smatsuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

キネマの神様(2021年製作の映画)

4.3

山田洋次監督にうつる時代には常に古き良きが残っていて感動してしまう。
今の時代を切り取ってもここまでリアルと夢と希望、人の温かさを表現出来るってことは、何事も時代のせいではなく、人に依るんだなぁと。
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少年の君(2019年製作の映画)

4.3

号泣した。
このテーマを扱ったものの中では間違いなく1番の映画だった。
この女優さんすごいなぁ。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.9

覚醒する=サイヤ人的な発想からそろそろ新しいものが出てきて欲しいところだったけど、最後泣いた。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

2.0

つまらんなぁ。
この手の映画で台詞回しもブラックジョークも面白くないというのは致命的なんじゃないか。斬新さも芸術性も特に感じられなく、ただただケリーライカートに黄信号がついてしまっただけの特集になって
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

門脇麦すげぇ。
価値が多様化する中でかつての階級意識も世代が若くなるにつれて崩れつつあるという一種の希望のようなものがやんわりと描かれていて面白かった。あの子は貴族っていうタイトルもどこか他人事のよう
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

サウナで瞑想してる人自分も含め全員ドラーグ人に見えるようになった。フランス語でなんて表現してるかわからないけどあそこまで異形種なものを人という表現を使うところ以外は奇抜な発想で心地よく神話でも読んでい>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

コントやん笑
下北沢、映画にするのもされるのもすげぇなぁ。久々に行きたくなった。
パスタ屋のマスター好きでした。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

菅田将暉演技うま。
マリッジストーリーマイルド版的な。

音楽(2019年製作の映画)

4.1

7年かけて洗練された激ゆる映画。
フェスのシーンの観客とかやけにリアルだなぁと思ったらロトスコープの効果と聞いて腑に落ちた。
舞台挨拶でサインもくれた岩井澤監督いい人だったし是非アニー賞取ってほしい。

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

4.0

浅野忠信しぶかっこよ。
原作観てないからあれだけど、観てて違和感がないどころかかなりスタイリッシュな出来栄えで、成功した実写映画の数少ない作品の一つだと思う。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしき揶揄っぷり。
ヤクザの世界が真っ直ぐなことばかりとは到底思えないけれど、別にそういうことではなくて、どの世界においてもやはり人としての優しさが能力や正義感に優先して第一に備わっているべき教養
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.0

まじで近所しか出てこなかった。
フランスおしゃれというぼんやりしたイメージを与える映画とは対照的にスーパー地元密着型。
良い意味で別にフランスパン持ってんのおしゃれじゃないんだなぁと思ったし、逆にコー
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落穂拾い(2000年製作の映画)

4.0

映像としての落穂拾い。
地に足ついた洞察が深く面白い。
毎度の取材の戦利品がえぐい。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

よくわからんがおもろい。
クリストファーノーランは昔より最近の方が好きだなぁ意外にも。

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

4.1

ごっつええなぁ。
みんないい奴。
良さがわかるかはわからんが小6くらいで観たかった。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.8

クンフーが絡むとおもろすぎる。
寅さんの登場は熱かった。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.3

移入が完全に整っていたので案の定ラストに全て持って行かれた。
男子の友情ってsunnyとかで描かれているような明示的なものではなかったりすることが多い気が個人的にはしていて、その点がすごくしっくり来る
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.4

これが遺作ってやっぱり映画監督って凄いなぁと感嘆しかなかった。
歴史の授業を習うより、歴史の伝承の重要性がよくわかる。
「観客が見物客気分では何も変わらない」「恋人を手繰り寄せるように平和も手繰り寄せ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

これでもかと言われんばかりにフランスのプライドを魅せられた感じ。
目線とか表情の動きに終始引っ張られっぱなしで、明示的なセリフや動きがなくてもこれ程の表現ができるものかと感嘆した。自然や食卓のシーン等
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

登場人物それぞれの個性のチョイスと描く分量が特に秀逸だと思いました。
劇中では一般論を皆が押し付け合っているけれど、蓋を開けてみるとこの映画自体は真逆の主張になっているところに驚いた。ポーリーヌver
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

孤独と自然とアートは親和性が高いんだなぁ。一人旅がよく自分探しの旅に準えられる理由が腑に落ちた。最後、緑の光線見た時が今日一のテンションだったのは笑ったし、結末どっちなのかわからない風の演出も含め少し>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.3

まじでかっこよ。
ゲイリーオールドマン好きになったし、他のキャスティングも素晴らし過ぎたし、久々のフィンチャーだったけどやはりさすが過ぎた。
細かいところよりも映像含め色々なカッコ良さの方に引っ張られ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.1

凄いもの見た感。
三つ巴の戦いになることをちょっと期待したけどなかったのが残念。けどそれでよかった気もする。
最初と最後はホドロフスキー映画の観てる感じ。

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

4.0

鉄道運転士について初めてこんなに深く考えた。映像も展開も映画として素晴らしかった。
犬とおっさんの光る名作。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

岡田くんさすが。イケメン過ぎて1番合ってないんじゃないかと懸念点だったけど1番よくできていたなぁ。
ただ尺的にやはり厳しいか。

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.9

昔も今もあんまり変わらんのが、微笑ましかった。
ジャズフェスティバル行きたい。