スピルバーグらしい（そんなによくわかってないかもしれない…）カメラの動きで始まるミュージカルシーンは良かった。
ドラマのシーンになると退屈に感じる所もあった。この点は元の作品を見ていてストーリーがわかっているからか、知らなくてもそう感じたのかはわからない。
ウエストサイドストーリーやサウンドオブミュージックなどは、しっかりしたテーマがあって、ドラマ自体はシンプルなものが多いと思う。
その辺をそのままやってしまっているところがイマイチなのかなあとも…。
ララランドはテーマが個人的なものだけど、ドラマがしっかりしてた点が良かったのかもしれない。
移民と再開発の話はインザハイツでもうやってしまっているが、インザハイツの方がストレートに心に響いた。
本当のところはどうかはわからないけど、プエルトリコ系移民とポーランド系移民の争いにはそれほど心が入ってる感じがしなくもない。
まあ、リタ・モレノの歌には感動したけど。
元の作品ってどうなってたっけと気になる時もあった。
そう言う意味では原作思いないい映画だ。
