男性版の『人魚姫』。
この監督だけに、不気味な怖さがありそうで嫌遠していたけど、意外と軽快で楽しめた。
隣人の画家や同僚のゼルダの存在が◎。
コメディ風で緊迫感ゼロだけど、第二次世界大戦前の作品だから、色々と意味深なストーリーで楽しかった。
列車内でのミステリーはワクワクする。
凄い殺し方。リンチのシーンが無くて良かったけど、遺体がその酷さを物語ってた。
普通に考えて異常者の犯行。リンチ犯の奥さんも自意識過剰のソシオパス。南部には行きたくない。
ボボ。怖くて、痛くて、苦し>>続きを読む
ヴィオラ・デイヴィス目的で鑑賞。
仲間はずれ達が個性を生かして団結していくのが可愛いかった。
途中で気付いちゃったなぁ。
『配役が変われば見方も変わる』
同じ出来事をドリア版とローラ版で繰り返されてから、転がるように真相が明るみになってくる。
ヨークシャーの牧場を1人で切り盛りするジョニー。母は昔に出て行き、病気の父は無愛想で、祖母は何かと小言ばかり。
荒れた性格のジョニーだけど、実家を見捨てず、黙って父の介護をする優しさもある。
神様が>>続きを読む
時代設定もよくわからないし、ゲオルグが何から逃れようとしているのかも曖昧。
最大の謎はマリー。何がしたいのか・・・
男の人を取っ替え引っ替え利用している割に悪びれていないし、短期間で長年の恋人みたい>>続きを読む
面白かった。
全体的に悲観的だけど、音楽も映像もオシャレで、皮肉を効かせた会話が上質。
黒人をステレオタイプで定義する社会に抵抗する作家。トラッシュ文学で有名になる事を嫌い、抗う姿が滑稽。長いものに>>続きを読む
ブルーノのリュシルへの思いは伝わるけど、リュシルはブルーノを信用していない感じがして、悲恋物語には思えなかった。
ドイツ占領下のフランスなのに英語なのが残念。
破茶滅茶。
キャストは常にテンション高めで、音楽隊が奏でる音楽や、爆撃の爆発音が賑やかすぎて、ついていけない。
『昔あるところに国があった』
今は無きユーゴスラヴィア出身の監督が、祖国を想い作った映>>続きを読む
人気レストランの賑わいや忙しさに臨場感があって、ライブで見ている感覚。俳優さん達の演技も凄く自然。
ただ、90分ワンカットで撮影する事に意識し過ぎたのか、ストーリーがいまいち。
酷いシーンが多くて、しんどい。
白人がアボリジニ、女性や子供までも平気で殺して好き放題していた時代。腹が立ち過ぎるので、精神的に良くない映画。
リメイク版も好きだけど、オリジナル版の方が善と悪の区別が単純で面白かった。
往年の映画っぽいラストのシーンがカッコ良い。
ただ、人種差別・女性蔑視の表現が多くてビックリする。
恥ずかしながら『ゴドーを待ちながら』の戯曲を知らなかったので、囚人の感情が分からなかった。
結局、待つだけでは幸せにはなれないって事?
文学で人生観が変わるぐらい熱くなれる人達を尊敬する。
ティッシュとファニーの純愛と人種差別を柔らかく描いた作品。
2人の愛の軌跡の回想シーンが多くて、なかなかストーリーが進まない。
疑わしい証拠を回収するために、奔走する警察署長。
絶対的不利な状況にハラハラする。
期待していたより面白かった。
ワンちゃん達が可愛いのと、少年アタリの勇気に感動した。
日本の描写に違和感があるけど、馬鹿にした風では無いし、色々と調べて描いているので好感がもてる。
必要に応じて、色々なジャンルの音楽を無表情に演奏をしている姿が滑稽。
悪徳マネージャーと唯一の追っかけファンが異常。
ブルース・ブラザーズが観たくなる。
女戦士アゴジェ達がハカみたいに舞う姿や、戦闘のシーンが迫力満点。
黒人が黒人を奴隷として売っていた時代。身体にも心にも傷を負って戦うアゴジェが格好いい。
今の時代の風潮をドラマ仕立てで論じている感じ。
ホームパーティのシーンが多いのと、罪悪感もなくW不倫をしている夫婦が印象的。
邦題のつけ方に問題があると思う。
軍の闇を暴く法廷ものかと思ったら、正義の特殊部隊話だった。
話が二転三転するので、把握するのが大変。
女性を助けるために、違法に中絶を施してたヴェラ。
無欲で、万人に対して思いやりがあり、優しい妻で母なのに、中絶を施術する過程が淡々としていて、術後のケアもしないのが意外。
ヴェラ自身の過去が描かれ>>続きを読む
社会問題を問いかける軽いタッチの作品。
主人公のステュワートが何を考えているのか分かりづらいのと、刑事の息子を使いきれていない感じとか、諸々、中途半端。
結局、弱者を助ける白人の映画。
難しい問題なので、どう受け止めて良いのか考えさせられる。
極端な考え方は危険で、ナチスみたいな世界を、また、作りかねない。移民を受け入れるのは寛容に思えるけれど、制度を整えてないから、国民と移民に不>>続きを読む
震災から生き残っても、生き抜く事が難しい社会を見せられた。
不正受給者を無くし、生活保護を本当に必要としている人に行き渡る社会になるには、一朝一夕では難しい。
阿部寛と林遣都のセリフが聞き取りにくい>>続きを読む
飼い主達がエゴ丸出しで呆れるけど、ワンちゃん達が可愛いし賢くて楽しめる。
ワンちゃん目当てで鑑賞したのに、出番が少ないし、殺戮ばっかりでグロすぎる。
伝説のジャズマン、チャーリー・パーカーの伝記映画。
3時間弱、ほぼジャズのセッションが流れるので、ジャズ好きには堪らないかも。
奥さんの髪型で過去と現在の区別はつくけど、結構、頻繁に回想されるので難>>続きを読む
紳士服店だけで展開するので舞台劇みたい。
最後、もう少し化けてくれたら面白くなったのに・・・『ユージュアル・サスペクツ』のカイザー・ソゼを思い出した。
静かな映画だけど、衝撃を受ける展開もあって、なかなかサスペンスフルな人間ドラマだった。
世間のしがらみを捨てるため、他人の人生に成りすまして生きていくのって、どんな気持ちなんだろう。解放されるのかな>>続きを読む
ペトルーニャには同情できない言動がありすぎて、応援しにくい。
確かに伝統儀式に女性が参加できないとか意味不明。だからペトルーニャの規律無視で幸せを求める行動はスカッとする。
出演者は一人。車の中の電話のみで最後まで突き進む。
全てを捨ててまで、正しいと思う事を実行する主人公だけど、もう少し上手い方法がある気がする。
ワン・ナイトの代償が大きすぎる。
愛する人の最期を見送りたいだけなのに、警察を含め、遺族から酷い仕打ちを受けるマリーナ。
それでも気高く前を向いて歩き始める彼女が最後に『Ombra mai fu』を歌うシーンで、オルランドへの愛がわ>>続きを読む
コメディを期待してたんだけど、静かで心理的なドラマだった。
孤独になって初めて自己猛省するヤクブ。
ヤクブを静かに支えるイマジナリー・フレンドのハヌーシュ。
見た目はタランチュラだけど、何故か次第に>>続きを読む
コメディー要素もサスペンス要素も中途半端で退屈。
ヒッチコック映画のオマージュ的なシーンが多々あり、それなりの雰囲気はあるんだけど・・・残念。
静かで哀しいストーリー。
戦争で子供達を失った3家族が、何もなかったかのように振る舞う姿が気高くも憐れで、ドキドキする。
メイドのジェーンと貴族のポールの関係も、クールだけど儚くてハラハラした。