ChimChimChereeさんの映画レビュー・感想・評価

ChimChimCheree

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大河への道(2022年製作の映画)

3.4

松山ケンイチのふざけ切った演技がツボ。ムコリッタのとき思ったけど、松ケンにしかだせない不思議な面白さがあるよね

映画自体はシュールな歴史もの。北野武の『首』と似たバイブスを感じた。あくまで雰囲気の話
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

登場人物の行動にリアリティが無い。ほんとに実話に基づいてるの?
恐怖で支配されてたり、バックグラウンドあるのは分かるけど。流石にそうはならないだろっていうのが多い。はやく通報しなよ

ジジイも、作り物
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

普通of普通。あまり感想がわいてこない

Mark36000くらいの映画だと思ったら、90000あってビックリ。存在も知らないメジャー映画って沢山あるもんだねやっぱり

Netflixのコメディのカテ
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.6

ウェンズデー大暴れ回👏

個人的にはアダムス家の異常性は常人に囲まれてこそ輝くと思うので、サマーキャンプのとこが一番面白かった

ブロンドたちのキラキラ劇が、一瞬でカオスに陥るの最高
アメリカンインデ
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.7

無敵の人が生放送に乗り込んじゃう、ドキュメンタリー的な面白さの映画

アイデア一本勝負で終わらず、思ったより面白く展開していった印象。何となく、デスノートの樋口とかいうクソ懐かしキャラを思い出した。
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

心が痛痛痛痛い
髭剃ってる時のレナードの嬉しそうな顔がもう

人間の魂が~のまとめ方は少し強引に感じたけど、結局要点は人間賛美とか今を大切に~とかなのかな。シンプルに好きです、この手の映画

ロバート
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

2.5

ペラッペラな脚本と演技。なんか少女漫画原作みたいな雰囲気感じた。ネタシーンの宝庫みたいな映画だね。お野菜を勢いよく食すシーンは笑った

いい歳こいた大人の教習所マジック見せつけられて、ゲボ吐きそうにな
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ワッツ・インサイド(2024年製作の映画)

3.3

アイデアは面白いけど、登場人物の性欲と妬みがどぎつすぎて拒否反応。人間の汚さ全開。汚さを愉快に描いた映画は好きなんだけど、これはそっちのパターンではなかった。観てて楽しい映画ではなかったな。

アイデ
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渇水(2023年製作の映画)

3.8

二文字映画は鬱映画がちだから、いい意味でだまされた
80年代風のザラザラした映像が腑に落ちるような、鬱蒼とした現代社会にちょっとだけ光を与えてくれるような、キラキラした映画。絶妙な空っぽさが何故か刺さ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.6

バイオレンス綾野剛、最高だなあ
岡田准一のうろたえる演技がギャグ漫画すぎておもろい

体感、前半100点で後半20点くらい。適度にアホならいいんだけど、どんどんコメディが加速してる感じして苦手だった
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

中盤まで、性的志向が水だとしても、異性への興味と両立するものだと勝手に思い込んでた。だから、生きづらさも理解できず。

劇中の刑事と同じで固定観念に囚われていて、途中まで自覚がなかったのが怖い。じじい
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カジノ(1995年製作の映画)

4.2

超楽しいハチャメチャ映画。1番好きなジャンルだこれ。FBIのガス欠のシーンとか、爆発オープニングとか超好き。

なんだかんだ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の方が面白いけど、この映画を撮った経験が
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クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)

2.8

独房シーンでバラードみたいなの流れてきて、理解不能すぎて笑ってしまった。原っぱで寝転がって未来を語り合うシーンも、不愉快なくらい薄っぺらい。同情を誘いたいのか知らないけど、最悪のシリアルキラーにどう感>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.9

回想形式なのが、蓋をしていた20年前の感情に向き合ってるのかな、という感じで良かった。
当時を”黄金の日々”と称してしまうのが、後悔とか物悲しさが強調されて寂しい気持ちになる。

職務に徹するあまり、
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.4

こっっっわ。怖い。メッセージを理解しきれたか微妙だけど、純粋なホラー映画として一級品。ジャンプスケア×ミッドサマー風の得体のしれない恐怖という感じで、久しぶりに本格的に怖い思いした。一か所、ビックリし>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

手を差し伸べてくれた人さえ性のケダモノなのが酷く生々しい。実話に基づいてるからとかでなく、典型的な男の描写としてすーごいリアル。

男の自分からしても、男って所詮そういう生き物だよな、って妙に納得でき
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.6

確かに。ささやかなことに幸せを感じるのもいいかも。

もしお金持ちになっても、結局何が幸せか分かんないし。今ないものだけを追い求めるよりも、今あるものに幸せを感じるのが、上手な生き方だったりするのかね
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.4

おじいちゃんおばあちゃんがマシンガンぶっ放してゾンビを倒しまくる絵面が最高。いい感じのくだらなさで助かる

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.7

ダーク×ポップな世界観好きやー。この作品でしか拝めないであろう死にまつわるギャグがいっぱい。

『ウェンズデー』視聴済だけど、これ観たらもっと面白くなる。そりゃ幼少期からこんな英才教育(?)受けてたら
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.7

アンダーグラウンドなテーマなのに、主人公が失敗ばっかりで全然強くもないのが、ちょっと新鮮で面白い。ジェームズ・ボンドなのにね
フィンチャーの殺し屋映画にもこんなんあった。

最後、そういえば確かに!っ
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リプリー(1999年製作の映画)

4.2

サイコ版『キャッチミー・イフ・ユーキャン』って感じだった。噓つきまくり犯罪しまくりなのに、なぜか危うい魅力として消化できてしまうところが似てる。若マット・デイモンのハンサムさのおかげかなあ

でもやっ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

おじいちゃんとおじいちゃんの友情が愛おしい。

人生でやり残した事を消化するっていうコンセプトが、シンプルだけど結構響いた。2人の立場になるのは何十年も先だから、今できることは、一瞬一瞬を楽しむことだ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.9

宗教強すぎて苦手。しかもいまいちアがらない謎解き→逃走のループが単調&苦痛で、全く良さが分かんなかった。

暗号解読班の女性はアメリの人だったのか。全然気づかなかった。個人的にはトム・ハンクスにサスペ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.2

展開早くて面白かった。2時間ちょっととは思えない濃さ。

オチはシンプルだけど全然読めなかったし、そのオチに対して主人公がとる選択も良い。少しだるかった幻覚シーンにも1個1個意味があったんだなって考え
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.2

改めてイージー・Eっていい声だな。これってラッパーとして、ストリートの代弁者として、最高の素質だよね。

最後ケンドリックが良いこと言ってた。
"N.W.Aは音楽じゃない ライフスタイルそのものだ"
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.1

取材を掃除で回避するとこと色々な国の言語で愛を叫ぶとこは面白かったし、ところどころ笑えるシーンはあった。でも基本的にはノリ合わず。

コメディ映画でツボ合わなかったらその時点で終了だよね。寒いギャグシ
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.4

映画の滾る演説シーンとか怒鳴るシーンが大好きなので、めちゃくちゃ面白かった。経営者として有能で、エネルギーに満ちてて、人格に難がありすぎるジムのキャラが最高。

企業が成り上がっていく序盤はもちろん楽
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キング(2019年製作の映画)

3.8

日本史選択なので15世紀のイングランドなんて知識ゼロで、常に展開が予測不能で面白かった。

ライブのモッシュピットみたいなぎゅうぎゅう詰めの戦争が意外。思ったより醜いけど、戦争なんだからそりゃそうだよ
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ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.8

真相(というほどのものでもない)は開始1時間で全部明らかになって、後はほとんど書類を探してるだけなのに、むしろギアが上がっていって面白い。

勢力の板挟みになり、仲間も絡んだ生存ゲームが緊迫感ある。逆
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ダンボ(2019年製作の映画)

2.7

終始ダンボが不憫で見てられなかった。赤ちゃん像の背中にまたがって空飛ぶとか狂気過ぎる。

会場内を飛び回るシーンで感動的な音楽流されてもね。困惑でしかない。根本的な価値観が違いすぎて無理。

なんか自
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.2

美しい映画。『君の名前で僕を呼んで』といい、なんでBL映画ってこうも美しいんだろか。

2作に共通するのは、禁断の愛(という価値観自体が古いかもだけど)だからこその儚さと、時間的制約があるからこその儚
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

タイムループ設定はありがちなのに、ノーカットの2分間が何十回も繰り返されるのが超新鮮で面白い。撮影現場がわちゃわちゃ楽しそう。

ポスターと詩みたいなタイトルもおしゃれで好き。

ロマンス要素はクサい
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

存在しない懐かしい記憶が蘇ってくる映画。こういう映画って何が面白いのか言語化が難しいけど、独特の雰囲気に尽きるというか、謎のなつかしさと温かい空気感が観てて心地よすぎる。

輝かしい思い出と現在の対比
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

釈然としない終わり方。2時間半引っ張って結局真相が明らかにならないことある?逆に斬新だわ。

途中経過は面白かった。フィクションとドキュメンタリーの中間のような雰囲気。フィクションなのに作り物臭さがな
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