甘太郎さんの映画レビュー・感想・評価

甘太郎

甘太郎

映画(30)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 30Marks
  • 53Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

4.0

バカリズム脚本のWOWOW作品。その劇場版。
井浦新さんとのWキャストというのもあって気になっていた。
バカリズムの笑いがサスペンスの土台の上に乗ったらこうなる、というの堪能できた。
ストーリーもわか
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

まずこの作品に出てくる音楽、映画、本、人物、お笑い、ラジオなどのカルチャーやエンタメは自分の趣味と重なる部分も多かったし、主人公の2人と同世代ということもあって楽しく観れた。
が、そういう意味では劇中
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2

藤原季節と細川岳の芝居がとてもよかった。
学生時代の爆発的な青春が大人になってからのくすぶっている描写によってより輝いたものにみえた。
それでも「お前なら大丈夫」という言葉が背中を押す。
佐々木はずっ
>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.0

アイヌ民族の文化や伝統と現代の動物愛護の精神性の中で揺れる少年の心をうまく表現していたと思う。
ラストの見せ方も好きだった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.8

Dolby Cinemaで鑑賞。
封切りされたのが1988年。原作が週刊ヤングマガジンで連載開始したのが1982年。
作品が誕生してから40年近く経ち、作品の舞台である2019年に現行世界が追いつき、
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

1980年代に実際に起きたグリコ・森永事件をモチーフに描かれた重厚かつ骨太な社会派ミステリー。
そもそもの情報量がとんでもなく多い。
その連ドラの尺でやるような膨大な情報量を140分という時間に一切の
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

テレビアニメシリーズに増して素晴らしい作画演出だった。特に後半のバトルシーンは凄まじい。
製作陣の熱量の高さにも声優陣の熱演にも心から賛辞を贈りたい。

このコロナ禍において映画業界も冷え込む中、これ
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

90年代半ばのロサンゼルス。
13歳の主人公は自由でクールな不良少年たちと出会い、スケートボードで友情を育んでいく。
家庭環境や友人関係に対する悩みや苛立ち、未来への不安。そして希望、夢。
それらが当
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

ノーラン節炸裂。
映像と音楽が脳に直接ぶち込まれた感覚。
鑑賞後の疲労感。
まさに映画館で観るための映画。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.6

久しぶりに鑑賞。
初めて観たのは10年以上前。
それ以来何度も観返している自分がSF・サイバーパンクに傾倒するきっかけになった作品。
世界観、映像、音楽、台詞回しどれをとっても最上級。
もしスクリーン
>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.0

心がホクホクとした。
外伝というだけあってテレビアニメシリーズのサイドストーリー的な作品。
映像は相変わらずめっちゃ綺麗。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の周りに対する憧れや劣等感が自分と似ていて強く共感した。
なりゆきで始めた茶道が彼女にとって大切なものになってゆく様子が四季の移ろいとともに美しく描かれていたと思う。
「日日是好日」という言葉は
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

数えきれないほどのオマージュやパロディの数々。
すべてのエンタメに対するリスペクトが溢れていた。
そして現実だけが本当のリアル。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

今敏監督没後10年の特別上映を出町座にて。久しぶりの鑑賞だったが劇場でみるのはやはり格別だった。今監督の描く世界観と平沢進さんの音楽でぐいぐい夢の中に引き込まれてゆく。
小学校低学年くらいの子がお母さ
>>続きを読む

NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.5

細野晴臣さんのファンは必見のドキュメンタリー。細野さんのチャーミングかつユーモラスな人柄が垣間見える。
ファンでない人がみても細野さんという人間に興味を持つきっかけになる作品だと思う。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督の作品はどれも難しくて理解しきれないのだけど、それでもぐいぐい引き込まれて手に汗握る。ストーリーも映像もとにかくすげーってなる。
ノーラン監督の頭の中を覗いてみたい。

メメント(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ノーラン監督の初期の作品。記憶力が10分ほどしか持たない男が写真とメモを頼りに妻を殺した犯人を追うサスペンス映画。カラーとモノクロのパートが交互に展開していくが、徐々にカラーが時系列が>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ナチス政権下のドイツが舞台。ヒトラーを敬愛する少年がユダヤ人の少女と関わることで生まれる葛藤と成長を描く。悲痛なシーンもあるけれど、ラストは明るく終わっていくので観たあとの感覚も重たくはない。好きな映>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

定期的に観ているけど、岩井俊二作品で1番好きな映画かもしれない。
最初のシーンがとにかく綺麗で心掴まれる。
中山美穂さんの一人二役が秀逸。

初恋(2020年製作の映画)

3.8

東京に向かう夜行バスの時間まで何か映画でもと思い、時間が合ったこの作品をチョイス。久しぶりに三池崇史さんの作品を観た。楽しめた。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.2

ヨーロッパ企画のSFものと聞いてこれは観ねばと思った。観てよかった。きっとヨーロッパ企画にしか撮れない作品です。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.8

宮崎駿作品大好きな自分にとって、生まれる前に公開されたこの作品を映画館で観るということはひとつの夢だった。夢が叶った。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.8

リバイバル上映で映画館での鑑賞。DVDで何度も観ていたけど、やっぱりいい作品だなと思う。映画館で観れて良かった。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

10代の頃からDVDでたぶん50回くらいは観ている大好きなジブリ作品。公開されたころは小学校低学年だったのでコロナによるリバイバル上映で念願の映画館での鑑賞。最高のひと言に尽きる。帰りはサウンドトラッ>>続きを読む

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出町座でリバイバル上映があると知って観に行った。細野晴臣さんの音楽がとても良い。物語自体は淡々と進むので退屈に思う人もいるかも?宮沢賢治の原作を読んでいないので、一度ちゃんと読んでみたいと思った。

音楽(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

制作期間は約7年超、作画枚数は40,000枚超の個人制作映画と聞いて興味が湧き鑑賞。声優陣もゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんや岡村靖幸さんなど好きなミュージシャンがキャスティングされていたのも観たいと思っ>>続きを読む

チィファの手紙(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二監督の中国映画。
中国版の『ラストレター』というのを知って鑑賞。
あらすじはラストレターほぼ変わらなかったが、それでもとても心に沁みた。
好きな映画がまたひとつ増えた。

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

小寺さんのまわりにいる人たちが彼女に影響され変わっていく様子が比較的淡々と描かれる。観てて元気が出た。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

テレ東の佐久間Pが勧めていたので鑑賞。
1日限りの楽しい青春映画。ふとしたとき、また観たくなると思う。