こさたけさんの映画レビュー・感想・評価

こさたけ

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6


戦後直後の ±0.0

復興が兆す +1.0

ゴジラ蹂躙 −1.0

どの局面も環境・生活の描かれ方が丁寧で
再現のリアルさが本作の没入感にひと役買ってくれてました。

と、+100.0の現代社会
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.4



僕の知ってる武士道は
サイレンサーを取り付けた銃口で射殺して回らないし

僕の知ってる武士道は
闇夜に紛れてオープンカーを窃盗しない。


だけれども
銃を納めるモーションが
サムライの納刀のソレ
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.5


隣の家のオジサンのスプラッタ無双劇。


初めて観た時はそうでもなかったけど
アジョシの色気や哀愁、良さに気がつけた。
という事は、僕もアジョシになりにけりということである。

ただウォンビンにはな
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.7


昔、アパートの屋上に忍び込み
スクリーン張って映画鑑賞してた黒歴史を
思い出しました。




職・身なり・所作
総じて華やかなアウトラインを感じるのに
実のところシビアな環境下に身を置く実情。
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家政婦と少年(2020年製作の映画)

-


ブリリアショートショートシアターのお送りする
「インテリア月間にみたいショートフィルム4選」

現役インテリアコーディネーターとして
見ておかない手はないだろう勝手に第1弾。


勝手にインテリア品
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.6


メインアクトがひたすらに死に続ける戦死ムービー。

だからこその「死ねない」タイミングからの
緊迫感は観モノでした。



今でこそよくあるループものですが
公開当時。何なら原作の発表当時なんて事を
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.8


ホラーだと覚悟を決めて鑑賞始めるも

気負ったほどのハードルはなくて

何ならハートフルな仕上がりにホッコリしてると

ラスト10分まさかの展開に心が慟哭するーーーー




類稀なるシックスセンス
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おじいさんのボート(2020年製作の映画)

3.6


ほんの15分だけど、
とても大切な人生のバイブルの様にも思えた。

原動力って大事。

若くてエネルギッシュな今のうちから
思い立つ。きっかけ。フットワーク。
このあたりを鍛えて癖づけしていきたい。
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

3.2


多勢に無勢で
絵面通りひたすらに泥臭いw
無能に無謀で無策すぎんか

まだ旧石器時代の人々の方が
無難にマンモス狩れてたと思われる。



クライマックスにかけて
沸いて出てくる出てくるエキストラの
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.6


コメディ色強めのヒーロームービーかと思ってたけど

笑えないくらい悲惨な背景と破茶滅茶な倫理観で、

笑った。



Disney+更新切ったから
視聴最終日の思い出にと
ドミノピザ片手に鑑賞。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7


どうしても「JAZZ」「交通事故」ワードで
名洋画 セッション を連想不可避だけど
パワハラ鬼教官は出演ありませんでした。


さておき、

音楽に 友情に 展開に
非常に熱量の高いアニメ作品でした
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.7


ヤンキーが優しいと良い人に見える。
囚人が更生すると世間は褒める。
まさしくそんな感じじゃないですか兄ソー。


出生の不運や立場のハンデを追いながらも
狡猾で計算高く、悪に馳せても潔い。
そんな弟
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.7


YEN TOWN BANDを知っていてからの
本作鑑賞だったので

物語中盤まではロマンス溢れる
壮大なMVくらいの鑑賞感で

好きだったインディーズのバンドが
メジャーデビューして何かを失ってしま
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市子(2023年製作の映画)

3.8


大切な人の過去に向き合う。

ある種では
今カレも元カレも向き合ってたことには変わりないのに
遂げるラストや受ける印象はだいぶ違う。

向き合い方、寄り添い方、関わり方、距離感

市子は何処で誰とど
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.6


爽快で機敏な、臨場感ある殺陣が観たいのみなので
無駄に感化されるようなドラマなどは不要。

ただ斬って駆けて翔んでてくれたらそれでいいーーー



SWシリーズの
ライトセーバー遅緩チャンバラに嫌気
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7


朝焼けの美しさたるや。


もうちょっと、歳をくってから見直すと
もっと染み入るものがあるんだろうな。



無口な平山から滲み出る感情の温度感。
言葉数の少なさをカバーするは
何より役所広司の口角
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

2.9


主要キャストに美男美女いない事含め
会話内容から集い方、ナチュラル勘違い具合まで
とてもリアルで等身大な内容でした。

シンプルな群青劇だからこそ
気をてらったのかな?なアドカボころりんのシーンの
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.7


「 そんな横顔似てるか? 」


今泉力哉監督作品の印象が強いので
非常にナヨナヨ。恋愛雑魚。愛おしい。
そんな若葉達也イメージでしたから
なんか思ってたのと違うNY彼。
僕の知ってる若葉竜也はDV
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8


この年代にささる挿入歌のセレクトや
この世代に対する働き方、考え方、愛し方

いつか見返したときに
自身のあの頃のマジックアワーも
きっと思い返すんだろう、そんな逸作。

「ちょっと思い出しただけ」
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9



ここまで胸糞に腹が立つ怪演あります?
(褒め言葉)

これは男性目線からのエゴなのか
反フェミになってしまうのか分かりませんが
1鑑賞者としてはユカの言動行動全てに
募り募るイライラが、増長して迎
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.4


情報量の洪水に
ナレーション助かる。

独特なやり口とブラックジョークに
一抹の〝らしさ〟を感じました。

(2023年製作の映画)

3.3


水平展開の構図だろう

どうせ蛇居ないだろう

事の後には罵るだろう



想定通りのウェスアンダーソンフィルムだったために

安心して鑑賞しきれたこの17分の喜劇。

この緊張感の無い可愛らしさが
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.8


笑えないけど笑える、デスノートコメディでした。

良い意味で。




「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」

当人、その字面をいざ見つけてしまったら
生き地獄だろうな。
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.7


シスコン「 さぁ、人誅の時間だ。 」




スターウォーズのライトセーバーちゃんばらを苦に
刀の活きるキレキレの殺陣見たさに鑑賞始めた今シリーズ
[The Final]
ついにここまできてしまった
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.7



考古学×冒険×オカルト

ワクワクの玉手箱だ....



シリーズ全く未了のまま
去年の夏に最終章を劇場で観ちゃったもんだから
ナチだとか乗馬だとか
この1作目からの匂わせだったのか〜と
逆感慨
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.7


Disney+月間
+マーベル好きの知人からの紹介にて。

いやはや、男の子が好き!て感じの
アメコミフィルムでした。
(当方、もちろん男の子です)


相変わらず展開の雑さは
マーベルならではなの
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.6


志々雄「誰だお前(take1) 」

志々雄「誰だお前(take2) 」

志々雄「何なんだてめえ」


五つ巴大戦中
その心ごもっともで少し笑っちゃいました。




4人で寄ってかかってハンデで
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.7


藤原竜也 があまりにも 藤原竜也で
志々雄ではなく 藤原竜也だった。



それと途中に出演する村の子。
あの子、すごいですね


にぃぃちゃぁぁーーん

とうちゃぁぁーーーん

かあちゃぁぁーーー
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.9


連日のスターウォーズ鑑賞(4-6)で
なんら迫力のないチープなライトセーバーチャンバラに
実のところストレスを募らせておりました。


そこで これの発散のため
あの剣技を観るための、本作鑑賞です。
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.5



健気なモフモフどもがひたすらに愛おしい。


そしてベイダー卿の仮面を取った瞬間
錦鯉の長谷川さんにしか見えなくなって
印象シーンが詰んだ。



多くの人の心に残る大名作なのに
すごく浅はかな感
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.6


5作目にして(2作目にして)
面白くなってきたぞう...

来たる予感に一抹のワクワクを感じ始める
ユニバースEPでした。



... ルークよ。
教えを乞うといて その態度はなかろう。
青っ鼻ジ
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.4


続編続々と世代を超えて
世界中からコアなファンに愛される
本シリーズの記念すべき1作目
(え、4作目??)

Disney+をきっかけに
ようやくの初めまして。



緊迫すべきシーンで上手く緊迫で
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8


昔の昔に金ローで観たことあるのかな。

なんとなく記憶の片鱗が回収されていくような
心地良さも感じました。


Disney+
マーベルで胸焼けしてきたので
箸休めピクサー鑑賞。



それだけで見
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.3


クリストファーノーラン監督作かと大錯覚。
(褒め言葉)


かの「インセプション」に比べて

時空の「時」を使った演出であったり
映像に派手さ・サプライズはあるけれども
物語の展開とドラマに丁寧さが
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5


「弱者は力の価値を知っている」

この言葉の価値が
なんとなーくふわっと感じることのできた全容でした。

ヒーロームービー万歳!




ただ、なんだか

キャプテンアメリカ爆誕後の扱いについて
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.9


うぅ、終始 かわいい....


この135分間で何回微笑んだことか。



ウェスアンダーソン監督作風とは
また違った概念の「可愛いさ」




顕著なまでの人種差別マインドと
前代未聞シュール
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