とめどなく溢れる「いい顔」と「いい声」、つまり『カメラの前で演じること』案件だった。
予告編観て心配してたけど思ってたよりはよかった、カメラワークは死ぬほどダサかった。でもアニメーションが挿入されて以降は一転して冴えまくってたから意図的なのかもしれない。
123 分のつもりで観てたら 63 分だった、観る前にランニングタイムがわかってるのっていいのか悪いのかわかんない。
東出・池松・菅田が一堂に会すシーンだけで大満足……
正直に言うと最初は「えっ、これで 2 時間超? だるくない?」と思ってたけど、最後には思ってもみなかった場所に飛ばされてしまっていた。その飛距離よ!
なんだかんだ言ってやっぱりルーフトップ・セッションがいちばん泣けました。
JT 生命誌研究館・主催「ものがたりを生きる: 生命誌を考える映画鑑賞会」にて。
映画が終わってから、映画館を出て街中に放たれた瞬間に『あっ、すごいものを観てたんだ……』と気づかされるまでの、そのタイムラグ。