taiさんの映画レビュー・感想・評価

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燃えるドレスを紡いで(2023年製作の映画)

4.3

現実世界の根本的な課題を浮き彫りしつつ、希望と道筋への光が暖かく灯すような、貴重なドキュメンタリー

服飾学校に通っていたとき、自分自身が抱えていた環境問題と表現の間の歪みが、やんわり解けていく感覚が
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

セリフとセリフ、シーンとシーン、愛と暴力、とにかく「間」に引き込まれた作品
北野武の日本人としての感性、芸人としてのユーモアがとても綺麗かつ明確な形で作品に昇華されていた
日本語を母国語として摂取でき
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ドグマ(1999年製作の映画)

3.5

キリスト教を皮肉めいたジョークで揶揄しつつ、伝えたいメッセージもはっきりと伝わる良い映画。B級らしい演出も作品の一部として楽しめた

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

不意に訪れず死と長閑な日常、その中での心情と間に見入ってしまう、作品内の空気感に呑まれるような作品

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

初北野武映画
歩くシーンと空気感、間がカッコよく、日本版ゴッドファーザーっぽい感じがある。歩く姿をまたじっくり見たくなる

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

セリフの言い回し、カットの画角や演出、全て色褪せないかっこ良さがあり、良い意味で、元祖おしゃれ映画感を満載に感じた。またいつの日かゆっくり観たくなるだろう

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

独特の世界観、カメラワーク、衣装、飽きないストーリー、全てが噛み合っていてよかった。
ストーリーはピノキオっぽいが、より大人で資本主義的。エンディングの爽やかさ含めてとても好き

ピンポン THE ANIMATION(2014年製作の映画)

4.7

最近再視聴。本当に面白いし、中学生の時この主題歌を一生聴いてた記憶が蘇ってきた

*映画ではなくアニメ

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

変わらぬものの中で変わっていくものをとても綺麗に描いていた。没入するというより、フランス料理のような、場面場面を丁寧に摂取するような映画
とても好き

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーやセリフがシニカルでとても面白かった。が、プロットが強すぎるので、何回も戻ってくるようなものではなく、1回楽しめれば良いような作品。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

netflixで視聴。リアル(?)な暗殺屋の逃走/復讐劇は面白く、派手なシーンが目立つ映画ではないのに飽きさせない作りになっている。と思ったら急なファイトシーンも。
ラストはそんな感じか、と思った。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

昨今の世界情勢的にも、今上映されているのがとても意義があると感じた。戦時中/戦後が舞台の作品は、古い大和魂の美化やプロパガンダチックになりやすいと思うが、そのような表現も身構えてたよりは少なく、観やす>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

やっとOGマフィア映画を観れた。
マスキュリンさを賞賛するわけじゃないけど、やっぱかっこいいと思っちゃうよね、男の子だもん

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン作品初視聴
テンポもAetheticsも良く、面白かった
とにかく色彩が綺麗

トップをねらえ!(1989年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エログロナンセンスとまではいかないが、良い意味でばかばかしく、昭和感を感じる作品。
にしても親が20代の頃の作品なので、時代背景を想像しながら見ると結構面白い。
にしてもスミス誰だったの

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.5

こんなんにニコラスケイジを使うな、と思いつつ爆笑。
個人的霊長類最強ランキングにニコラスケイジがランクインする結果に

1. 吉田沙保里 (-)
2. ジェイソン・ステイサム (-)
3. ニコラス・
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.4

脳を空っぽにして観れる映画を求めて初めて視聴。
作品の半分が経過しようしていた時、急に既視感に襲われ、既に1回視聴済みであることに気付く。
視聴後、サメ映画が気になり「サメ映画 b級 おすすめ」と検索
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.2

インド舞台のハリウッド映画が2009年に作られる、という背景を前提とした作品だと思われる

個人的にはあまりささらなかった

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1

友人の「ポストモダン以降の人の心理描写を表している」という感想がしっくりきた。今の世代の、絶望してニヒリズムに陥るのか、その中に希望を見出すのか、みたいな事を表現している映画。
これが、直感的に、綺麗
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