恋愛映画に出会ってしまった〜〜!!という感覚!
何が良かったのか考えてみると、やっぱりいつでもどこでもすぐに連絡がとれたり簡単に「あの人」を探し出したりできるスマホや
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男と女(2016年製作の映画)

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コン・ユ様見たさに鑑賞...。内容を全く入れずに観たものだからかなり衝撃的ではあったものの、題名がまさにそのとおりであるなぁと観終わって気づく。
やつれ果ててどうしようもなく求めてしまう男の美しさと言
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

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涙が止まらなかった。映画を観てこんなに泣いたのは初めてだったかもしれない。
何度も何度も繰り返す同じ1日を様々に過ごしてゆく中で、何が本当に大切なものなのかを見つけ出していった先で、あんなにも晴れやか
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

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久しぶりにジブリ作品を観た。風立ちぬに関しては、まだ幼くてよく分からなかった公開当時以来だった。
圧倒的に画が美しかった。様々な種類の風が、こちらにも吹き抜けてくるような感覚にもなった。
ただ美しい飛
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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もちろんまだまだ観たことがない日本映画は山ほどあるけれど、こんな日本映画は初めて観たような気がする。後ろの車窓から遠ざかってゆく人や景色、鏡越しに見える2人、一面に雪景色が広がるこんなところまで来てい>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

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粗くも鮮やかなトーンで映し出される海辺の町の風景がいちいち美しくて、日本海しか知らない私には余りにも眩しすぎた。そして、あんなにも一瞬にして、永遠を願うほどに、熱くなる恋をしたことがない私にとっては、>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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遂にNetflixにきた〜〜!!!待ちに待ち過ぎたので配信当日に観た!!!
ビートルズ偏差値が低い私でも、良曲の数々を大音量で脳に直接流し込めば楽しい〜のって凄いなぁ!!!
途中から観てるこちらにも結
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

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一番最初のカットから、パリに行きたくてしょうがなくなった!!!
自分にもっと知識があればもっと面白かっただろうなぁとは思った...

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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国が違ったって人種が違ったって言語が違ったって性別が違ったって、時代が違ったって、楽しいものは楽しいし面白いものは面白いし、嬉しいことも悲しいことも全く変わらないのに。
全てを超えてダンスで心が通い合
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

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最後の日が明確に分かっている旅の途中で思い出すかつてや自らの口から出る語りや歌う歌が、2人と1人にどう響いているのだろうと考えながら、日本の風景が流れてゆく窓の外を眺めながら、私も一緒に旅をしていたよ>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

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なかなかの破壊映画だったな... ありとあらゆるものを破壊していった末、尚もそこにある、そこにあったものに気づいた瞬間がとても良かった。散りばめられた伏線回収も鮮やかで、全体的に気持ちのいいものを観た>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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登場する人全員がすごくキュートで愛すべき存在で、観ているこちらもまるでノッティングヒルに居て2人の一筋縄ではいかない恋路を見守っているような感覚になった!!楽しかった〜〜!!!
私もあんなクレイジーで
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