takeさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

若い頃の主人公のビジュアルが広瀬香美そのものってのは置いておいて。

32歳の私には、彼らのような振る舞いはまだまだできない、ひよっこだなーと感じた。

苦しいし、自分だったら何度泣きわめくだろうかっ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

登場人物たちの、人間の思考を巡り巡らせた時に出てくる言葉の数々、心の奥底にある自分でも気づかないような思いを語る言葉の数々に、すごく胸が熱くなった。

夫婦喧嘩の時にはぶらかす妻、すごく嫌だった。
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

なにより音楽。
こんなに心地よい音楽に溢れた作品に初めて出会った気がする。


皮肉たっぷりの映画なのかと思ったら
ハートフルなシーンもたくさんありほっこり。

後半が私には少し難解でした、、

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.0

話の展開にのめり込み、

女性目線の脚本にスッキリ。

このコメディとアクションとシリアスのバランスが私にはちょうどいい。

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

これぞ人間!て感じがして嫌いになれなかった自分は変人なのか?

少しだけ入ってしまった前情報からやばい映画なのを覚悟して鑑賞を始めるが、ん?わかる…とラストのハイライトまでバリーコーガンに同情すらして
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.8

「あなたは犯人ではない」と説得する話って自分にとっては新しい映画体験だった!

犯人わかってからもう少しキリキリ時間味わいたかったなー笑

夢の中の映像が自分が夢で見たことあるような、どこか不思議かつ
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断崖(1941年製作の映画)

3.8

ヒッチコックにしては甘々なラストで、あれーと思っていたがwikiで俳優側の都合と呼んで納得。
ただ、あのラストであってもカスすぎるでしょ、この男。笑

80年前の話でも入り込めるのは、人の心情の変化を
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.7

俺も実家になるべく帰りたくない派!

タイトルやジャケットから
実家に集まった大人たちのドタバタコメディを想像してたが、違ったw


大人になってからの親子の関係って難しいよね。
親だからこそ自分をよ
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市子(2023年製作の映画)

3.9

市子の黒目が忘れられない。
生きる気力が渇望しているのか、溢れているのか。

それにしても若葉さんは悲哀のある役が似合うなー。

自分の周りの人間関係についても改めて考えてしまった。相手のことなんてほ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

切ないなー

逆襲して街の人たちを苦しめる作品とか作って欲しいくらい、、、。彼はそんなことしないだろうけど。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.7

2人の顔の表情が割とアップで丁寧に撮られてるので、そこから読み取ることがたくさんあって引き込まれた。

でも途中からなんとなーく展開がわかってきてしまった笑

詐欺師の話よりももっと深ーい話だったけど
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

3.7

前作のミスコンとFBIの間で容姿で世間の注目を浴び、他人に好かれる自分に戸惑う感じが心地よかったので、今回は別物って感じがした!

ただ話は作り込まれてるし、クスッと笑える瞬間は今作でも健在で、最後ま
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

4.0

サムネでドレスに銃を仕込んでいる写真を見てどんなアクションムービーかと思って敬遠していたが、そんな話じゃなかった!

ラブコメのご都合展開が苦手な人でも、主人公が冷めてるから大丈夫!笑
最後まで、ミス
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パディントン(2014年製作の映画)

4.2

話だけじゃなく、世界観に温かい気持ちに包まれる上質な作品だった。

様々な複合的要素が丁寧に作り込まれた作品だと思った。突然始まるファンタジー的な要素(ドールハウスや家の壁紙)、至るところに現れる楽団
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.7

俺もこんなに気力が湧くような何かに出会いたい!

こんな話見たことない。
人間ドラマなのか、歴史モノなのか、ミステリーなのか特に後半は引き込まれた。

サリーホーキンスの憂いの表情毎回素敵。

なんか
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

映画的なドラマチックな何かが起こる訳ではないけど、最後まで釘付けだった。

改めて性被害を打ち明ける難しさをとことん知らしめる内容だった。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

今年マーゴットロビーの涙を何回見るのだろう。アグリーベティ大好きなので、アメリカフェレーラがあの役なのも胸熱。

バービーの仮面を被った社会派映画。
皮肉の数々に笑い、メッセージにハッとさせられ。
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

王族じゃなくても日々悩んでることだった。
周りのサポートや理解それが僕らセクマイの幸せ。

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.8

ボスベイビーが教訓めいたこと言うところが意外と心に響いた

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.6

動物になりきる職員たちの滑稽な姿を描いたコメディかと思いきや
意外と人情ヒューマンドラマの側面が強かった。

韓国の映画ってコメディでもシリアスに見えてしまうのは何でだろう。

主人公の俳優さん好き。
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

想像してたより深い話のような
想像してたよりB級なような

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.9

これから先の人生で見返したくなる作品。

あんな可愛い見た目なのに、冗談かますし、どこかネガティブで。
マルセルのことがどんどん好きになる。

ストップモーションと実写の境目が全くわからず。マルセルた
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

カミングアウトの描写がセクシャリティのそれと同じなんだよなー。
拒絶されてもはぶらかされても嫌だし。

1の衝撃が強すぎて。少し中盤だれてしまった。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

盗みをする過程は丁寧で面白いけど、胸熱っぽいセリフがあるのに、背景はザッとしかさらわないから薄っと思ってしまった!
スーパースターの共演はとても豪華だったけど、白人女性がメインなのはうーんと思う場面も
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.8

当事者から見てもリアルだなーと唸る映画だった。
この時よりは少しでもマシな世の中になっているかなあ。

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.8

皆が共通の敵と戦う天災モノは、仲間になれる感が好き。

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

4.0

ひとりで寂しい夜にみてほしい!
電気を暗くして映画を再生すれば、自宅のリビングがNYの老舗ホテルのような雰囲気になり、スタッフに温かく迎えられているようなほっこりした気持ちになる。

格式高い超高級ホ
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

予告編が公開された時のワクワクは、心のヒリヒリに変わりました。

それが主題ではないと言われたらそれまでだけど、今この題材を描くのであれば、何か救いが欲しかったなー。だって現実世界が厳しすぎるから。
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

思春期に入る娘と、メンタルが不安定で「父である」ことにも限界を感じている父。色々な意味で最後の夏だったんだろうな、お互いなんとなくそれを感じ取って、大事に大事に過ごそうとしている様子が印象的だった。>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

深ーい話なんだろうけど
映画としては予告編が全てな感じがして
そんなに大きな起伏がなかった。

主人公(OJ)がとても内省的なのがすごく惹きつけられる

NOPEちゃんがなぜあの形なのか。
解説探した
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.1

これから人生につまづいた時に何度でも見返したい。
自宅鑑賞なのに泣いてしまった。

皆が痛みを分かち合って、傷を癒して、それでも未来をよくしたくて…

景色(特にクライマックで増える緑の描写)や静かな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

映画館で見てよかったw
家だったら最後まで見切れなかった気がする…

事前情報からTARのこと大嫌いになるつもりで映画館に行ったのに、意外に感情移入してしまった。意外と笑顔を見せる場面もある。
TAR
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