hushさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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受取人不明(2001年製作の映画)

3.5

当時の韓国の国際情勢を縮図にしたような話に感じてしまった。

映画は意味の手前で、象徴の手前で、ただのものとして認識すべきだ。解釈は映画の広がりを失わせる。

ぼろぼろのビニールハウス、透明な廃墟。そ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

初ケシシュ。
恋愛によって得る全能感。
そして、愛は惜しみなく奪う

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.4

世界の全てを敵にまわしても

君を愛している

お互いにそう思っている人たちの話です。

イヌミチ(2013年製作の映画)

3.6

飼い主役の俳優の顔がなんともいえない。

女優さんの顔もなんともいえない。

なんともいえない。映画でした

LIFE!(2013年製作の映画)

3.0

デヴィッド・ボウイー1969年のヒット曲「スペース・オディティ」

僕がボウイーの中で一番好きなアルバム「changesbowie」の一曲目の曲だ。

それだけで、それだけで充分すぎる。

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

5.0

僕は勇気をもらった
珍獣たちの素晴らしき熱い闘い

劇場内で拍手と爆笑がこんなに起こった映画は初めてだ!

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.5

彼らは決して後悔しない。

今、目の前にいる敵と闘う。

いかに生き、いかに闘い、いかに死ぬか

それが問題だ

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.6

みてるだけで笑っちゃう
ヴァンサンマケーニュ、みっともない、でも、素敵じゃないか!

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

この映画の最も素晴らしいシーンは前向きに心を閉ざすシーンです。

心を閉ざすこともまた、本人の強い意志であるときに、本人にとっては社会のしがらみに対する解放となります。

これが自由意思です。

心を
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.3

今の世界では当たり前だと思われていることが、当たり前でない時代、国があった。

人権はフランス宣言が言うような生まれつきの権利ではない。容易く失ってしまう根拠がないものだ。

今の世界だって混沌と暴力
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ありふれた事件(1992年製作の映画)

4.5

ファーストシーンから心が鷲掴みにされる。快楽殺人は映画の快楽に近い。その恐ろしい主張。タランティーノの『パルプフィクション』でトラボルタが銃の暴発からのめちゃくちゃ笑えるシーンがあるんだけど、その元ネ>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.0

オープニングのタイトルロールがピークです。無限殺人です。あとおっぱいがいっぱいです。

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.8

『親密さ』以来の濱口さんの作品。吉田喜重とみまがうほどの美しい世界。濱口さんは作品から女好きの匂いがするんだけど、この作品をみて、それが勘違いであることを認識した。人と人との生々しい関係。それが映画な>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

3.5

人のセックスを笑え

そこに尊厳とかいらないから

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.1

前回のニコラス・ケイジを超える配役がほしかった。

主役の女の子の垢抜けない感じがいいっす。

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.5

全ては勝利のために

あいつにだけは負けたくない

その強い意志が彼らをドライブする

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.0

3D上映用の明るさがなんとも、、でも、アトラクションが目白押しの作品。個人的には樽の川下りのとこが1番好き◎

スノーピアサー(2013年製作の映画)

5.0

このわくわくする気持ちなんだろう。


思い出した。
スピルバーグの『バックトゥザフューチャー』を初めてみたときの気持ちだ。

あれから、少なくとも4000本は映画を観たけど、今でも僕は映画の力を信じ
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もうひとりの息子(2012年製作の映画)

4.1

ペニスが2本ある男の話です。嘘です。
交換とは人間の根源的な営みです。(言葉、もの、人)その交換ができない社会、人は病んでいきます。この映画はその病んでいる社会の中で交換を行おうとする人たちの物語です
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

5.0

こんなにうつくしい映画があっただろうか。

そして、いとおしい。

子宮がうずきました。

ザ・イースト(2013年製作の映画)

3.8

硬派な社会派の皮をかぶってますが、正統なスパイものです。

ミイラ取りがミイラになるという反転の瞬間は実に映画的です。

エレン・ペイジのやんちゃなロリキャラも健在でした。

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.4

ちょーおもしれー!
ジョニー・トーの中だと1番好き◎やっぱ男は殺しあってなんぼよ

スライディング・ドア(1997年製作の映画)

3.2

ある些細な分岐点から、ふたつの世界の可能性が生まれ、パラレルに進行していく。

ある自分は同棲先で、逆矢口。起業して、自分の新しい居場所を見つけていく。

もう1人の自分は男に浮気されているにも関わら
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.2

20世紀の中で一番頭のいい人の話です。僕はそう思っています。

知性とは認識能力の明晰さの純度が重要です。自分の利害、立場、煩悩を棚に上げて初めて人はものをみることができます。

映画の中のアーレント
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麦子さんと(2013年製作の映画)

3.3

堀北真希をかわいいとここまで思ったのは初めて。ビールをジョッキ飲みしてるとこの顔とのギャップ、いいね。実際にはヘビースモーカーである彼女には是非ともそーゆー役をやっていただきたい。

はじまりのみち(2013年製作の映画)

4.2

ずっと見たかった映画です。ぐっと、ぐっときます。

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.1

人間、相性というものがございます。相性の良い人と食べるとご飯が美味しくなります。

ずっと一緒にいたいと思います。

この映画を観れば、会話が最高のセックスであり、脳こそが最大の性感帯であることがわか
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

スコセッシが帰ってきた。ぶっ飛んでいるんだ。そして、男は虚しく腰を振るだけなんだ。愛すべきくずの悲しさに寂しさに、そして、不屈の精神に。

塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

4.5

藤竜也がいい!すっごくいい!
植木等もじんわりくる。日本の開かれたコメディはここにある。

アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

2.0

すっごい変な映画。アルモドバルのカラッとした映像の質感はそのままで、登場人物も他のアルモドバル作品に出てきそうな変わった方々で。記号化しちゃった感じ。変な作品を作ろうっていう意図が透けてみえてしまって>>続きを読む

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.0

既婚男性の余裕からくる不倫。未婚の僕は彼らには勝てない。ジェニファー・ローレンスがとても魅力的なのに、ダメ男に振り回される度にちょこっとがっかりする。あー恋をしたいと思いつつも、自分は向いてないな、と>>続きを読む