たべさんの映画レビュー・感想・評価

たべ

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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

長い映画で、その間
ゆっこと一緒に頭を使い続け、
ものすごく疲れた。

本当を引き出す仕事をしていながら、
自分が本当のことを言えないでいる時、
やっぱり目を見れない。
触れることもできない。

腕時
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

「足るを知る」

2時間の映画だから、
飲み物はLサイズ。
結局飲みきれなかった。

ノマドの人たちは、
足るを知っている。
金銭的に限度があるのだけれど、
制限された中に豊かさを見出している。
バケ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

号泣。
儚いこその美しさ、高揚感。

麦くんのお父さんは花火にこだわりを持ってた。
儚いからこそ豪華に美しく。
クリエイティブな先輩は、
人を傷つけ、自身は儚い人生。
麦くんは「現状維持」。
諦めを繰
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.5

パンチの効いた事件が起きても、
平熱のままストーリーが進む。
ドラマチックじゃないけど、
すごく生々しい。
みんな息苦しいのに、なぜか現状が維持される。
もやもや。
結局、また考えさせられてしまった。

精神0(2020年製作の映画)

4.0

お客さんと自分とに隔たりを設けないように意識しているけど、
山田先生みたいにはなれない。
誰に対してもフラット。

共生をテーマに、
実践する実務家。

哲学を持つことまでは追いつけそうだけど、ブレず
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

安定した収入のない人たち。
お金のある時は、それなりに豊かに見えるけど、やっぱり追い詰められてる。

華やかでチヤホヤされる職業は、
自分自身が消費される。

感情労働に従事する自分と少しだけ重なった
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きみはいい子(2014年製作の映画)

5.0

「シンプルに口が臭い!」
千鳥は鼻をつまむでなく、嗅ぎに行く。

近づけば近づくほど、悪いところをストレスに感じる。
テクノロジーのお陰で、
今はヒットアンドアウェイが可能に。
そうしてるうちに、誰か
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

怖がるどころか、くすくす笑ってしまった。

前作は青春物語で、今作は同窓会。
大人になると、立ち位置の表明と責任が生じてくる。
本当は、正義のおじさんが狂ってて、
マヌケなおじさんが正常。
狂ってない
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

今の自分の立ち位置によって
アーサーの見え方が違うと思う。

ホアキンのたるたるブリーフ。

悲しみしかない。

真実(2019年製作の映画)

4.5

言葉が全て本当とは限らない。

他人のことはわからない。
それなら、真実を追い求めて疑心暗鬼になるよりも、
信じたいように信じればそれも真実。

てことは、自分の幸せは、
恵まれてるかどうかより、
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.5

障害者を家族が支える美談じゃなくて、
1人の人間として「自立」するお話。
障害があろうがなかろうが、
自分で選択し、失敗だとしても、
その責任は自分で引き受ける。
仕事柄、支援する側に感情移入。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

都合よく歴史を捻じ曲げる人たちが
いるけれど、
そういう人たちは「私は悪くない」って
言いたいだけ。
物語や創作は、
痛ましい過去の被害者を追悼したり、
二度と繰り返さないようにと
祈りを込めたりでき
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

人に大事にされなかった人は、
束縛してもしても不安。
孤独は人を見誤らせる。
孤独な人はすごく求める。
ボヘミアンラプソディーは
死を意識したフレディが、ステージに向かう扉を開けるところから始まる。
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

躍る心を毎日どれだけ抑えて生きているのか。
脳内の私がそこにいる感覚。
まともそうにしてるけど、デタラメなのが人間!!
楽しい映画でした。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.5

男同士のイチャイチャものは、やっぱり萌える。
ジョンイルの犬のかわいさ、素晴らしい!
お利口すぎる。
一方自分は、犬であれ、完全に従わせることに心をざわつかせた結果、実家の犬がとんでもない噛み犬に育っ
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

2.0

偶然に偶然が重なって今に続いている。
これからも無限の可能性がスペシャル感もなくしれっと続いていく。
奇跡みたいな偶然が続いて、今がオールオッケーでも、未来までハッピーとは限らない。
ローラはそれに気
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新聞記者(2019年製作の映画)

5.0

しんどかった。
自分に引きつけざるを得ない内容。
元々集団に流される人たちとは仲良くなれず、浮き続けた私。
もし、私の役割がこの人たちと同じだと言うのなら、しんどすぎる。
でも、黙っていられない!!
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

ヘイトスピーチがヘイトクライムにつながる様子がよくわかった。
そりゃ、スパイク・リーも怒るわ。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

ボケたフリ老人の、反省してるようでしてないお話。

バイス(2018年製作の映画)

3.0

政治・歴史が苦手なので、詳細まではりかいできなかった。
けど、ヤバイことが起きる大まかな流れがわかった。
間違いがわかってても、「ごめん」とは言わない人が、なんだか支持されちゃうのかしら。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

ダンボがかわいかった。
精神的にも肉体的にも片腕を奪われたお父さんが、一番成長できたみたい。

少女椿(2016年製作の映画)

1.0

マンガと違って、汚い・臭いが臭ってこない。