robbinsjさんの映画レビュー・感想・評価

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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.0

オピオイド問題の純粋なドキュメンタリーと思いきや、支援団体主催者の半生が描かれちょっと戸惑ってしまった。
デヴィット・リンチの世界のような幸せそうで、呪わしい過去がありそうな夫婦と家族。
家族に翻弄さ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.3

ここ数年、個人的には面白い韓国映画は本当に少なく、前評判も良さそうで期待したものの…。なんだかいまいちハマらなかった。

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語(2024年製作の映画)

4.0

北海道のアマチュアプロレス団体のドキュメンタリー。
後半はドキュメンタリーとして十分なドラマチックな映像があり、心を動かされる。上映後拍手が起こった。
選手や家族の人たちは良いが、作り手がイマイチ。元
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

予告で見て想像するより、そこまで荒唐無稽なアクションが繰り広げられる訳でもなかった。連行される女たちをよそにどこかに向かう主人公は、ハードボイルドっぽく、それもいいように思えたけど、ジジイとともに銃を>>続きを読む

MAD CATS(2023年製作の映画)

3.0

新宿シネマカリテでしかやっていないわりに、ロッテントマトで百パーセントの高評価があったと言う(本当に批評家9個のレビューで百点だった)謎の映画。
興味を持って見てみると、夕方に客は自分を含め三人。
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怪物(2023年製作の映画)

3.2

保護者の親視点の、飴を舐める教師からそんなことする❓が気になって語られる物語自体を信じられなかった…。
教師視点の教室で暴れる生徒は、逆にいじめられているように見えてしまってしまうのでは❓それをいじめ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.3

ほぼ、事件があってから、被害にあった女たちがこれからどうするか、という論議が中心で、大切な論議をしているのだろうが、ちょっと眠くなったところもあり。
信じても助けてもらえないキリストの教えを信じて、ピ
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.3

中国のアニメの絵が不思議な感じで、少し興味を持ちつつ、割引の日に時間も良かったので…。
ほとんど実写のような画。
獅子舞のフカフカ感がいい。
CGの動きはわざとらしくないし、アクションも、カメラワーク
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放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

3.7

東京だとEJアニメシアターでしかやっていない城定秀夫監督作。
全国でも三館しかやっていないので、流石に最近のポルノ系以外の城定作品の中では一番低予算感がするかもしれない。
学校の授業も担任の英語しかな
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.7

見ていてなんだかコン・エアー貨物船みたいだなと思う。何だか最近の韓国映画はひと昔というかふた昔ぐらいのハリウッド映画でやってたような映画を作る印象がある。終盤にはまたお馴染みの方々の登場。またか…。し>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

ダニエルズの監督作、片方の単独作はどれもイマイチ面白いとは思えなかった。
この作品には期待はしていたものの、これほど自分に合わないとは。
説明下手と、設定のいい加減さで話の7割方の情報は前もって知って
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.3

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン豪華共演のパニックスリラー。しかし、監督は「ザ・キング」(見て結構がっかりした記憶が…)のハン・ジェリム。
そんなに期待はしてなかったが、最初の飛行機に犯人が乗るまでの落ち
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.2

城定監督ということで興味を持ったが、原作の作家の人の映画化したものは重そうで、ちょっとどんなものか見るのを躊躇されなくもなかったが…。
思ったより軽妙な感じはあって見やすかったけど、主人公の慎一が突然
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.6

東京国際映画祭にて。
ユーロって結局大国が小国を植民地化している…。というのは、「ありがとうトニエルドマン」でも描かれていた。
こっちは小国から見た感じだろう。
村人が集まっての議論はそこの辺の本音が
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.3

フランスの俳優マチュー・アマルリック監督作。
映画情報やレビューを見ると、難解な映画なのかなと思ったが…。
映画的な叙述トリックがあり、意味が変わりずらいところもあるが、最後にはどんでん返し的なオチが
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ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たち(1985年製作の映画)

3.9

サイコな殺人犯たちのモノローグから、真面目なだけの映画にも思えるが…。
ブックスマート作戦失敗など、なんだかいたたまれないだけの話から、主人公の二人が町を出て、暴力を振るうたびに、映画のノリが良くなっ
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激怒(2022年製作の映画)

3.5

初監督作らしくそれなりに熱がある映画だとは思う。
しかし、なんだか必要ないシーンが長かったりする。町内会長がボスというのも、リアルな話でなく、戯画化しようとしているのかもしれないが、子供っぽい感じにな
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.6

説明的でなく、そっけないところがフランスっぽい映画だなと思う。しかし、役者が交代するところで、脅しがあって変えさせられたというセリフが、回収されないところが気にある。
綺麗事な話だけじゃなくてもいいが
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.5

韓国のアクション映画としては、何かで書かれていたけど、過去最高と言っていいものだとは思う。
そのせいであまり気になる人は少ないと思うけど、最近、韓国映画でよくある、韓国人と朝鮮人の国境を越えた友情の話
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夜を走る(2021年製作の映画)

2.0

映画で仕事場の描写を見ると、「本当にそんな感じなのかなあ」と疑問に思うことは多い。この映画だと場所はちゃんと本物を使っているが、薬がどうのとかは「本当かいな」と思ってしまう。和気藹々すぎる会話も、本当>>続きを読む

生きててよかった(2022年製作の映画)

3.1

引用されるロッキーと比べてしまうと、ストレートに話が行かず、あっちへいったりこっちへいったりが見ていて退屈で疲れた。
地下格闘技の話は面白くなりそうだったのに…。主演の人の体は確かにすごいけど。
ロッ
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Sexual Drive(2021年製作の映画)

3.8

横の席にいた人が何かをバリボリと食っていたせいで、一話目はあんまり話が入ってこなかった。
他の客席では笑い声がして受けてはいたが、それほどのものかは分からなかった。
二話目から栗田のキャラがツボに入り
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ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

3.6

ニーチェの馬、サタンタンゴのタル・ベーラの作品。と言っても見たことはない。どこの国の人かも知らなかった。
ずいぶんゆっくりと動く画、なかなかかっこいい画、流石にタルくてちょっと眠りかけたり…。
あまり
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.7

ホラーとしてみると、イマイチなとこもあるが、寓話やおとぎ話としてみれば悪くない。
母親が浮気をする割には、見ていてそれほど気まずく思えないところ、それほど冷え切った家族に見えないところもある…。
主人
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.0

前半、新歓コンパの話はまあいいとして、あとは観念的な会話が多く、ストーリーが薄い。友達が死んだと言っても、見ている人は関係ないので、その人をちゃんと描いてくれないと感情移入はできないんじゃないかと…。>>続きを読む

ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

3.9

ロックバンドのドキュメンタリーは、今、上映されているスパークスの映画のように知らない人も見られるものもあるが、大体、ファンだけが見るものが多いと思う。
フリークシーンもそっち系ではある。
ダイナソーJ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

前作、「R AW少女のめざめ」はガムテープの脱毛から、えぐい、とかといった言葉では表せない、痛過ぎるシーンが連続して、映画を観終わってからも、背中がビリビリと痺れていたのを思い出す。
見ているものに何
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

頭の中で破裂音がすることに悩まされる主人公の話。初っ端にドンと大きな音がするのには驚いた。結構、心臓に悪い感じで。
また、いつ音がするのかと戦々恐々としたが、意外と見てると慣れてくる。
引きの画で静か
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

デルトロは評価高い割に、嫌いになるほどのことはないけど、いまいちピンとこない監督だ。
ナイトメア…はサスペンスっぽい感じで、少し期待はしたものの、やっぱり、面白いようなそうでもないような映画だった。
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

3.0

出来が悪いのはわかっていたが…。見る方が悪いのでしょう。
映画会社はマッドマックスっぽいアクションをして欲しかったらしいが、それを園子温が嫌がってこういう映画になったらしい。
しかし、アクションを避け
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.9

ゆるいエピソードもあるけど、出演者のせいか、好感度が下がらない。
アクセルぐらいの音痴は、ロック界にいなくもない。
ヘヴィートリップもバンに乗って荒涼とした景色を巡って、フェスティバル会場に行ってたの
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ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.8

かなり雑そうな予告映像通り、ローカル色のある、ゆるい展開がCGもありつつ、続くけど、まあ、こんな映画もいいかなと…。
最近よく映画で見る、都市開発で居場所の無くなる人たちの話は、今、どこの国でもある話
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モンク・イン・ヨーロッパ(1968年製作の映画)

3.3

予告から、ストレート・ノーチェイサーと映像が被りそうな予感が…。
ちょっとだけ、それ以外の映像もあるかと期待すると、しょっぱなジョニー・グリフィンが曲が何小節かと気がつくシーン。やっぱり。見たよ、それ
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牛首村(2022年製作の映画)

3.0

なんとなく全作見ている村シリーズ。見ているだけに、あんまり期待はしてないけど…。
いろいろと奇怪な現象の起こるはじめの方はいいが、その原因の元が明らかにされてしまうと、怖さがなくなってしまうところは前
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.5

個人的にピノキオの話はちゃんと何かで見たり聞いたりしたことはなかった気がする…。
改めて映画で見ると、(話はあまりアレンジされていない様子。多分)
ずいぶん教訓的と言うか、説教くさいことが今更ながら分
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

スピルバーグらしい(そんなによくわかってないかもしれない…)カメラの動きで始まるミュージカルシーンは良かった。
ドラマのシーンになると退屈に感じる所もあった。この点は元の作品を見ていてストーリーがわか
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