耐震ポールさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

耐震ポール

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川崎競輪(2016年製作の映画)

3.5

普通にいい老後だなと思った。かなり就活をどうでもよくしてくれた。どうでも良くはないんだが。
こういうのを見て過度に褒めるのも貶すのも彼らを疎外する眼差しだと思う。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.0

とっくの昔に崩壊してるシステムから脱出する話で、それだけ?と思ってしまった。序盤のドキドキを下回ってきた。
幻覚のイメージはちょっと面白かった。
ヴィクトリー計画内のバグっぽい演出も良かったね。(卵と
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

なんかナイーブな話だったな。どの程度普遍性をもつ話なんだろうか。

結構ずっと『劇場版少女歌劇レヴュースタァライト』のことを考えていた気がする。

ファイナルガールが分かりやすくて面白かった。

追記
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咲 Saki(2016年製作の映画)

4.0

『咲』自体の魅力も伝わってきたし、映画としても面白かった。
デジタルとオカルトが並置されるゲームだからこそ可能になったドラマだなと思う。もっと尺を使って全員のキャラを掘ってほしいと思った。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

冒頭暗転の状態でクラシックが流れ始めたところから催眠導入だな…と思ったけど、オチまで含めて催眠っぽかったな。
人類の進化にはあんまり興味が持てない。
『アドアストラ』『インターステラー』をもっかい観ね
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RRR(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人の量がすごい。
見せたい画の連続で作るやり方も、見せたい画自体も漫画的だなと思った。
神話が歴史に接続されたEDには凄みがあった。被抑圧者の神話。
このような物語がインドでどう受容されたのかはかなり
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

日常が偶然や意思の積み重ねでじわりじわりと変化してゆく。
作中では、確かに変化が起こっているが、そこに明確な原因は示されない。前半の淡々とした緊張感のある時間と後半のドラマチックな時間の対比でそれが演
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場版の制約を逆手に取ってやれること全部やってたな。
「海賊」の再定義が鮮やかだったな。
ライブ映画みたいなのの源流はどこなんだろう、キンプリかな。
シャンクスとルフィの再会が力技すぎて笑った。
劇場
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

ジョジョ4部で仗助がサクッとした決意を3時間かけてやってた。長すぎる。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いろんなミスリードがありながら最終的にちゃんとびっくりした。
ガブリエルのアクションがカッコ良すぎた。
電気を操れる理由は…?
アングルが作り込まれてて新鮮な感覚のホラーだった。

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

ネトフリ限定のホラー映画としてかなり正解だと思う。
結果としてめちゃめちゃ拡散されて流行ったこと自体が観た後で怖くなるのが良いね。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

明らかに作家としての意識の変化を感じたのだが、やり方が追いついてない感があった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

かなり拗ねた目線から見ても面白かったので、もうしょうがないです。
原作未読なので合ってるかはわからないが、映画に筋を通すために花道ではなく宮城に焦点を当てて、因縁のある(恐らく原作で1番の名試合であろ
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銀河 2072(2022年製作の映画)

4.0

映画として面白かったし観たいものが観れて良かった!

マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.0

なりふり構わない感じがモルカーみたいだった。
思ったより荒唐無稽ではなく、伝えようという意思が見え、意味を見出すことはできそうだったが、ちょっと初見ではそんな余裕はなかった。
映像だけで感覚に直接的に
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.5

開始30秒で7年くらい前にタイムスリップした気分になって、最後現在に引き戻された。
本当にずっと面白くて、観終わって体調がおかしくなった。
すごい!!

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.0

記憶・波動とくるとア、阿頼耶識ですか!?となる。

アネット(2021年製作の映画)

3.5

スタジアムのシーン。
笑いを堪えてるのかと思った。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

これをミステリーというのか…?
主人公はリトルハンガーから何になったんだろうか。
父親の何を継いだのか。

オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

4.0

見たいなーと思った時に人を殴ってくれて、見たいなーと思った時にオッパイを見せてくれて、全体的にサービスがいいなと思った。
キモいけど敵の方が美しかった。キモいけど。
主人公がダサすぎる。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.5

シンエヴァ以降だ…!
前編かなり駆け足だなと思ったが、後半をこのゆとりでやる為だったのか!!
編集や追加カットのおかげでかなり分かりやすくなったなと思う。
TV版の時は空の孔分室って何…ってなってたし
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

「最悪が止まらない」とのコピーだが、最悪じゃなさそうに淡々と?(淡々とというのは嘘で、画面内ではかなりショッキングな光景が広がるが、現実感がないので、やってらぁとなる)人が死んで、状況が変化していく。>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

3.5

生きながらにして死ぬ父親
教会での父親の現れ方が完全にフランケンシュタインと一緒で笑った。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

物語の中における死とは、みたいな話なのだろうか。
バチバチに決めてるわけではないのにやたらに綺麗なショットが多かった。
『エル・スール』と同時上映だったのは非常に良かった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ナメたらあかんってことか…?
調教師とそうでない人々との対比
映画の話はなんなんだろ
『E.T』みたことないんだよな
ジャンルの枠組みからオシャレに抜け出そうとすることで、観客の心構えができてない内に
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誉の名手(1917年製作の映画)

-

またかなり寝たので、序盤で明らかな敵だった奴が起きたら仲間になってて、なんなら主人公ポジになっててビビった。
ピンホールカメラみたいな演出はなんなんだろう。
籠城する場所の周りをぐるぐる回って攻める奴
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戦争と母性(1933年製作の映画)

3.5

ちょっと毛色が違う気がする。
説明的なセリフで物語が動いていく。
母親の執着に全てが還元されてて何だかなぁ

大空の闘士(1933年製作の映画)

4.5

かなり好きかもしれない。
特に飛行機を見送りながら口紅を塗るところ
今思い返すと、『トップガン マーヴェリック』はほんとにずっと顔を映してたな。
何本かフォード作品を見たが弱い男性(←男らしくあらねば
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アイアン・ホース(1924年製作の映画)

-

前半かなり寝てしまい、何となくでしか話が分かってない。
この前に見た2本だと結構しょうもないギャグでみんな笑ってたのに、音声がなくなった途端に笑いが無くなって不思議だ。

アパッチ砦(1948年製作の映画)

4.0

中佐やネイティブアメリカンの描き方に真摯さを感じる。

タバコ・ロード(1941年製作の映画)

4.5

この異様な爽快感とエネルギーはなんなのか。
前近代的(神と比較して有限)な、個人の内面に全てを還元しようとしない生き方が、コメディと調和していて感動的だった。

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.5

結局主人公の父殺しも生贄のシステムの中から脱してないんだよな。
水面が鏡ってことにポスター見て気付いた笑
そうすると父殺しによる継承ではないのか?情けからカーツを殺したわけではないっことか。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

5.0

30分前まで観る気ではなかったけど、本当に見てよかった。
ペシミスティックな仏教への拒否と憐れみ。