やっと見られた、嬉しい。バカおもろいやないの!と見たけど、意外と、いや意外でもないんだろうけど、船火事シーンは 『E.T.』のカエル脱走のカオス交錯シーンが真っ先に思い出されたな。スピルバーグもウォル>>続きを読む
前回:2023/11/10 TIFF
再見。クィア設定を設けたヘイ脚色は、決して原作の本質外れたものになっていないな、と。寂しさの自暴自棄から目を逸らさず(ここはヘイさんぽい)、「涙を流しても現実は変>>続きを読む
面白すぎました。大列車追跡と展開は同じながら、スタント数も超絶だし、教典みたいな原点ユーモアの数々も楽しかったなあ。
素晴らしい!星条旗も馬も登場させないテキサス舞台の映画とは。大好き。シェーン・ダーキン映画あるある、発生装置みたいに突き進んでいく人生一直線に対して傍観モードに入るしかできない酷さ。でも、今回ザック・>>続きを読む
想定外すぎる作品で驚いたな…幻視と現実の間みたいなアメリカ小史の風景画がエンドロール前のテロップに時差で紐付いて、思い返せば人間の生々しさが生きていた。「最低に輝き続ける」だよ!
全体の所感としては、ノーランの傑作キターではあった。賞も納得。ただ振り返ってみると、『インターステラー』では、エレン・バースティンの目尻のシワを見ただけで涙が出ちゃう現象が起きたものの、今回は直情的に>>続きを読む
ドゥニおこだわりの画作りは多々の中、個人的にはクリストファー・ウォーケンのアップ×王座の組み合わせにテンションが最急上昇したよね…時は2024年。クリストファー・ウォーケンを大スクリーンで見られる至福>>続きを読む
シュミット版のアマルコルドでよい。あのサミー・フレイは完全なるイケオヂですよ サミー・フレイこそイケオヂと定義されます。
今作もすんばらしい…三宅監督の映画を見ると一駅分でも二駅分でも歩いて帰りたくなる。原作未読だけど、おそらくかなり三宅さんナイズで仕上げてるのではと思える、ロケーション切り取りも人物配置もラジオ音声演出>>続きを読む
最高です。レストアの音響よくなりすぎててチビった。「Burning Doun The House」からすでに潤む。トーキング・ヘッズを浴びるとブルベとかイエベとかどーでもよくなるという概念壊し系の感動>>続きを読む
ハーヴェイ・カイテルがチューバッカみたいな唸り泣きを上げていてとても『天使にラブ・ソングを…』と同じ年に出演と思えない出で立ちでしたね。
再見。淀川さんが紹介するとすれば、「恐ろしい、恐ろしい映画です」だろうと予想される恐ろしさ。おそろしい。あの悲痛な階段落下は、「あっ」と声を上げてしまうほど(紙風船のシーンすごいね)。成瀬『驟雨』にも>>続きを読む
再見。久しぶりにでかスクリーンで見たけど、あのラストシーンって自分的に超怖いと感じるんだよな。『寝ても覚めても』のラストとは似て似つかぬ異様さで、あ、ヤバいとなる。それまでどちらか一方座り姿勢での対話>>続きを読む
最高!最高!ラストよぉ…ものすごくよかったよね…。夏、はやくこいと思っちゃった。ヴァルダの何かの映画に似ている。ブラックの映画の良さってなんだろうと。人工的なんだけど、ごく自然というのが好きなとこかも>>続きを読む
再見。キッチンで義父母が仲睦まじくする姿をレオ様が覗き見るシーンでバカ泣き済。
まさか今の時代に電話番号を書いたメモ用紙で日を跨ぐもどかしい恋愛演出を見られると思わなんで、ナレーションを排した『逢びき』のようなタイムスリップ感ももたらしつつ、音声情報から得られる世情で確かな現在の>>続きを読む
やっと見られました。感無量。最近『VORTEX〜』の中でもアルジェントが見ていたあの名棺桶シーンを見られて感慨深い…いやあ面白かった…久しぶりに目が醒めるホラーを見た気がする。川の向こう岸にただ人間が>>続きを読む
年の瀬にまー気持ち悪くて気持ちいい映画!資本主義の上で特権を得たと思っている人間たちの足場が崩れるありさま、そんな姿を見るにはしっくりな今年こそだから。たぶん。イーライ・ロスは、普通に『スクリーム7』>>続きを読む
小さな火種を絶やさぬような時の流れと人間西部劇(あくまでも枠)がライカートっぽい!と好みの映画だったなあ。持てざる・持たざる者たちの「将来こうなりたいんだ」「いいね」の会話に泣く。いつか自分も土に帰す>>続きを読む
空っぽの部屋でちょっと泣いたわよ…美術班と一ヵ月作り込んだというお家のインテリアがまぁ素敵で…なんだか今までのノエたんとはガラッとちがう生活の証がありましたね。そこが意外でキた。
円熟した武がやるからこそ!な作品だと確かにわかるんですが、自分的にはんー…で、思ってたよりもオーケストラ的な盛り上がりはなく。終始落ち着いて鑑賞。制作上の事情も事前に見知ってたから、断片的な印象も否め>>続きを読む
ヨワヨワな時にこそ、この温かいミルク。監督がしっかりベタ惚れしていてまぁ…お髪かき上げ哀ザックがよく撮られすぎている。『ザ・マスター』みたいな対面プロセシング反則!なんか腑抜けたシーンになりそうなとこ>>続きを読む
フォスス、ウルトラライトダウンに身を包みながら手に持つ銃がまるでトイガンの愉快さだった、おおよそチルドレン…でもルーティン厨に酔い浸る絶妙な大人チルドレンの趣もあり、フィンチャーが描くキャラに適役すぎ>>続きを読む
んん…けっこう、微妙(汗)『グッド・フェローズ』の軽快さと早テンポを排除したような作品だった。『アイリッシュマン 』とも地続いた1本だとも面白く見たが、いやー久しぶりの映画館だったので体感がえらく長く>>続きを読む
ぜんぜん『花束〜』よりこちら派。主役2人(伊藤沙莉、池松壮亮)はべらぼうによかったんだけど、あそこまで『ナイト・オン・ザ・プラネット』にこじ付ける意味がわからず…どゆこと…とはなるも。
序盤にゲームと現実の行き来を見た時点では、スピルバーグが『レディ・プレイヤー1』のラストで教訓にしたゲームと現実のバランスの取り方★みたいに〆るの?と思ったが。プロムガンプが監督する「現実こそリアル」>>続きを読む
再見。どんだけ映画に飽きても、この作品の街中逃走シーンを見れば「映画おもしれえ!!」の感動、再び…。野沢尚脚本なのに、武が9割くらい手入れしたらしいけど、なんか武がメインコントロールで作った作品のが好>>続きを読む