耐震ポールさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

耐震ポール

耐震ポール

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

思ってたよりもちゃんと全部をバカにしていてよかった。
倫理的であることと裕福であることは最後まで一致しなかった。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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これ観た後に「ハンモックでapple vision最高〜」という写真付きのツイートを見て、思わずそのツイートに物語を読み込んでしまった。

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.5

あらゆる要素がむき出しに配置されてるにも関わらずアニメとして成立しているすごさ。センスすぎる。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

まだタランティーノ作品ちょっとしか見てないけど、最初からこんなノリだったんすね。

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

4.0

2まではまぁありうるか…みたいな設定だったけど、急にアクセルふかしてきたなって感じ。

急に入れてくるしょーもないギャグが結構笑える。

オーストラリアの説得力がすごい。

コンジアム(2018年製作の映画)

2.5

テンポ悪いしあんまり怖くなかった。カメラが場に存在することの理由づけとして全員にカメラを持たせたことで、一々カメラが切り替わってみんなの顔写したりでテンポが死んでる。その割にはカメラを使った面白い怖が>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

ラスト決まり過ぎててため息出ちゃった。

シーンの飛び方がかなり不自然だったのは意図的だろうとは思うが、どういった意図なんだろうか。単にキャラクターの内面を想像させにくくする効果以上のものがあるように
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

物語はないのに要素は無限にある中でどう話を組み立てるのかというところで、本筋は大して面白くなかったけど各要素への愛着が次々思い出されて楽しかった。なんか知らんが見てる間ずっと涙ぐんでいた。

やけにニ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

普通に笑いながら観たけど、何が言いたいのかよく分からない映画だった。全てを馬鹿にしていないと作れない話だなと思う。

固有名詞の使い方の鋭さだけはあったけど、それ以外の全てが適当すぎて全然身につまされ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

思ったよりも渋い話だった。全然都会でも起こりうる人間関係の話。
殺人が起こった時以外そんなに盛り上がらないのに、細かいカットつなぎで画面が持っていた。
振り向く時に挟む動きのカット、漫画みたいだと思っ
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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

3.0

海賊って普通にカスだよねみたいな話をしたところで評価はできるだろうか。敵の年寄りが本当にお爺さんで、しかもイタい感じだったので、そりゃルフィは止められんわなという感じ。全体の構成も歪で、見せ場の時間が>>続きを読む

ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

3.5

面白かったが、それはシキのキャラの良さによるもので(前日譚のアニメ見た)、話の筋は原作のパターン(過去のトラウマで偏った思想を普遍化したおじさんがルフィにボコられて終わり)に沿っててそんなに面白くなか>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

月に顔があるの嘘すぎる。
月人が思ったよりも多いというオモシロ。

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

4.0

『ワールド』の合成音声のシーンがウソくさいのにやたら怖かったのを思い出す。今回のVHSもかなり最悪だったけど怖さで言えば前者だな。VHSの男はかなり村西とおるを想起させた。口ぶりもさることながら、ただ>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

センスが若い。

ギャグセンスが全然合わなかった。素直なTwitterユーザーっぽい。ネットっぽいセンスでそのまま発話するのがきつい。演技がむずそう。

『バイオレンスアクション』って面白いなーと思い
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

何となく森達也が撮ったことだけを考えて見始めたら思ったよりも劇映画でびっくりしてしまった。

何となく震災当日に全ての事件が起こっているのだとイメージしていたので、徐々に不安が伝播していく雰囲気は良か
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.5

ネオの方が好きかな…ネオから名前を取っちゃうから…

宇野祥平の役所が良すぎる

筧美和子がえっちだった...

京アニ事件以降に作られた作品なのだよなぁと思いながら観た。自作品群を取り巻くファン層に
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

結局救われようとして救おうとする人間の行為は全て失敗して、偶然によってのみ人は救われる。

そんな世界では聖書を誦じてただ正直にいれば救われるのだ!という主張には全く同意できなかった。

チャーリーが
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TAR/ター(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

俺はよく分からなかったよ…みんなはどう?やたら古臭いユニバーサルとかなんなんだ!!

あまり字幕で見ることを考えていないようなシーンが多くて疲れた。

階段で転んだのを「男に殴られた」と言った時の裏返
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとな〜くで感じていたが、俺はコワすぎよりも『オカルト』の方が好きなんだな。

超コワすぎ!以降の工藤の過剰に高圧的な言動は普通に不愉快だったので、市川が対抗できるようになって良かったし、全体のテー
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

感動的な気持ち悪さだった。

なかなか観れるものじゃない。

観終わった直後は遠近感がおかしくなっていて歩道橋で転びかけた。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.5

面白かったが、終わらされるためにやってる感がすごかったな。

田代のミッションの件は『オカルト』を踏襲したものだが、内容が現場で考えたんか?ってくらい適当で白けてた。というかかなり『エブエブ』だよ。
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ熱い

工藤に聞こえている声が観客には分からないのが良い。

好きだ…

A2 完全版(2015年製作の映画)

4.5

前作とは変わって社会全体を捉えようとしていたので普通に面白かった。

と思っていたが、やはり荒木さんが出てくると一気に面白い。顔が良い。

なんかヌルッと街宣車乗ってる森達也すごい。

記者と萩原さん
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

『酔歩する男』の怖さではあるが、より直接的な嫌さは周囲の目線だった。人の失望や舐めが辛い。

実際の認知はどうであれ、認知症(なのかは分からないが)を時間感覚の問題としたのは面白かった。

役名アンソ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

これが最後になったらあまりにも過ぎる、というくらい終わらせにきていた。

一々モチーフに匂わせがあって映像にあまり集中できなかった。

スタッフロール見るまで誰が何の声やってるか全く分からなかった。キ
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ガリーヤの死と、カメラの暴露が同時に行われてすごい気分で終わった。物語の死。と同時に急速にリアリティを獲得してゆく。

人間存在が軽〜い。制度による抑圧。タイトルは、その理不尽さを表しているのか。
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ある男(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

結論、知らない方が良かったってことで現状追認じゃないか?

固有の問題を普遍化してよいのか。

子供に継承していくことについてはどうなのか。

やっぱあのオチはないな。

PLAN 75(2022年製作の映画)

2.5

『タバコ・ロード』みたいだったな…。

声が良いですねって言うのなんか変な感じだったな。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

冗長なはずなのに画面が持っててすごい。緊張感がすごい
信仰の映画?
銃を向け合うことが重要なんだなきっと。
ファビアン可愛過ぎてびっくりした。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニーチェって東洋人の方が受け入れやすいよな。
『COVIDら』じゃん!!!!!!
黄金の回転