shoさんの映画レビュー・感想・評価

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14歳の栞(2021年製作の映画)

5.0

よすぎた。観られることが奇跡。
懐かしい学校の匂いに冒頭からたまらなくなってしまった。
大人と子どもの境目で浮いている彼らの美しいこと。
自分も14歳のころ、14歳なりにいろいろと考えていたことを思い
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

もちろん日本人として不快な描写はあるが、この映画がそれを肯定しているとは思わないし、むしろ問題提起をしていると受け取った。
政治的なあれこれに対しての予備知識がなさすぎて置いてきぼりをくらったところが
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

前半が胸糞すぎて心からハッピーエンドを願えなかった。そもそもこの映画におけるハッピーエンドがわからない。ハッピーエンドなんて存在しないのかもしれない。
とにかくムン・ソリはすごすぎる。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

世界観が美しい。
成長したベラにとって、ゴッドは倫理を外れた所業をなした蔑みの対象であると同時に生みの親、育ての親であり愛情の対象でもあったと思う。蔑みと愛情の間で揺れながらも、ベラがゴッドと同じ医者
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.0

脱北者と一緒に命を賭けた牧師さんと撮影クルーに敬意。
現代史に疎くても見やすくありがたかった。大変勉強になった。日本がなにをしてきたか、知っておかなければならない。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

喋らない役所広司、かっこいい。
豊かな生活とはなにか、考えさせられた。
豊かに見えるけどたまに泣きたくなる、そんな雰囲気が妙にリアルだった。

市子(2023年製作の映画)

4.0

杉咲花は本当に演技がうまい。
あっという間だった。
あまり説明しすぎないので、考えながら見た。

(2023年製作の映画)

4.0

戦国時代版アウトレイジ
加瀬亮の織田信長が狂気的でとてもよかった。
北野映画はやっぱり画がかっこいい。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

こんなにたくさんの大人が動いているということを知られてよかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

わからなかったけどおもしろかった。
ジブリはいつもわからないから、初めから
わからないものと思って見たのが功を奏したかもしれない。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

これからもなんでも話してほしいんだ。
と海に浮かびながら言うシーンに愛が溢れすぎていた。描かれてないバックボーンが多いと思うが想像すればするほど切なくなる。

怪物(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤は安藤サクラ頑張れ!と思って見てしまっていたのでまんまとやられたなあと思った。
自分のことだけで必死な大人たちと不器用ながらも互いを大切に思い合う子どもたちの対比がよかった。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

3時間が全然苦痛じゃなかった。
喜怒哀楽いろんな感情になるのでエンタメとして最高。主に楽。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

考えるのをやめて観ないといけないということにもっと早く気づきたかった。
岩のところがよかった。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.5

エゴとはなにか、考えさせられた。
愛という裏付けがあってもエゴはエゴで。どうすればよいのだろう。

画面酔いして集中しきれなかったのが残念。。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

あたたかい気持ちになった。永遠にこのままとはいかない切なさがよい。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

心に残る
岸井ゆきのすごい
ずっとケイコの内面がよくわからないまま進んでいくが、終盤日記で人柄が出るのがよい。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

グイドが諦めずに嘘をつき続けたから、ジョズエが生き残れた。名作。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

想像より温かみのある話だった。
みんな違う背景だけど、ウソンを大切に思っていることは共通している。
ブローカーと呼ぶには良い人たちすぎる。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

リアリティがあって、皮肉がききまくっていておもしろい。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

ティモシー・シャラメ美しすぎた。
最後の泣きの演技がすごい。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

演技すばらしい!
原作を先に読んだのでものたりなさもあったが、映画出来得る上限いっぱいまで表現されていたと思う。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

序盤ぐろくて見れなかった、、、
結局全員ずっと榛村の手の平の上で踊らされていたことを気づかされる不気味な終わり方が良かったです。阿部サダヲは不気味な役をやらせたら一級品。岡田健志くんも冴えない大学生の
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

暗めの内容かと思いきやユーモアがきいていてテンポも軽快でとても観やすい。終盤は勝手に涙が出てきてしまった。
コンサートのときの静寂を映画館で体感できてとてもよかった。早起きして映画館で見た甲斐があった
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空白(2021年製作の映画)

4.0

添田と草加部は本当に自分本位。芯のない青柳が2人に翻弄されているという構図に感じた。なのでわずかだが青柳の感情が垣間見える場面は少し安心した。娘を理解しようと決めてから添田の顔が全然違ってみえた。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

師匠とても愛のある人!その分切ない!
やるせないことがたくさんある、厳しい世界

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