tatuさんの映画レビュー・感想・評価

tatu

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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.1

大学のサークル勧誘で知り合った女性2人が友達となり、過ごしていく。コタニはちょっと面倒くさい性格、スミレは落ち着いた感じに見えるが、独特の価値観と性格。東日本大震災と結びつくが、ストーリーとしてはそち>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.2

スパイという言葉はこの映画と関係ないと思った。
何故スパイの妻という題名なのだろう??
結末を迎えてスッキリ感はあまりない。
ストーリーも、箱詰めされた妻が余りに冷静で不自然だったりして、現実見がない
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北の国から 2002遺言(2002年製作の映画)

4.0

内田有紀の役柄がとてもいい。
人間生きていればなんとかなると思わせてくれる。
携帯の文字交信など、当時の流行を取り入れている。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

なりすましをモチーフにしている。
自分の出自を隠したい人やコンプレックスを持っている人が違う人生を生きたいと過去を隠す。
何も知らずに関わった人は悩む。

大脱出2(2018年製作の映画)

1.0

ストーリーがチープ。アクションも中途半端。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

絶望するようなシベリア抑留の中でも楽しみを見つけていた。何度もダモイを果たせると思われたが直前で阻止されてしまう。そんな方々が大勢いたのだろう。

わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

昭和40年代の裕福な家庭の感じが出ていた。ボケ始めたおばあちゃんを息子、孫の立場から見る。息子は母親にすてられたと思っていたが、母の本当の気持ちを知ることになる。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.4

夫婦で結婚詐欺を行うが松たか子の心理がわかるような、わからないような感じ。
有名どころの俳優が揃っているので役柄の個性はあるが、ストーリーが出来すぎの感じがあった。

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.3

仲代達矢の役柄の個性が生きてた。バカだけどピュアでそれゆえ強い。正に役柄の中で山本圭のセリフ通りと思った。

改めて考えて見ると、何故、鬼龍院花子が題名になってるか不明。森鴎外の山椒大夫と同じことか?
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蒼き狼 地果て海尽きるまで(2006年製作の映画)

2.7

お金かけてる割にはストーリー含め余り感動がなかった。反町隆史の演技が行き過ぎているように感じ深みが感じられなかった。ストーリー含めもっと泥臭いのでいいんじゃないか。綺麗にまとめ過ぎてる感があった。
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

ダニエルグレイグの007他の作品に比べるとイマイチ入り込めなかった。
ストーリーの必然性が乏しかったからだろうか。
アクション、爆破等は凄いのだが、そのすごさがちょっと違うと思った。

クレオパトラ(1934年製作の映画)

3.6

クレオパトラの人生がまとめられている。シーザーとアントニーと恋仲になりローマから裏切り者扱いされたアントニーの後を追って、毒蛇に自ら噛まれ自殺する。

1935年アカデミー賞を受賞

最初クレオパトラ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.4

ハンフリー・ボガートのセリフがいい。
有名となったセリフや皮肉など、一見クサイセリフだがマッチしている。
昔の映画はそういう所に特徴がある。フランスがドイツに攻め込まれている時代のカサブランカでの微妙
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

テレビて放送していたのでたまたま観た。
オードリーヘプバーンの気品と存在感はまさに王女にピッタリの役柄だった。

ローマの街に出かけ、戻ったときに自分を取り戻したかのように周りの人達に接するのが印象に
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狂った野獣(1976年製作の映画)

2.9

1976年の映画。色んな面で70年代の映画であるが、ちょっと惹かれるものがあった。
当時としても??がある映画だったと思うが世相や時代を感じる事ができた。

無駄に多いカーアクション。必然性のない激突
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.7

母に迷惑をかながら堕落した大学生活を送る。悪いなと心の中で思いながらも抜け出せない。母は息子を信じ、息子が卒業した事が一生の喜びとなった。
年老いた母は息子を頼りに上京し、そこで一生を終えた。破天荒な
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.6

アメリカとイスラム戦士が組んでソ連と戦う。
冷戦の最後にソ連を思いっきり悪者にしている。しかも今では考えられないムジャヒディンとの共闘。
ランボーは思いっきり弾丸と爆弾付きのボーガンをぶっ放す。
すっ
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評決(1982年製作の映画)

3.9

被害者を見て突然正義に目覚めた弁護士。正義と言う言葉がキーワードとなる。途中、窮地に追い込まれ投げ出しそうになる弁護士の苦悩が人間らしく感じた。
追い詰められたときに行動を起こせる人と諦めてしまう人の
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天国の本屋〜恋火(2004年製作の映画)

3.1

玉山鉄二と現実世界の竹内結子の繋がりがもう一捻りあったら面白かったように思う。
ファンタジーであるが現実世界に戻ったときになぜあの丘にピアノがあるのか。細かいこと気にしてはいけないなぁ。
香里奈が戻っ
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.8

戦争に出征された方は、無事帰っても表面上は平静に見えるかもしれないが心に深いキズを負うのだろう。

修は科学に取り組む純粋さが現れていた。
戦時中の家族の中で葛藤を抱えながらも取り組んでいる。兄の死や
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利休にたずねよ(2013年製作の映画)

3.0

小説を読んでから鑑賞。小説のエピソードを選択して物語としている。小説のきめ細やかさが感じられなかった。信長、秀吉ともキャラに違和感を感じた。利休の鋭い切れも感じられずボヤケた感じがした。小説が良くて見>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

もともと流されやすい性格である主人公がゲイの世界へ引きずられていく。その為、女性との恋愛もことごとく破滅してしまう。そんなもんなんだろうか。特殊な恋愛感情は抜け出すのが難しいのか。他人事としてはアリと>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

グロい。神楽坂恵出演。吹越満出演。
でんでんの演技力とパワーに脱帽。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.5

少しグロい。神楽坂恵出演。水野美紀出演。

さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

3.5

覚せい剤で身を破滅させる男の物語。短絡的で気の短い男であったが、そこが魅力となりジュンコと付き合う。親兄弟は振り回される。
しかし覚せい剤で精神がおかしくなる。
根津甚八はその個性を演じ切っている。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.1

ホテルのコンシェルジュとベルボーイの信頼関係が強い。高価な絵画を遺産として相続相続することになるが、逆に狙われる事になる。コメディ要素もあるが、戦前のヨーロッパの独特の雰囲気と世界観がある。

紅の豚(1992年製作の映画)

3.0

ポルコは自分の生き方に自信をもっていた。そういう人(豚)は愛される。

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.2

いきなりカーアクションから始まりアストンマーティンがボロボロになる。今回はボートアクションあり、飛行機アクションありと満載でした。悪役の存在感と不気味さは前作カジノ・ロワイヤルの方が数段上だった。
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めし(1951年製作の映画)

3.5

昭和二十年代のサラリーマン家庭を描いている。原節子が妻の日常の生活に疑問を感じ始めたところに、旦那のめいが現れ放漫な性格に我慢できず、大阪から実家の東京に帰る。しかし夫は意外にも優しさを持っていた。旦>>続きを読む

細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

3.2

大物女優が美しい着物を着て紅葉の中を歩く姿が奇麗だった。昭和十年代の上流階級の家系にある本家、分家のしきたり、家族内での当時のよくあったであろうトラブル、当時の価値観が垣間見れた。吉永小百合は不思議な>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

グスタフの切なさが表情や仕草に現れている。タジオの何気ない視線や薄笑いがグスタフの心を乱す。ベニスの町並みやサンマルコ広場が美しく描かれる。しかし疫病を消毒する町は不気味な感じ。深い意味ではグスタフの>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

ジェームスボンドのプレッシャーをものともしない精神力とギリギリまでチャンスを待つ冷静な判断がストーリーや演技から伝わってくる。
悪役のマッツ・ミケルセンは独特の雰囲気を醸し出していていい。
ストーリー
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.3

かなり前に見てから久しぶりに鑑賞した。以前、映像やストーリーに感動した記憶があったが少し薄れていた。登場者のキャラがよく練られている。

日本統一(2013年製作の映画)

3.0

山口祥行の暴れん坊ぶりが上手い。ストーリーはこれからといった感じ。白竜はいつもの感じ。巻数が多いのでもう少し見てから継続するか決めようと思う。

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.5

久しぶりに映画館で鑑賞した。真珠湾攻撃でのアメリカ艦隊が破壊される様子や戦闘シーンの迫力が凄く、映画館で見て正解だった。アメリカ映画であるが日本側を悪者とすることもなく、戦争で命をかけた人たちへのリス>>続きを読む

霧の旗(1965年製作の映画)

3.2

倍賞千恵子の鉄仮面ぶりが主人公の個性と思い込みの激しさを表現している。犯人は主人公だったという大ドンデン返しを期待したがそうならず残念。太陽に吠えろの山さんが出ていて時代を感じた。東京の昔の町並みや車>>続きを読む