てまりだまさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

てまりだま

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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.5

例外の出来事が起こった際にどう行動するか。憧れや期待ではなく、現実どう受け止め対処するか。国家としての動きを滑稽に遊んでいるところや、軍がこれでもかとカッコよく映されるあたり特に10式が並ぶあたりは画>>続きを読む

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

4.7

ポールダノが出るということでリスト入りした作品だったが、そもそもの題材が難しく、切なく、狂気に満ちていた。すんなり入ることができたのは、俳優達の演技と音楽の素晴らしさ。ビーチボーイズを聴いたことがなか>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.3

予想外。
ここまでのめり込むとは思わなかった。所々入る唄に味がある。
女が虐げられる時代、駆け込んでくる女を受け入れる寺。微かな恋心。古来の家、畑、薬草。
配役がとても良い。樹木希林さん、木場勝己さん
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.2

心に温もりが感じられました。
ちょうど精神的に疲れている状態で無意識に頭を使わないで見られる映画と思いレンタルしました。
見始めてから子供みたいに音で笑う、間で笑う。自分が本当に疲れていたんだなと俯瞰
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

2.9

面白い!
アーティストは平凡な人生を歩んでいると腐る。犯罪を肯定する気はないけど。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

心が痛くて涙が止まらない。
わたしの宝物。
突然歌い踊りだすミュージカルを現実の世界で起こる妄想として描いている感覚が心地よかった。カメラの角度も、監視カメラから覗いてるような緊張感があったからこそな
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

2.0

初ラースフォントリアー監督作品。
最初のスローモーションシーンから生半可な気持ちじゃだめなやつやと思ったらそんなことなかった、後半にいくにつれてその後悔を塗りたくり尽くす。個性的な残虐なシーン(内面を
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

2.8

宇宙、神秘、女性、靴。
女性達の身体は神秘でありしなやかであり未知の存在。靴により女性達の感覚が変わり、より美しく大胆に可憐に変化していく。
女の私からみてもダンサーの裸体には釘づけになる。ほんと綺麗
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マドモアゼルC -ファッションに愛されたミューズ-(2013年製作の映画)

3.7

スエットを着ないように、綺麗になりたくなる映画。
ドキュメンタリーとして、嫌な空気感も彼女の人間性も垣間見える。半分を母として、時にスタッフに気を使う映像も、本当に自然な表情を見せる。
世界は派手で、
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.4

アデルが青い波に包まれて泳ぐ様が、とても美しく本能的。
アデルには台詞が存在したのかというほど自然な演技に、どれだけ作りこんだのか。

パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

過去の夢、頭の中でみている夢、化学という名の中で人の創造する繊細な部分を解明していこうとする。
パプリカを観る前に、監督である今敏さんがお亡くなりになっていた事実を知った。この作品を観て、故人である監
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

人との接し方、関わり方をしらない世代と、関係性を築き、相手を思いやる世代との、時間の捉え方、流れ方に差がある。足踏みをしているんじゃなく、まず一歩前進するように。今の70代は、20年前の70代じゃない>>続きを読む

X-ミッション(2015年製作の映画)

4.1

刺激的。
CGなしでここまでの画が撮れるのか!と興奮しっぱなしでした。数秒で目が全画面を追ったか追ってないかのところで切り替わる画に心がおどりました。映像美、肉体美。人の葛藤や想いの強さ、そういうと
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

2015年誇るべきスパイ映画。
選曲も良いし、良いところで裏切ってくれるこの映画のセンスにエンドロールで拍手したい。劇場再演されたら無理にでも観に行きたい。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.4


migliore offerta
わたしはこの題名の方がしっくりきます。映像美とジェフリー・ラッシュの演技での評価ということで。
内なる神秘性を求めるあまり、つい築き上げてきた時間を見失う。
何回も
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ロック&ロール たった2匹の強盗撃退最強ミッション!!(2015年製作の映画)

3.6

ホームアローンの犬バージョン。
いいなと思うのは、泥棒役の独特な演技と、犬たちで作り上げられる映像。面白くて、可愛らしくて、和みたい時、心に余裕があるときに観るのがいいかな。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

実在した博士を題材にした作品なだけに、綺麗に描いた壮絶な物語。多感な時期から残酷な病気を受け入れていく過程は本人よりも囲む周りの心情に眼がいく。どこにぶつけたらいいのか分からない怒り。本人の感情よりも>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

1.8

仮面をかぶると自分でいられる。

精神病院って、どんなところなんだろう。悩みを抱える人達の才能が折り重なると不思議と愛される曲が生まれる。
自分の限界の焦点を音楽に合わせて、仲間や人を愛する受け入れる
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